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司法試験 平成25年 63問目 民事訴訟法 短答

http://www.moj.go.jp/content/000111055.pdf この問題の解き方を教えて下さいm(_ _)m。そもそも設問の意味すら分かりません。 答えは2です。 よろしくお願いしますm(_ _)m

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noname#235638
noname#235638
回答No.1

設問の意味 Yは、Aに土地を売った。 そのAは、Xに土地を売った。 YはAに売ったのに、占有している。 なのでXは、Yに私が買ったのだから 出て行ってくれ、と訴えた。 でもYは、ア~オの主張をした。 ~ここからが問題です。~ そのYの主張は、Xとの問題 と関係ないものは、どれか? みたいな感じです。 ※抗弁とは  相手(X)にはりあって  またはさからって弁じ立てること。  法律では、民事訴訟法上の防御方法の一つ。  相手方の申し立て・主張の排斥を求めるため  別の主張をすること ア・・・抗弁を含まない     抗弁とは,請求原因と両立し かつ 請求原因が     存在することによる権利関係の発生を障害し     これを消滅させ     又は権利の行使を阻止する法律要件です。     これに対し     請求原因と両立しない事実の主張は否認にあたる。     この問題では,Xが所有権に基づく     土地明渡請求の請求原因事実として     1:過去におけるAの甲土地の所有     2:XA間の甲土地の売買     3:Yの甲土地の現在の占有を主張立証することになる。     そうすると,Xが甲土地をAから買い受けたことはなく     現在もAが所有しているという主張は     2:と両立しない主張であって、否認にあたる。     したがって,アの主張は否認であって     抗弁を含まない。 イ・・・抗弁を含む     Xが甲土地をAから買い受けた後     Bに売り渡したという主張は     Xの主張する請求原因事実と両立する。     そして、甲土地をBに売り渡すことで     Xは甲土地の所有権を喪失することになるから     Xの請求原因による法律効果の発生を障害する。     よって     Yのこの主張は抗弁となる。     したがって、イの主張は抗弁を含む。 ウ・・・抗弁を含む     Yも甲土地をAから買い受けた上で     自らに対する所有権移転登記を経由したという主張は     Xの主張する請求原因事実と両立する。     そして     Yも甲土地をAから買い受け,所有権移転登記を経由すれば     Yが対抗関係でXに優先する結果     当初からYが甲土地の所有権を確定的に取得したことになり     Xが所有者であったことはなかったことになるから     Xの請求原因による法律効果の発生を障害する。     よって     Yのこの主張は抗弁となる。     したがって     ウの主張は抗弁を含む。 エ・・・抗弁を含む     Xが甲土地を買い受ける前から     YがAから同土地を無償で借り受けていたという主張は     Xの主張する請求原因とは両立する。     しかし     使用貸借は売買に対抗できないから     Xが甲土地を買い受ける前からYがAから同土地を     無償で借り受けていたとしても     Xの請求原因から発生する効果の発生を障害     消滅、阻止するには至らない。     よって,Yのこの主張は主張自体失当である。     したがって、エの主張は抗弁を含まない。 オ・・・抗弁を含む     Yの占有が、Xが甲土地を買い受けた後     同土地をXから賃借していることに基づくという主張は     Xの主張する請求原因と両立する。     そして     甲土地のYの占有がXY間の賃借権に基づく場合には     Yは甲土地を使用収益する権原を有することになるから     Xの請求原因による法律効果の発生を障害する。     よって     Yのこの主張は抗弁となる。     したがって、オの主張は抗弁を含む。

wertyuiolk
質問者

お礼

こんなに丁寧に教えて下さりありがとうございますm(_ _)m 感謝感激であります。 重ねて御礼申し上げますm(_ _)m

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