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グラフの意味をしっかり理解しましょう。 植物Bのグラフを見ると、左端、つまり光の強さが0ルクスの時、二酸化炭素の吸収量がマイナスになっていますね。吸収量がマイナス、ということは、吸収の反対、つまり排出している(はき出している)ということです。 光が0ルクス、つまり光が当たっていないと、光合成ができません。光合成をすると二酸化炭素を吸収しますよね。だから、光合成ができないと二酸化炭素を吸収することもありません。 しかし、光が当たっていなくても呼吸はします。呼吸をすると、二酸化炭素を排出しますよね。 ということは、グラフの左端は、光合成をせず、呼吸だけをしている状態なので、このときの4ミリグラムというのは、単純に呼吸によって排出される二酸化炭素の量だけをあらわしているのです。 そしてこのグラフは100平方センチメートルの葉が1時間で吸収したり排出したりする量をあらわしています。 だから、200平方センチメートルの葉ならその2倍の8ミリグラムを排出するはずです。 更に、2時間ならそのまた2倍の16ミリグラムを排出するはずですね。 ところで、この植物Bのグラフで縦軸が0立方センチメートルになるのは、横軸が1500ルクスくらいのときですね。これは何をあらわしているかわかりますか。 (3)に「呼吸速度が光が強くなっても一定だ」と書いてあるのは、光の量が変わっても呼吸による二酸化炭素の排出量は変わらない、ということです。 つまり、光の量とは関係なく、100平方センチメートルの葉なら、呼吸によって1時間に4ミリグラムの二酸化炭素を排出するということです。 ではなぜ1.5時間くらいで吸収量が0ミリグラムになるかというと、光合成によって使われる二酸化炭素も4ミリグラムになるからです。 呼吸で4ミリグラム排出し、光合成で4ミリグラム使うので、差し引き0ミリグラムになるんですね。 そして、もっと光が強くなると、光合成で使われる二酸化炭素の量が、呼吸で排出する二酸化炭素の量より多くなりますね。その差を空気中から吸収することになります。 ですからこのグラフの0ミリグラムより上、言い換えると右側は、「光合成で使われる二酸化炭素の量-呼吸で排出する二酸化炭素の量」をあらわしているのです。 光が10000ルクスの時、二酸化炭素の吸収量は12立方センチメートルですね。 そして呼吸で排出する二酸化炭素の量はいつも変わらず4立方センチメートルです。 ということは「光合成で使われる二酸化炭素の量-4立方センチメートル(呼吸で排出する二酸化炭素の量)=12立方センチメートル(二酸化炭素の吸収量)」ということになります。 これで、光合成で使われる(吸収する)二酸化炭素の量が出せました。12+4で16立方センチメートルですね。 あとはさっきと同じです。この数字は100平方センチメートルの葉で1時間のものですから、200平方センチメートルで2時間なら16×2×2で64平方センチメートルということになります。 「馬鹿でも分かるよう」な解説になっているかどうか自信はありませんが、ご理解いただけたでしょうか。
- meppari
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(2)は暗所が0ルクスだとして、グラフから読み取れるのは 1時間当たり -4mg/100cm2 のCO2吸収量。 と言うことは、1時間に 4mg/100cm2 排出していると言うこと。 問題は200cm2当たりの2時間排出量なので、4 × 2 × 2 = 16mg (3)はNo.1の方の回答で2時間の吸収量が出ていますが、これには呼吸分による排出が含まれています。 問題は光合成による吸収量なので、ここから呼吸による排出分を引かなければなりません。 呼吸による200cm2当たりの2時間排出量は(2)の回答の通り、16mgです。 排出は吸収とは逆の行為なので、吸収量としては-16mg。 従って、48-(-16) = 64mg
- smash27
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(1)は、CO2吸収量がmaxになるのが早い方が陰生植物なので、B。 (2)は、10000ルクスのとき、12mg/100cm^2・1時間らしいので、面積が200cm^2になることと、時間が2時間になることから、12×2×2=48