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司法試験 平成24年 7問目 刑法 短答
http://www.moj.go.jp/content/000098334.pdf この問題の肢5は、結局どういう理由で何罪が成立するのでしょうか?
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noname#235638
回答No.1
枝5は 共犯者である乙が殺人罪を犯した以上 暴行の故意しかない甲にとっても 客観的には殺人罪の共同正犯にあたる事実が実現されたことになるが 乙に殺意がない以上 殺人罪を成立させることはできない。 もっとも 構成要件が重なり合う限度で軽い罪の共同正犯を成立させることは 可能であり 傷害致死罪は暴行罪の結果的加重犯であるから 乙には傷害致死罪の共同正犯が成立することになる。
お礼
ありがとうございますm(_ _)m 聡明な方でその知見にはいつも驚いています。 感謝ですm(_ _)m