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溶接の歪み軽減方法とは?
- 溶接の歪みを軽減する方法として、治具で押える、銅板を当てて熱の影響を少なくする、溶接後に歪み取りをする方法があります。
- 治具で押える方法や銅板を使用する方法は、一定の軽減効果があるものの、外した時に元の状態に戻ってしまう可能性があります。
- 溶接順序や工程の変更によって、歪みの影響を軽減することができる場合もあります。例えば、フレームの長手方向の左右を交互に溶接することで、歪みが少なくなる可能性があります。
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簡単に思いつく?~?でよいと思いますよ。 ウチもTIGにてSUS t1.5を筒状にし、両端にt5.0のフランジを溶接してますが、筒の径に対し、フランジが大きいほど、熱の加わる部分と加わらない部分の歪みが発生します。 ウチが行なっているのは、?と?、場合によっては、?です。 治具は銅で出来るだけ表面積を広くなるよう製作し、内部には、水を流してます。 ?は、修正がある場合のみ、バーナーで熱を加え、歪みを伸ばすように、いろいろ力を加えております。 あとは、出来るだけ歪まないよう、分割して溶接するとか、薄板であれば、スポット溶接するなどありますよ。 参考にしてください。 治具は、溶接部だけでも効果あると思いますよ。 ウチは、穴ピッチなど位置決めも兼ねる場合があり、 どこまで接触させるかは、ケースバイケースです。 (基本的に歪まないように溶接することを目指しますけどね) 材質は、こだわっていませんが、入手しやすいC1100を使っています。
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?について 常温に戻してから治具を外すことにより、変形は抑制できます。 1つの治具を使い回しでは出来ません。 他に、全体を予熱して高温環境で溶接し、時間を掛けて応力除去する方法もあります。 作業性が悪いので一般的に要求品質の高い物にしか用いません。 ?について 1)製品が熱や外力の影響を受ける場合、修正後、熱処理炉で応力除去 2)多少耐久性を求める場合、治具拘束しバーナーで加熱、除冷 3)要求精度が低い場合、プレスやハンマリングなどの塑性加工のみ 昔ながらの鍛冶仕事では、これらを適宜組み合わせています。
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回答ありがとうございました。 ひずみ除去の方法について参考になりました。
フレームの形状が判らないので、適切な回答かどうかは不明ですが、?溶接前にフレームに逆歪を加えて3~5mm逆方向に曲げておく。?コ曲げ部品溶接位置のフレーム反対面に「捨て溶接」をして歪を相殺させる。方法が考えられますが、如何でしょう?
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回答ありがとうございます。 ?フレームに逆歪みを与える方法は、フレーム形状や溶接の組合せ上 難しいです。 ?の捨て溶接は後工程の取り付け上困難です。 現行の製品には適用できませんが、今後の参考にはなりました。 ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり1,2が一般的ですね。 銅での治具製作はしたことないのですが、溶接部周辺だけでも 効果があるんでしょうか?また、銅の材質はどんなものを使わ れていますか?よければ教えてください。