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質問者が選んだベストアンサー
先ず、小球を水平方向と角θ+30°をなす方向に初速度v0で投げ上げると考えると、三角関数の加法定理が係わってくることにもなり、手計算で解くことができなくなります。 そこで、発想の転換が必要になります。 斜面に平行なv0の成分はv0×cosθ、斜面に垂直なv0の成分(上向きを正)はv0×sinθ よって、重力加速度gについても同様に考え、斜面に平行なgの成分はg×sin30°=g/2、斜面に垂直なgの成分はg×cos30°=√(3)g/2 これから、経過時間をtとすると、 斜面に平行な速度成分:vx=v0×cosθ-gt/2 斜面に垂直な速度成分:vy=v0×sinθ-√(3)gt/2 小球が斜面上の点Rにおいて、斜面に対して垂直に衝突したので、 vx=v0×cosθ-gt/2=0→t=2v0×cosθ/g このとき、真上への投げ上げの場合と同様に、 vy =v0×sinθ-√(3)gt/2 =v0×sinθ-√(3)g/2×2v0×cosθ/g(t=2v0×cosθ/gを代入) =v0×sinθ-√(3)v0×cosθ =-v0×sinθ の関係が成り立つので、 2v0×sinθ=√(3)v0×cosθ よって、tanθ=sinθ/cosθ=√(3)/2(cosθ≠0)
お礼
丁寧な回答、まことにありがとうございました。