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久米仙人の言い伝えの真意
神通力を使い飛びながら修行中の久米仙人が 上空から川で洗濯する女の生足を見て墜落した という伝説は何を言い伝えたいのでしょうか? 久米仙人のような偉人もエロ心は持っている、か 真剣な修行中に女に色目をつかうと痛い目にあう、か どちらも、か その他、かどれでしょうか?
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久米仙人の話は、修行僧というものは、女などの欲望など、俗世の煩悩に惑わされ易いものだ。悟りを開こうと思ったら、一心不乱に修行することが肝要だということの戒めだと思います。実際、久米仙人のその話の続きでは、修行によって神通力を取り戻すのですから。 これは次のようにも言い換えることができます。 男というものは、女の色気に惑わされ易いものだ。何かを成し遂げようと思ったら、女にうつつを抜かしていてはいけない。女の色気に惑わされることなく、精進することが大切なのだ。時には修行僧のように、己の煩悩に打ち勝ち、目的に向かって突き進むことをしなければ、世の中で大成することはできないだろう。 余談ですが、久米仙人はドラゴンボールに出てくる、女好きの亀仙人のモデルかもしれませんね。(笑)
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- ichikawa2017
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>何を言い伝えたいのでしょうか? 久米仙人の逸話というのは真言宗の久米寺の開基にまつわるエピソードです。 これが久米寺の開基とは離れて今昔物語などの取り入れられて広まったお話です。 このような経緯からすると何か教訓のようなものを意図したお話とは考えられません。 久米寺は仏教寺院ですので開基のエピソードに加えたのは道教の基になった神仙思想よりも仏教の教えの方が優れているということを言いたかったのではないのでしょうか。 あるいは修行というものを同じようにして到達する仙人よりも僧侶の方が徳が高いということを久米寺の僧侶が示唆しようとしたお話とも考えられます。 今昔物語に限らず物語などでは作者(編者)の意図とは別に御質問のように読み手が教訓のようなものを付け加えるということは良くあります。 この場合は読み手の物の考え方や境遇や時代背景によって変わってきますので御質問への回答はその他ということになります。
お礼
詳しくのご説明をありがとうこざいます。
- SPS700
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その他、かどれでしょうか? 助平爺さんは仙人になれないよ。
- kaitara1
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どんな妄想を抱いていても機会があれば正気に戻れるということでは。
お礼
ありがとうございます。
お礼
よくわかりました。ありがとうございます。