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日本とイギリスについて
先日はじめてイギリスに行く機会がありました。歩行者信号が全く守られないのに驚きました。赤のときに渡れると判断して渡ってしまうので青のとき、誰もいなくなっています。そこだけ見たら赤と青の意味が逆ではないかと思えるぐらいです。社会のきまり(信号規則の遵守)と、これをやってはいけない(道徳的規範?)がイコールではないように思います。日本は、社会の規則と道徳的な規則が一致していると見ているから、例えば賞味期限切れを承知で販売したらそれだけで社会から抹殺されかねないほどのパニッシュを受けるわけですね。賞味期限がどのような意味で設定されているかについては全く検討しないということにもなりますね(専門家という上位の判断の尊重か)。 日本:きまりにうるさくて窒息しそう。上意下達。しかし画一的で安全。 英国:法律が必ずしも個人の規範・道徳の上にはない。個人の発案を尊重。判断が個人に委ねられ危険になる場合もある。 イギリスだったら賞味期限切れのものだって売っているだろうなという感じがうすうすしています。BSE問題だってそのような背景的な土壌があるのではないかと思います。(←単なる想像です) どちらが良いということは言いませんが、どちらの国でもそのやり方にフィットしない人がいるとしたらきついだろうなと思います。 どんなものでしょうか。単に両方の違いを見るというよりも、人間が社会の中で生きるという普遍的な部分で考えているところなのですが。 ドイツはまた面白い(電車に犬(介護犬でなくても?)、自転車OK.かつ改札という考え方がない)のですが、また別途。
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- hukuponlog
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海外に行くと,自国のことがよく分かるというのは事実です。良い体験をされましたね。ただ,お話の事情は,別にイギリスに限ったことでもドイツに限ったことでもありませんよ。 私はアメリカ在住ですが,アメリカでも大都市の人間は,信号守りません。車が来なければ平気で横断します。私も渡米当初は慣れませんでしたが,半年もすると平気で信号無視するようになりました(笑)。 日本に一時帰国すると,信号を守るのが,かったるくて仕方ありません(もちろん守っていますが)。むしろ,住宅地や地方の小さい町の方が,よく守ります。 電車に犬や自転車を乗せても良いのは,私の住んでいる某巨大都市の鉄道も同じです。一応,一車両2台までと車体に書いてありますが,別に数えているわけでもないので,乗せても平気です。自転車は盗難されやすいので,日本のように駅前に駐輪する人は少ないのです。 郊外に行く電車には,主要駅以外改札がありません。西部劇で出てくる,荒野にポツンとホームだけがある(駅舎すらない)なんていう光景はいくらでもあります。ついでに言うと,線路の敷地が外部と区切られていない(日本のように柵がない)ので,線路の中に平気で入れますし,人間や自転車ならどこでも,線路を横切ってわたることが出来ます。 車内改札で対応していますので無賃乗車は難しいでしょうが,やる気になれば日本よりもずっと簡単にただ乗りができます。 日英比較ということなら結構ですが,「人間が社会の中で生きるという普遍的な部分」という辺りで考察するなら,もう少し様々な国に対して視野と見聞を広げた方が良いのでは,と思います。
イギリス人が赤信号を渡るのは、合理性に基づく行動なのでは。 信号機は交通の安全と円滑を図るためのもので、 赤青黄の色の変化は本来は臨機応変であるべきものです。 しかし現実はそうではなく、色の変化の間隔は固定されています。 そのために歩行者を無用に足止めさせる「赤」もあるわけです。 これは円滑の点では信号機の機能不全です。 人間の判断でそうした不全な部分を補ってやり、 それが「渡る」という行為になる。 時代に沿わなくなった法律が改正撤廃されるように、 その時、その場に沿わない信号機の働きゆえに、 信号に関わる法律が、一時的に歩行者により改正撤廃される。 それが「渡る」という行為だと理解するのですが。
- nrb
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日本でも同様です ・歩行者信号は守らない ・外でおしっこはする ・ゴミをすてる など どこでも実際に法律があっても罰せられることはまず無いので守らない 一方 シンガポールなんか取締りがきついのので殆どやらない ただのそれだけです ポイゴミ捨てで 数万円 罰金ですから・・・ね その差です ドイツの自転車OKは特定の車両だけです、どこでもOKでは無い 日本でも一部にあります また、日本でもどうどうと賞味期限切れで売っいる店もあります 法律では賞味期間切れはは売っても法律上問題は無い(ただし食品衛生法に引っかかない時) ドイツ、イギリス、アメリカ、日本など みな同じ 法治国家ですから きまりがうるさいです 守らないと当然、法律により処罰されるのは同じです 社会の規則と道徳的な規則が一致しないから、決める必要がある それが法律なんです みなさん 道徳(常識)が同じならば法律なんかはいりません 同じじゃないから 何かの基準がある それが法律なんです だから法律は非常識とも言われることもあります
お礼
回答有難うございました。私は若干違う考え方をしています。 ご指摘の ”社会の規則と道徳的な規則が一致しないから、決める必要がある それが法律なんです”というところですが、”その一致しない”ということの内容が日本と外国では違うように思います。 日本は、道徳的な規則が(極めて?)希薄であり、社会の規則が強く個人を縛っている(自分のモラルより世間体重視みたいなことです)。 一方、英国などは、個人の道徳的な規則がしっかりしているため、その外側にある社会的な規則の遵守が緩やかである。外でのおしっこ・ゴミ捨て、信号遵守というのは道徳の問題ではなく、社会の規則の問題と思っています。道徳はもっと個人のコアの部分にあって社会の有り様からも独立しているはずだと思っています。道徳と社会の規範との関係が日本と外国(今回はイギリスを例に取りましたが)違うと思っています。