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「ては」と「では」の違い
留学生の友達に日本語の「ては」と「では」の違いを聞かれたのですが、うまく答えられませんでした。 友達は、「くやんていては仕方ない」とか「大人らしくならなくではいけない」と日本語を多少間違えるのです。 自分で中学校の国語のテキストを開いても「ては」「では」というのは載っていなくて、どう説明して良いのか困っています。 どのように文法を交えてどのように説明すべきでしょうか?よろしくおねがいします。
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「ては」と「では」というより、接続助詞の「て」と「で」の話になると思います。 「て」は、ガ・ナ・バ・マ行五段活用の動詞に付く場合に「で」となります。(下記辞書参照) (逆にいえば、その他の動詞や形容詞などに使う場合は「て」となります) http://www.nifty.com/cgi-bin/dic_search.cgi?book=3&word=%82%C4&mode=1&page=0&item=P0%3D3%26P1%3DMAIN%2CNODE%2C264668 ですから、活用する前の語に直して「ぐ・ぬ・ぶ・む」となる語に付く場合は「で」となる、と判断してもらうようにされると良いと思います。 例えば、 「くやんていては仕方ない」→「くや・む」はマ行(五段)→「くやんで」が正しい。 「大人らしくならなくではいけない」→「な・い」→は補助形容詞→「なくて」が正しい。 (「い」で終わるものは形容詞、と覚えてもらうと良いと思います) 下記は本屋のサイトですが、品詞と活用ごとに単語の一覧が出ていて、それぞれの活用ごとの単語の例として参考となると思います。(「基本単語」のところで切り替えてご覧下さい) http://data.kotobabooks.com/dousiba5/index.php
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- robin14
- ベストアンサー率27% (20/72)
日本語を日常話す人に対してと同じように、文法で詳しく説明しようとすると、なかなか理解してもらえません。 例を出してみます。 書く、持つ、食べるなどの、動詞に付けると、「書かなくてはならない」「持ってはいけない」「今ドアを開けてはいけない」など、「ては」になります。 ほとんどの動詞が、これです。 しかし、例にあるように、悔やむや、読む、噛む、飲むなど、最後に「む」がとなる場合、また、泳ぐ、飛ぶなど、濁音が来る場合は、「悔やんでも仕方がない」「泳いではいけない」など、「では」になります。 また、名詞に付けると、「彼は、独身ではありません」 「これは、地震ではない」など、「では」となります。 例文を出して、説明してあげると、理解してもらえますよ。 がんばって。
- mamemamema
- ベストアンサー率15% (66/427)
活用形による変化の違いだと思うので、 それ自体に意味は無く、それを覚えるしかないと思うのですが。 ただ、その活用の仕方になんらかの法則性はあるのかもしれませんが、私はわかりません。
お礼
親切にお答えくださってありがとうございます。 私も、活用か何かによって変化するものだとは思っていましたが、やはり難しいですね。
- myu2001
- ベストアンサー率18% (394/2110)
下記URLが参考になると思います。 私も理解してなかったので、勉強になりました。 具体例が挙げられなくて、申し訳ありません。。。
お礼
さっそくのお返事ありがとうございます。 大変参考になるサイトを紹介していただきありがとうございます。
お礼
回答してくださりありがとうございます。 そうですね。ぐ・ぬ・ぶ・る を覚えてもらうのが一番よいですね。 とてもわかりやすい説明をしてくださり有難うございます。