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過去完了について
He'd managed to fall into a ditch, where sand is made from water and ground stones. http://www.lifebuzz.com/trapped-horse/ ここで過去完了が使われている理由は何でしょうか?よろしくお願いします
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>He'd managed to fall into a ditch, where sand is made from water and ground stones. >ここで過去完了が使われている理由は何でしょうか? ⇒「彼(馬)は不覚にも溝に落ち込んでしまった。そこは水と砕いた砂利から砂を作るところであった。」 添付のサイトhttp://www.lifebuzz.com/trapped-horse/を見ると、冒頭の概要を含めても過去完了が使われているのはここだけですね。この用法については、すでに回答が寄せられているとおりだと思います。つまり、それは「状態の継続」です。溝に落ち込んでしまった馬は、救出されるまでずっとそのままの状態が続いていたことを示す用法ですね。 ここで、一連の過去完了問題を含めて、私が興味を持ったのは、「過去完了の用法のバリエーション」です。というのも、過去完了の用法は大きく分けて5つもあります。 (1)完了:ある過去の時点で動作が完了したことを表す。「~したところだった」。 (2)経験:ある過去の時点までの経験を表す。「~したことがあった」。 (3)継続:ある過去の時点までの継続を表す。「~していた」。 (4)結果:ある過去の時点に動作の結果が残っていることを表す。「~してあった」。 (5)大過去:ある過去よりもう1つ前の過去の動作を表す。「~してしまっていた」。 *以上のうち、(1)(2)(3)(4)は現在完了や未来完了と共通の用法ですが、(5)は過去完了しか持たない、特有の用法です。 これら5つの用法を大きく2つに分けるとすれば、どうなるでしょう。 1つの集団は(1)(2)(5)で、これらはすべて完了相のアスペクトを持ちます(これをAグループとする)。もう1つの集団は(3)(4)で、これらはすべて不完了相のアスペクトを持ちます(これをBグループとする)。 このようなアスペクトの「共通性と差異」を意識しながら、具体例を見てみましょう。 Aグループ(完了相系列) My family had just gone to bed when I came back.(完了) I had never seen Picasso's abstract before.(経験) He remembered he had left his hut anywhere.(大過去) Bグループ(不完了相系列) We had known them for several decades.(継続) My uncle had gone fishing when I visited him.(結果) 古典語と違って、多くの現代印欧語は「迂言(複合語)形式」、すなわち、「助動詞+過去分詞」で完了を表しますが、その際の助動詞haben(独)、avoir(仏)、haber(西)はすべて英語のhaveと同じく「持つ、ある」という意味です。それが過去分詞と結合して完了時制を構成すると、本来の意味を失って「文法化」します。 文法化するということは、本来の意味「持つ、ある」を失って、「完了・不完了のアスペクトを表すという機能のみを担う」ようになる、という意味です。(この文法化のほどは、別の迂言形、例えば、be going toのgoingに「行く」という意味がなくなっていることなどを見るとよく納得できます。) ところで、「have+過去分詞」の場合、この「文法化」の程度に若干の差があって、haveが、かすかに「持つ、ある」の意味を維持したままの場合がある(少なくとも、そう考えた方が分かりやすいことがある)と思います。 その傾向(=弱い文法化・haveの原義の維持)がより濃厚と見られるのが、Bグループの特徴です。例えば、「継続」について、We had known them for several decades.では、「知った状態を数十年間《持って・維持している》」ことを表しているとみなすことができる、というわけです。 「結果」についても(自動詞より他動詞の方が分かりやすいので別例で見ますが)My son had found his lost watch when I bought a new one for him.では、「なくした時計を見つけてから、その結果が《そのままある・見つけた状態を保っている》」ことを表している、とみなすことができます。 「Bグループは不完了のアスペクトを表す」という現象は、まさにこの「haveの原義の残滓のなせる業」である、と考える次第です。(このことは、スペイン語などではさらに明瞭に認められます。) こう考えると、冒頭のHe'd managed to fall into a ditchも、「彼は不覚にも溝に落ち込んでしまって、その状態が続いていた・そのままになっていた」といったニュアンスで、「継続あるいは結果」を表すことが、よく理解できると思います。 ということで、以上述べたのは、「文法化」の程度に違いがあることを知るためというより、むしろ「have+過去分詞」で表される意味に広がりがある理由や、その広がりの範囲やニュアンスの違いを「理詰めで掴む」ことができる、という提案でした。
その他の回答 (3)
- wind-skywind
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いつも私が回答している(自分が回答したのかと思った)ですが、 こういう完了は、継続じゃなく、完了(さらには結果)です。 継続というのは完了進行形とか、状態動詞で使われるもので、 そういう manage という動詞を考えると、 陥ったまま、(この「まま」を「継続」と言ってしまうと、 完了形はすべて継続で説明することになります) という完了をさらに完了と結果と分けた、結果という用法になります。
- 92128bwsd
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He'd managed to fall into a ditch, where sand is made from water and ground stones. 彼は不意に溝にはまってしまった。そこは水と粉砕された意思から砂を作る場所であった。 で、彼(馬)が溝にはまってしまって、その状態がこの物語の発端で、またこの状態はこのストーリーで最終的に馬が助け出されるまで続いています。その意味で、完了形が継続の用途で使われています。ストーリーが過去の出来事として書かれているので、全体を過去にシフトして、継続の完了系は過去完了になっています。 このストーリー、cortaさんの一連の質問の中では過去完了の役割の一つを理解するのに良い例、警官たちがやったことが一つ一つタイトルの中で過去形で書かれています。これがストーリーの順に並んでいて、そうするとある過去の時点よりも更に過去の事を表す時も、過去形を順番に並べていけば良く、必ずしも過去完了を使う必要が無いことがわかります。その警察が呼ばれてから助け出すためのいくつもの”過去形”のアクションの間もずっと馬は溝にはまり続けていて、その状態が過去完了で表されています。had managed to fall into a ditch した状態が継続している中で同時進行で警官たちの奮闘が続いていっています。
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ご回答ありがとうございます
- SPS700
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全部の文章は下記の通りです。 But in this case, the emergency was centered around a horse who'd gotten himself into a pretty stressful situation. しかし、この場合は、緊急事態(過去)とは、かなり困難な状態に陥ってしまった(=過去以前に完了した)馬のことだった。
お礼
ご回答ありがとうございます
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