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イギリスがスペインを負かした海戦は日本海海戦に似て
いたのでしょうか。その後の両国の力関係にはずいぶん違いがあるかもしれませんが、海戦そのものの意味には少し似たところがあったのかなと想像しています。
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> イギリスがスペインを負かした海戦は日本海海戦に似ていたのでしょうか。 似ていると言えば、似ていますね。 が、国際政治的には全く似ていません。 当時の日本海軍は、ロシア艦隊と平等に戦う戦力はありませんでした。 幕府崩壊から、未だ約40年ですからね。 イギリスの援助があっても、未だ未だです。 では、何故勝利できたのでしようか? これには、日の沈まない帝国であった大英帝国の政治的な援助があります。 当時、大英帝国が支配していた大陸・島へのロシア艦隊の寄港を拒否したのですね。 ロシア艦隊としては、ロシア出航後に「食料補給・船員の休憩」をする場所が無い訳です。 戦艦には、弾薬とは別に「大量の食料・飲料水」を積む必要に迫られますよね。 つまり、各艦船は「重量オーバー」で速度が遅い。機敏に動けない。 つまり、戦艦には「弾薬が、通常よりも少ない」状態。 つまり、ロシア艦隊乗組員は「ロシア出航後、上陸していないので疲労困憊」。 イギリスがスペインの無敵艦隊を破ったのは、力と力の総力戦。 対して日露開戦は、政治力の総力戦です。 もちろん、当時の海軍首脳の戦術も重要でしたが・・・。
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- jkpawapuro
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私もトラファルガーは詳しくないですが、一致点と相違点を挙げてみましょう。 一致点 海洋国と大陸国の制海権をめぐる激突 兵力は大陸国側の海軍が優勢 海洋国が我が砲の技術、あるいは炸薬性能で優勢 海洋国が勝利 大陸での兵力(陸軍)は大陸国が優勢のまま 相違点 日本海海戦は大陸国側が海洋国側の側面に突撃・トラファルガーは逆 開戦後の陸戦はロシアは満州で撤退、ナポレオンはアウステルリッツの戦い完勝 講和条件は日露戦争はロシア不利、ナポレオンはアウステルリッツで有利講和を結びナポレオン戦争は続く。 制海権を守ることにより自国を守り大陸での戦争を有利にするという意味では意味合いは近いです、ただし勝利をその後の大陸の戦いにうまくつないだかというと、トラファルガーの戦いはそうはいかず自国の安全を確保したとこまででしょう。
お礼
ごきゅじおw熟読して自分なりも勉強したいと思います。最近、世界史も面白くなってきました。高校生の頃はつまらなかったのですが…。
補足
お礼欄ミス入力失礼いたしました。冒頭、ご教示を、とすべきでした。
お礼
ご教示により両者が全く違っていたと言う事がよくわかりました。