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ベクトルの平行移動について

図はベクトル(力)GEとEPを合成したものがベクトルGPであることを示しています。 ここで、Eを起点としてGPに平行かつ長さも等しい直線をひいた場合、GPにそって図の破線のようなGEに等しい力がかかっていると考えていいのでしょうか?

みんなの回答

  • QCD2001
  • ベストアンサー率58% (325/554)
回答No.4

>GEという力は地球を剛体とみなした場合、P点にも(というか地球のどの点にも)作用するのかどうかというのが質問の骨子でした。これは正しいでしょうか? 正しくありません。 先にも書きましたように、任意の点Fについても、 GP=GF+FP が成り立ちますから、点PにGEという力がかかるのなら、GFという力もかからなければなりません。そして点Fは任意の点ですから、点Pにかかる力は決めることができません。これはおかしいですよね。ですから点Pには力は作用しません。 また、「GPという力」というのがそもそもおかしいです。 GPの長さが5000kmあったとします。 「GPという力」の大きさはどのくらいですか?5000kmですか? kg重やニュートンではなく、キロメートルで測定するのですか? 5000キロメートルの力というのは、どのくらいの強さなのですか? 点Eは地球のどの点を想定しているのでしょうか?図を見ると地球の中心らしく思えます。点Eが地球の中心だとして、点Gと点Eとの距離が1000キロメートルであったとします。力GEの大きさは、1000キロメートルですか?1000キログラム重やキロニュートンではなく、1000キロメートルの力って、どのくらいの力なのですか? いったいどうやったら、力の大きさを力の次元[MLT^-2]を使わずに長さの次元[L]で記述できるのでしょうか? 1メートルの力で、1キログラムの重りを持ち上げることができますか? 1メートルの力って、どんな力なのですか? そんな力は定義されませんよ。 「矢印は数学上の道具であって物理的な実体ではない」というのはそういう意味です。 GPが遠心力であるとして、それを表す矢印の長さを、地表面までの長さとするのが「力GP」を表す正しい長さなのですか?であるとしたら、共通重心から地表までの数千キロメートルよりもはるかに短い、質問者さんの図に記されたGPの長さは正しい長さではありません。紙をたくさん繋いで数千キロメートルの長さの矢印を書かなければなりません。 縮尺図で話ができるのは、「力のベクトル」というのが数学上の道具であって物理的な実体ではないからです。

jarinkochi
質問者

補足

「紙をたくさん繋いで数千キロメートルの長さの矢印を書かなければなりません」とすると、あらゆる思考実験(アインシュタインが得意としていました)や相似的思考が不能ということですか。

  • QCD2001
  • ベストアンサー率58% (325/554)
回答No.3

#2です。 「力のベクトル」というのは、「力」と言うものの性質を理解し計算するための、数学上の道具に過ぎません。ですから、「矢印GP]というのは仮想的な矢印であって実態はありません。ですから、「矢印GP]上のの各点に力がかかるようなことはありません。 たとえば、1Nの力をGPの方向に加えたとします。作図する際に、GPの長さをどのくらいにしますか?1Nを1cmにしますか?1Nを5cmにしますか?10cmにしますか? 1Nを1cmで作図すると、点Gから2cmの点はGP上にはありませんから、力はかかっていませんが、1Nを5cmとして作図すると、この点はGP上にあるので力が加わっているこことになります。これは矛盾しています。ですから、GP上の各点に力がかかると言う考えは誤りです。 また、任意の点Fを考えると、力GPはGF+FPの2つの力に分解できます。もしGP上の各点にGEと同じ力がかかっているとしたら、点Fを通ってGPと平行で同じ長さの線を引けば、ベクトルGP上の各点には力GFと同じ力がかかっていなければなりません。点Fはどこであっても良いので、GPにかかる力は、点Fを勝手に決めて線を勝手に引くだけで変化することになります。これはどう考えてもおかしいですよね。 小惑星イトカワに到達した日本の探査ロケって「ハヤブサ」は、メインエンジンが故障したため、GPと言う方向の推力が欲しくても、その方向にエンジンを噴射できなくなってしまいました。しかし、姿勢制御用の斜めを向いたエンジンは生きていたので、これによってまず斜めにエンジンを噴射してGEという推力を得、次に機体を回転させて再度エンジンを噴射してEPという推力を得ることで、その合力であるGPという推力を得ました。 これが、 GE+EP=GP という式の意味です。

jarinkochi
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。確かに任意の点Fはどこにも想定することができます。で、このベクトルの正体ですが、これは地球の潮汐を意味しておりまして、Gは月と地球の共通重心です。月と地球はこの共通重心を中心に互いに公転しあっています。GPというのは、この公転によって地球上のP点にかかる遠心力です。このGPをGEとEPにベクトル分解した場合、GEという力は地球を剛体とみなした場合、P点にも(というか地球のどの点にも)作用するのかどうかというのが質問の骨子でした。これは正しいでしょうか?

  • QCD2001
  • ベストアンサー率58% (325/554)
回答No.2

>GPに平行かつ長さも等しい直線をひいた場合 直線を引いただけですね? 何も力を加えていませんね? 何も力を加えていないのに、勝手に力は発生しませんよ。 点GにGEという力だけを加えたとします。 そして、何も力を加えずにEPという線だけを引いた場合、 GPという力にはなりませんよね。 線を引いただけでは力は発生しません。

jarinkochi
質問者

補足

GPはG点からP点に向けて働く力で、この力をベクトル分解してGEとEPとしています。よってGP=GE+EPとなるのではないでしょうか。

  • f272
  • ベストアンサー率46% (8469/18131)
回答No.1

> GPにそって図の破線のようなGEに等しい力がかかっていると考えていいのでしょうか? なぜ,ここで唐突に力が出てくるの?それまでには力のことは何も言われていないのに勝手に力があることにしてはいけません。

jarinkochi
質問者

補足

申し訳ありません。図の丸い部分は剛体とします。GPはG点からP点に向けて働く力で、この力をベクトル分解したした力がGEとEPです(よってGP=GE+EP)。

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