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小説はこれからも生き残りますか?
小説とはこれからも細々と生き残りますか? 芥川賞の質も品性がなくなっていると思います。 今後はどうなんでしょうか?
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小説を根本的に変える革命が起こらないと衰退するばかりになるでしょうね。 ジグムント・フロイトが始めた精神分析学が文学の世界に導入されて以降、小説は様変わりしています。精神分析学を無視した小説は漫画と同じ扱いを受けるまでになりました。同じように、人工知能が小説を書く時代に入っていますので、人工知能とは違う小説を書かないと生き残っていけないでしょう。 小説とは文章の形で現実世界を抽象的に描くものですから、脳に与える影響が大きいかどうかで作品の質が問われます。インターネットのようにリンクを張る事で小説の域を遥かに超えてしまうようになった現在は、一冊の小説で終わる形式がいつまで続くかと言えば、先の見込みは無いでしょうね。 情報革命が始まった頃から、インターネットのように文章、イラスト、写真、音楽、動画などの全てを網羅した作品作りが要求されるようになり、従来の文章だけの小説に限界が見えている状況だと思います。 小説は文章で脳を刺激して、脳内空間に仮想世界を作り上げる表現形式ですし、漫画はイラスト、台詞、演出で視覚認識の形で想像の世界を作り上げる表現形式です。映画やアニメは映像と音声で作り上げた仮想世界を視覚表現で作り上げた表現形式で、どれも読者や観客には選択肢が無い点で共通しています。 それに対して、ゲームは選択肢があり、結果も1つとは限りません。対極する2つの娯楽に分極したのが情報社会だと思います。 初期のアドベンチャーゲームは文章テキストだけでゲームが構成されるので、小説とほとんど変わらないものでしたが、それでも選択肢があるので小説とは異なるものになりました。RPGなども同じです。 電子書籍が不振なのは、小説や漫画だけ残して、ゲームを切ってしまったことで、ゲームが遊べない電子書籍が続くとは思えません。小説を考える時は、ゲームを無視しては成り立たない現実を見極めるべきだと思います。 出版が衰退しているのは、選択肢が無い出版物を続けているのが理由です。携帯やスマートフォンの普及でゲームが氾濫し、選択肢が無いメディアから離反しているユーザーを取り込めずに衰退を続けているのです。 インターネットも会話形式で応答があり、選択肢は無限にあります。選択肢が無いメディアの衰退が出版不況の現実であり、小説も同じだと考えて良いと思います。
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- fujic-1990
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細々とではなく、太々と、生き残ると思いますよ。 芥川賞作品など、読んだことがないので作品の品性の変化などはわかりませんが、例えば言葉の用い方(説明の仕方)などを覚えるにしても、文法書などで座学するよりは、楽しいです。 小説を読んで人生が広がることもありますし、歴史を知ることもできますし、楽しくて効果はさまざま。 まあ媒体がね、紙の本から電子書籍へと移るかもしれませんが、小説は永遠に不滅だと思います。
お礼
皆様貴重なご意見マコトにありがとうございます。感謝します。
お礼
皆さま貴重なご意見まことにありがとうございました。感謝いたします。