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代数系、体について。
代数系の「体」についてです。有限体とかの体です。 体は演算「+」と「*」について可換である群を成し、積について分配律がなりたっているものです。 そこで、体Fについて、a∈Fで、和の零元を0_F とし、積の単位元を1_Fとします。 1. a*0_F = 0*a_F = 0_F を証明せよ。 2. (-a)*b = a*(-b) = -(a*b) を証明せよ。(-bはbの加法に関する逆元) という問題があるのですが、 ************* 自分なりの回答 ************* 1) a = a*1_F =a * (1_F + 0_F) = a + a*0_F a∈Fであるから、和の逆元a'が存在し、この両辺にこれを加算すると a + a' = a + a*0_F + a' 0 = a*0_F 2) a*(-b) + a*b = a(-b + b) =a * 0_F = 0_F (∵(1)) この両辺にa*bの加法の逆元-(a*b)を加算し、 a*(-b) + a*b -(a*b) = 0_F -(a*b) a*(-b) = -(a*b) (-a)*bについても同様 ******************************** こんな風な感じでいいのでしょうか?回答がないため、あっているのか心配です。
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くどくなりますが #3の体とはについて 体と言ったとき 可換体と非可換体(斜体)を合わせて体という。 これは流儀の問題で私はこちらで教わりました。 ただし体を考えるとき可換体をイメージすることが 多いようです。
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- keyguy
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定理1 体Xの2つの元xと0’についてx+0’=xならば0’=0である 定理2 体Xの2つの元xとx’についてx+x’=0ならばx’=-xである (1)a・0=0の証明 a+a・0=a・1+a・0=a・(1+0)=a・1=a よってa+a・0=a よって定理1によりa・0=0 (2)a・(-b)=-(a・b)の証明 a・b+a・(-b)=a・(b+(-b))=a・0=0 よってa・b+a・(-b)=0 よって定理2によりa・(-b)=-(a・b)
- keyguy
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体といえば積にも和にも可換である 和に可換だが積に可換とは限らないものは斜体という 定理 体Xの元xについてXの元0’が存在してx+0’=xならば0’=0である (自明ではないが体の定義から自明的に証明される) 以下は積と和について可換だから積和順序を気にしなくて良い (1)a・0=0の証明 a+a・0=a・1+a・0=a・(1+0)=a・1=a よってa+a・0=a よって定理によりa・0=0 (2)a・(-b)=-(a・b)の証明 a・b+a・(-b)=a・(b+(-b))=a・0=0 よってa・b+a・(-b)=0 よってa・(-b)=-(a・b)
あなたの解答で基本的にはあっていると思いますが 細かいことを言わせてもらいます。 まず1)は問題の書き間違いかな? この程度はご愛嬌。 a*0_F=0_F*a=0_F 2)については、足して0になること、つまり a*b+x=0 となるxが加法の逆元の定義ですから あらためて-(a*b)を両辺に足さなくても a*b+a*(-b)=0_F より直ちに a*(-b)=-(a*b) でもかまわないと思います。 なお#1さんの可換に関してですが 加法(2つの演算の片方)は可換でよかったのではないですか? 積まで可換なら可換体です。今は 1)が問題としてあるということは可換体でなく一般の 体でしょう。
- hinebot
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1)について 体Fは可換とは限らないですよね?(違ってたらごめんなさい) なので a + a' = a + a*0_F + a' の部分、左から加算して a' + a = a' + a + a*0_F とすべきではないでしょうか。 2)はいいと思います。
お礼
ここにお礼をまとめさせていただきます。 体についてはやっとこさイメージがつかめてきた感じです。ですが、群、環、体という概念がまだはっきりとみえてきていないのでこれからも勉強して生きたいと思います。ありがとうございました~