• 締切済み

工事の入札についての素朴な質問

工事の入札についての素朴な質問です。一般に、予定価格は人件費などを含む全工事費用として算出されていると思われます。ところが、競争入札が行われると、応札価格は予定価格より低くなるので、応札した業者は、算出された工事費用より低い価格で受注することになります。ということは実際に支払う人件費を圧縮したり、材料の使用量をへらしたりとかしないと赤字になってしまうのではないでしょうか。また、そもそも、受注業者の利益は予定価格に組み込まれているのでしょうか。

みんなの回答

  • goncici
  • ベストアンサー率26% (283/1054)
回答No.4

官公庁の予定価格は、材料費は建築物価等に記載してある単価です。 人件費も同様です。 利益も当然見込んでいます。 発注者は、適正な工事をして適正な利益を上げてもらうのが一番です。 受注者側は、材料をまとめ買いで安くしたり、 重機の料金を安くして儲けを出します。

  • chachaboxx
  • ベストアンサー率23% (412/1777)
回答No.3

最低落札価格で赤字になることが明白な場合は、入札しなければ済む話です。 そのような案件は常にあるので、積算基準と実行予算で見通しをつけ、入札の判断を行います。因みに材料の使用量を減らす(数量証明ができない)と、是正措置を求められますし、評価点が下がります。

  • qwe2010
  • ベストアンサー率19% (2193/11072)
回答No.2

材料は、仕入れ価格から、利益分をたした金額。 人件費は、従業員の給料+保険などの経費+利益、等で計算しますので、赤字にはなりません。 入札で赤字になって、手抜きになるのを防ぐために、最低価格が設定されています。 これよりも低い金額だと、失格になります。

feeders
質問者

お礼

よくわかりました。

feeders
質問者

補足

よく分かりました、と書きましたが、まだ分かっていないような気がします。 材料費や人件費には利益が加算されているということでしたが、受注側だけが、見積もりに利益を算入するとこういうことになるのでしょうか。 たとえば、発注側がある工事代金を1000万円と想定して、予定価格を1000万円に決めたとします。受注側も発注側と同じような積算をした結果、工事代金を1000万円に想定したとします。この場合、利益を上乗せすると、予定価格を超えるので受注できません。 とすると、そもそも受注側が利益を得られるようにするためには、発注側が受注側が得るはずの利益分を予定価格に組み込まなければならないことになります。 たとえば、発注側が、ある工事代金を1000万円と想定して、受注者に与える利益を200万円と決めたとします。この場合、予定価格は1200万円です。一方、受注側は工事代金を1000万円と想定して、利益分を上乗せして1100万円で応札して、落札したとすると、受注側は100万円の利益を得ることになります。 この考え方でよいのでしょうか。

回答No.1

>ということは実際に支払う人件費を圧縮したり、材料の使用量をへらしたりとかしないと赤字になってしまうのではないでしょうか。 「元請け」は、入札価格よりも低い値段で「下請け」に発注するので、元請けは「必ず利益が出る仕組み」になっています。 「下請け」は、発注価格よりも低い値段で「孫請け」に発注するので、下請けも「必ず利益が出る仕組み」になっています。 「孫請け」は「利益が出ないから」と仕事を断ると、元請けや下請け業者から「干される(仕事を回して貰えなくなる)」ので、赤字覚悟で仕事を請け負います。 このように末端業者の「孫請け」が、すべてのシワ寄せを背負い込む事になります。 このように、孫請けなどの末端業者が「赤字覚悟で仕事を請け負う構造」になっているので、手抜き工事するしか無い状況に追い込まれ、横浜の某マンションのような欠陥工事が発生するのです。

関連するQ&A