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なぜ仏教は寺を山に作ったのでしょう?
なぜ仏教は寺を山に作ったのでしょう? 一方の神社は平らな地に作りましたよね。 この差って何だったのですか? たまたま最澄が辿り着いた場所が中国の天台山だったので天台宗になって、たまたま修行した天台山にある寺が天台山の山にあったので最澄は寺は山の上にあるべきものと思って、日本に帰って寺は山の上に建てるものなのですと報告して、おおそうか。寺は山の上にあるべきものなのかと言って、山の上に寺を建てた? なぜ寺は山の上に建てないといけなかったのでしょう? 理由分かりますか?
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blackkigyou2017さん、こんばんは。 奈良時代までの仏教というのは平地に伽藍という計画設計でした。国分寺、国分尼寺もそうです。そして大抵、都を守る国家鎮護の思想により、都の中などにもつくられました。それは僧侶を政治勢力として台頭させる結果にもなりました。 そこで、京都へ遷都した桓武天皇は平安京には寺を作る数を制限しました。次の嵯峨天皇はそれとともに新しい中国からの仏教、つまり山岳仏教である空海の真言宗、最澄の天台宗を採用しました。彼らの修行の場は都の真ん中ではない、滝や谷や山に囲まれた峻厳な土地です。お経を読んでばかりの修行ではない自分の肉体や精神を鍛える仏教スタイルが桓武、嵯峨両朝に受け入れられたのでしょう。
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- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
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神社仏閣どちらも山にあるのもあり、平地や都会地にあるのもありますね。 あぁ現代も、昔も。 お寺の山号などは発生に何か由来があるかもしれませんね。 ほとんどのお寺は山号を上に、下に寺号をつけていますね。 神仏習合でしょうかね、多くのお寺の脇に小高い神社がありますね。 何か信仰や哲理に関係があるのかもしれませんが、山に宗教施設って多いですね。
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- ithi
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blackkigyou2017 さん、こんばんは。 ithiです。追加です。神社の神様が仏様に化身するという神仏習合という考え方により、神社の神官さんよりも僧侶の方が力を得るようになりましたし、明治維新まで、そんな形のままになりました。たいてい、神社の隣にはお寺があって、そちらが管理している場合もありました。だから、一方の神社は平らな地に作りましたよね。そうでもありません。山の上に作られた神社もあります。
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- suiton
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やはり山というものに、崇高さを感じたのでしょうね。 ただこれは仏教だけではなく、神道も同じだと思います。富士山頂に神社があるように、古来から日本には山岳信仰というものがあり、多くの山の山頂に神社が祀られています。
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山上に寺院を建てる傾向があるのは「密教」じゃないですか(ぜんぶの宗派を調べたわけじゃありませんが)。古い法隆寺や東大寺なんかは平野にありますしね。 密教は,ぼくの印象ではオカルトじみたところがあって,山を聖なる場所とみる在来の山岳信仰とも結びついていく。だから山が好きなんじゃないですか。
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- tzd78886
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寺は必ずしも山にあるわけではないですけど、そういうところにあるような寺は修行の一環という面もあると思います。
お礼
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