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103万の壁とは?
103万の壁とは? 『103万の壁』といったら、配偶者控除を指しますよね。(H30から150万になりますが) それとも、普通に自身の所得が年間103万を超えたら自身の所得税が発生することも 『103万の壁』と言いますか? どちらも偶然か(←?)同じ103万ですが…
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明確な定義はありません。 中には自分自身に所得税が発生することを壁と考える方もいらっしゃいます。 最も多いのが配偶者控除ですが、もともと配偶者特別控除があって103万円を超えても段階的に控除が減るだけなので実際は壁と呼べるほどのものではありません。 ただし、扶養手当の境目であったり配偶者控除と配偶者特別控除で年末調整の手続きが変わったりすることで壁と認識することもあるようです。 一般の扶養控除の場合は103万円を境に大幅に控除が下がりますので、特に大学生など19歳から22歳の特定扶養親族の場合は控除が大きいので壁と言えなくもないです。
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- smilebox
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実際のところ、年間所得38万円(給与収入で103万円)を超えたらただちに所得税がかかる人は、まず例外なく誰かに扶養されていて、扶養者の配偶者控除や扶養控除にかかわっていると思われます。 自活をしている人なら、少なくとも基礎控除(と給与所得控除)の他に社会保険料控除が適用できるので、38万円をちょっとでも超えたら所得税がかかるということはないからです。 ですから、「103万円の壁」とは、それを超えることで扶養者が控除を受けられなくなることだけを指すということでいいと思います。
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御回答ありがとうございます。 とても参考になりました
配偶者控除や扶養控除をうけられるかどうかの境目のほうだけだと思います。
お礼
御回答ありがとうございます。
- pringlez
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>自身の所得税が発生することも『103万の壁』と言いますか? 言いません。 まず、収入と所得は違います。収入から法律で認められたと金額を引いたものが所得です。控除の最低額は、基礎控除38万と給与所得者控除の最低ライン65万で、合わせて103万円となります。 収入が103万円未満は、所得が無いわけです。だから無税です。そして、配偶者控除の対象となるのは、所得がない配偶者です。だから、単に同一なだけです。 103万円を超えただけでは税金はわずかです。たとえば収入103万1000円の場合、103万を超えた額の1000円の5%なので、収入が103万円の人の所得税は50円だけです。これを壁と呼ぶことはありません。 次に夫婦の場合をを考えます。分かりやすくするため、夫が主な収入を稼ぎ配偶者控除を受けていて、妻がパートで103万円前後の収入を得ているとします。妻の収入が103万1000円になってしまった場合、妻の税金が50円なことは同じですが、夫の配偶者控除額38万が突然無くなるわけです。その結果、夫の所得税が10%だったら3万8000円、20%だったら7万6000円所得税が増えることになります。所得税は最大45%なので17万1000円増える人もいることになります。 つまり、妻に所得税がかかるようになることで、夫の税金が万単位で増えるようになる現象のことを103万の壁と呼んでいました、ということです。
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御回答ありがとうございます。 参考にさせていただきます。
補足
御礼が遅くなり申し訳ありません。 >夫の配偶者控除額38万が突然無くなる >夫の税金が万単位で増えるようになる現象のことを103万の壁 とのことですが、たとえ103万を超えても配偶者特別控除もありますから 夫の税金が突然一気に増えることもない気がするのですが…
お礼
御回答ありがとうございます。 とても参考になりました。