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刃を研ぐの「研」と、砥石の「砥」
包丁の研ぎ方を調べていて、気になりました。 刃を研ぐの「研」と、砥石の「砥」、 意味は極めて似ているのに、どうして違う漢字をあてるのでしょう?
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砥石の「砥」の旁の「氐」だけで、「といし」の意味だそうです。 もともとは、「氏」は鋭利な刃物の形。その下の横棒は、「平ら」なものを表し、氏と一で、刃物を磨く物。つまり砥石そのもの。 後になって、(確認のため?)石を横につけて「砥」に。さらにその歴史が分からない人が「石」をつけて「砥石」に。まあ、「サハラ砂漠」みたいなものですかね(サハラとは砂漠のこと)。 他方、「研」の旁は「けずりみがく」の意味。つまり、石で削り磨く「動作」を表しますね。 結論:表すものが違うから、文字も違う。
お礼
早速のご回答をありがとうございます! 本当は石がつかなくても良いという点が、目から鱗です。 漢字って、素晴らしいですね。