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金型コストと請求金額
- 金型コストと請求金額についての意見を募集します。金型見積の算出方法や修理・設計変更に関連する費用など、金型メーカーの価格形成についての情報を共有してください。
- 金型メーカーの価格競争と日本の低コスト生産について考える必要性について意見を募集します。金型メーカーの利益状況や海外メーカーとの競争状況などを考慮し、価格破壊を食い止めるための対策についての意見をお聞かせください。
- 金型メーカーの価格競争について意見を募集します。日本と東欧の金型メーカーの価格や人件費の違いを考慮し、価格競争における適切な価格形成や利益確保の方法についての意見を共有してください。
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弱電系のプレス/樹脂部品メーカーに勤務(海外出向)しているものです。 営業ではないので伝聞になりますし、あくまでも弊社の場合金型売りは行っていませんので、参考程度に。 金型図面は基本的に知的所有権に当たると言う見解でお客様にお渡しはしていません。 また、本来利益率は社内努力により黒にも赤にもなるわけですから、標準的な作業工数と材料費が決められているのであれば、その部分についてはいいと思います。 ただ、原則としてお客様が御社の見積もりに納得して発注していることに対し後でいうこと自体フェアーではないと感じます。 ちゃんと受注前に契約書を取り交わしているのであれば、それを盾にし価格交渉に応じないと言うこともできるのではないかと思います。(今後もお客様と取引が続くのであれば別ですが)
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みなさんの貴重なご意見をたくさん頂きまして、本当にありがとうございます。回答欄になってしまいますが、この場にて御礼申し上げます。 この話は私自身もいつも悩んでいることなのですが、同じように考えてくださる方々がいて心強く思います。 現在、成形や鋳造の拠点が海外に移転されていることもあって、金型の破損、劣化が激しくなっているように思います。現地では、日本から派遣された数人が現地採用の新人を教育しながら、孤軍奮闘で生産に追われている状況が日々伝わってきます。 私自身の考え方として、客先が利益が出ないとそこから仕事を貰う弊社も利益を出せないと考えていて、お客さんではありますが、世の中で共闘する仲間でもあると考えています。 弊社では、その思いより緊急の修繕に関しては、無償及び特急で今回に限るという条件をつけ、2D図面及び3D及び2Dのデータを供出しています。 しかしながら、客先が大手になれば自社内の制御が効かず、中小企業になるとコスト競争の問題より、他社への図面流出、部品の発注などが相次ぎ、モラルハザードを起こしてしまいます。 冷静に考えると自分でも書いたように、割り切って対応するのですが、完全な契約社会ではない日本のモノづくりの強みみたいなことを考えると、海外の金型メーカーのような割り切った対応が良いのかどうか、迷ってしまいます。 協力してモノづくりが出来るというところが本来の日本のモノづくりのよさでは無いだろうか・・・そう自分で自問自答をしています。 私にはこの問題を解決するだけの力はありませんが、いつの日か何か良い仕組みが出来て、グローバル化の進む世界の中でも、日本メーカーとして共闘できるような形が出来ればと切実に願います。 みなさま本当にありがとうございました。
{工事が完了してから、他の金型メーカーより、「うちなら図面支給をしてくれたら5万円で加工します」} いますね。こういう型屋。 {図面支給かもしくはこれに準じる金額まで費用を下げて欲しいと言われています。} ずばりその通りでしょう。 型屋は今現在仕事がかなり少ないと聞いています。 ウチも型屋ですが、おかげさまで忙しいです。 仕事がない型屋が嫌がらせで低い金額を提示しているにすぎません。 無視しましょう。見積もり自体が安い意味でも高い意味でもどんぶり勘定をしています。ウチの周りにこういう型屋がいましたが、コケました。 プレス屋に対しても屈することはありません。 しっかり見積もりが出来ていると信じているならば貫きましょう。 今までに確実な実績や信頼がプレス屋との中であるならばまったく問題はないと思います。 参考になれば幸いです。
毎度です。 皆さんの言われる意見ごもっともです。 実際に金型を買って使用しているのですが、型メーカーの見積もりはピンからキリまで幅広いです。 部品1個作ってもらうのに20~30パーセントは平気で違っているのが実情ですね。 その型メーカーさんは図面支給してもらえば5万円で・・・ってことですから 多分製作改修費だけしか見ていないでしょうね。 それをもとに値下げをしろっていう得意先の言い分は、ちょっと無理がありますね。 型図は極力渡さないのがベターです。 契約上渡すことになっているのであれば、受注時図面代(設計費とは別に)も入れた上での契約となりますね。 今回のようなパターンで、仮に図面を渡して改修を他メーカーでやった場合はそれ以降その型の改修、修理などは履歴が不明ということで拒否するとか・・ 子供の喧嘩みたいになりますが・・・
本当に、この問題は議論が尽きないですよ。一年でも議論できる。 一応質問の文章の範囲内で気が付いたことを 金型組立分解(6時間)2万円 設計費用(6時間)2万円 とありますが合計二日で終わります?設計と組み立て分解は同時並行出来ますけど。放電加工は並行出来ませんね。結局翌日に。万が一機械の段取りが悪いとかの場合、設変が常に暇なときにくるとは限らないので、事も考慮しないと。運送だっていつも社内の誰かが行けるとは限らないし、赤帽に頼むことだって あと図面に関しては御社の態度は当然です。型屋の仕事は半分は考える事です。それを支給なら安くやりますって。風上にも置けない型屋です。 適正な原価に適正な利益、適正な投資の出来る価格で商売されることを望みます。 もう一言、製品の価格競争力のないことを型(製造原価)のせいにしないで。デザインや機能など以外の製品競争力を高める努力をしてください。
金型図面は、昔のように頂ける例は少なくなりました。 金型図面は財産です。提出は組み図のみではいかがですか。 最近は金型部品図要求は拒否されることもしばしばございます。 http://www.east.jdmia.or.jp/guideline/#GUIDELINE 金型の価格は、時価というイメージが強いですね。海外からの部品調達を進める以外ないのかもしれません・・・・と思いこの頃です。
自動車部品の量産加工をしている弊社にとっては、5パーセントの管理費に10パーセントの利益まで乗せられる御社がうらやましいです。 それでも、客先(某自動車部品1次メーカー)からは、コストダウン要求や、他社ではこうだったといった話は良く来ます。 しかし、単純な単価だけでなく、QCDで考えた際のコストを考えてもらえば、たいていは納得してもらえます。ただ、理論武装しないと難しい場合や、多少の妥協が必要になることも多々あります。 基本的には 「その値段で他で出来るものならやってみろ」 というくらい、QCDに自信を持って見積もり出していますので、それで本当に負けたら、安く作る技術を持っていなかった自社を反省し、次に活かします。
金型を発注する側として、意見を言わせてもらいます。 基本的に金型の図面は納品時にいっしょにもらってました。 ただし、社内成形現場のメンテナンス用としてです。 修正などの工事は当然、製作メーカーに出すのがモラルですし、技術ノウハウもありますので、価格が高いメーカーもありますが、当然技術力も高いです。 型メーカーも他社の型はあまり、さわりたがりませんし、製造メーカーが廃業 したような型の修理で依頼したときはかなり高い費用が請求されました。 図面までつけて、設計技術付で移譲するときはそれなりの費用をのせていいと思います。基本てきには、金型設計屋同士、他社の型は加工しないなどのモラルを守っていくしかないのでは。 ただし、買う側として技術的に簡単なものは安いメーカー、難しいものは高いメーカーと使い分けます。 「金型の図面、技術ノウハウは弊社に帰属します」、「他社で改造された金型の保証や更新はしない」など、製作時、見積りの備考に但し書きを入れていけばどうですか。