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江戸時代の珍獣

江戸時代に象などの珍しい動物が日本に渡来したそうですが、一体、何種の動物が持ち込まれ、その輸送費は誰が負担したのですか?

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回答No.2

>その輸送費は誰が負担したのですか? 直接的にはオランダ東インド会社(VOC;Vereenigde Oostindische Compagnie)が負担していました。 間接的には投資家が負担していました。 大航海時代と呼ばれる帆船時代は難破のリスクが極めて高い時代でした。 そのかわり無事に航海が終われば莫大な利益をもたらしました。 船主や船乗りは出資者(投資家)をつのり航海に必要な費用を捻出して出航していきました。 有名なジェノバ出身のコロンブスも一船乗りだった状態で投資家を募りましたが集まらずにスペインのイザベル1世の出資を得てようやく舟を調達しました。 組織的に投資家を集めて次々に交易船を出航させていたのがオランダ東インド会社でした。 江戸時代にヨーロッパ船で唯一日本に寄港して交易ができたのはこのオランダ東インド会社です。 長崎の出島にあったのはオランダ東インド会社の商館です。 オランダの大使館ではありませんのでご注意下さい。 交易会社であるオランダ東インド会社にとっては象であれ何であれ単なる商品ですので日本側に買い取る人間がいれば売りました。 >一体、何種の動物が持ち込まれ 正確には記録が無く不明です。 記録に頻繁に出てくるのは象、駱駝、ヤマアラシ、豹、孔雀、鸚鵡、インコ、ヒクイドリ、ペリカンなどです。 いずれにしても航海中の餌の確保が必須です。 生肉の確保が難しかったことから肉食動物は極めて稀だったと思います。 肉食動物としては浮世絵などでは虎と表記されていますが模様などから豹であるという解説が多く見受けられますが、豹ではなく人によくなれるチータだったのではないかと思います。

noname#232437
質問者

お礼

何種かは不明ですか…でも詳しくありがとうございました。

その他の回答 (1)

回答No.1

江戸時代の見世物としては、象と人気を二分したのはラクダだそうですね。 長崎へ輸送してきた外国人が、日本の大名や殿様に売りつけるために持ち込んでいますから、輸送費はその貿易商なのでしょう。 詳しくはこちらに https://mag.japaaan.com/archives/55662 https://edo-g.com/blog/2016/08/misemono_goya.html/5

noname#232437
質問者

お礼

回答ありがとうございました。

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