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溶接後の仕上げ作業はムダ???
- 溶接後にビードをサンダー等で削って仕上げる作業が非常にムダと感じています。
- 特に薄肉の鉄角パイプを使ったフレームや、鉄丸パイプを使った手すりの製作などは、溶接作業よりも、その後のサンダー仕上げ作業の方が余計に時間がかかることが多々あります。
- そういう意味では、これだけ世の中が進歩している中で、溶接・組立て加工技術というものは、数十年来、何ら変わっていないように思います。
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弊社ではアルミやステンレスのタンクを作っておりますが、溶接部の 疲労破断などの問題がでて、ビート部分に応力が掛からないように 削ることが有効であることが判っています。 非鉄材料の溶接の場合はこれらを事前に検討することが重要ではないか と考えております。 また、構造解析など3次元シュミレーションもかなり有効です。 昨今の経済状況など、昔の常識では考えられないような過酷な使い方 をされるユーザーもいますので、耐久性など仕様を検討ください。 人工衛星などもビートは必ず削りますが、これは重量の軽減のためでも ありますが、熱衝撃などの応力で溶接部分が破損しないという意味も あります。
私の知識では削ったからといって 強度は落ちません 理由は材料の板厚が強度だからです 1mmの板と1mmの板を肉盛りしたとしても 結局は1mm分の強度しかありません
WEB上で話し合いができる所ですか。あまり無さそうですよね。 役に立つかは分りませんが最近 gooのSNSに町工場と金型屋というのが 出来たようです。コミニュティの友達機能で仲間と意見交換を進めれば もしかすると参考に成るかも知れません。掲示板以外にも意見交換の 方法が在るようですから参加して見るのも良いかも知れません。
溶接の余盛りを削り落とすことを、俗にビードカットすると言いますが、 素人目には、断面積が減って強度が落ちるように見えるかもしれないが、 却って母材と同じ板厚の方が遥かに脆性の面では有利に働くこともあります これは断面形状が極端に変化する部分に最も応力が集中するかららしいです 普通に圧力容器などでは余盛り高さを規定し余分なものはビードカットする これと同じようなことがネジなどでも言える。ネジ底で細くしたボルトなどは 一見弱く見えるが、じつは応力集中を軽減して却って疲労強度などは増す。 また手摺の溶接部は必ずビードカットしないとなりません。なぜなら安全上、 手などが引っ掛り怪我をするからに他なりません。安全柵とも言いますから 手間を掛けずに良いモノ作りは出来ないと、私は考えますが無駄な部分は当然 除去しコストダウンを心掛けることは大切だと思います。しかしそれでは今後 中国などにコスト的に敵わくなるのは必死。であれば逆にコストアップしても スエーデン鋼などの高価な材料を使おうとグローバルな目で、真似の出来ない 高付加価値のモノを作る手も考えなければならない時代に既に入ってしまった 私は我が道を行くみたいな製造業というか名人級の匠の技が今は求められると
お礼
アドバイス有難う御座います。 たいへん参考になります。 ただ、おっしゃる通りに人件費の安い新興国に対抗するには、いかに無駄を省いて、かつ良いものを作っていくかだと思います。 日々考えながら仕事をしているのですが、なかなか良い方法が思いつかず皆さんのご意見を伺いたいと思いました。
こんなアドバイスで申し訳ありませんが、自社のノウハウ等を公開して、 ライバルの育成をする奇特な方は、あまり世の中にいないと思います。 けれども、『溶接後の仕上げ作業はムダ』と思っている製造会社の方々は 多いと思います。 ですが、客先の仕様で(指示で)行なっていて、できるだけ手が掛からない 簡単な作業で済む工夫や研究&調査は、行なっています。 <知っている、小さな鉄工会社の社長は、研究熱心で探究心があります> 一度、溶接の見本市等に出かけて、 『こんな悩み・疑問』が解決又は軽減できる商品を 確認してみて下さいな。 以下は、見本市の資料の一例です。 http://www.sanpo-pub.co.jp/event/
お礼
ご指摘の通りだと思います。 私も常にこの疑問を社員にぶつけて、議論しているのですが、ベテランの方は、こうやるもんだと思い込んでいるフシもあり、 さりとて九州の片田舎には情報も、周りに相談する人も少ないし・・・ と思い余って投稿した次第です。
お礼
有難う御座います。 早速覗いてみます。