• 締切済み

天然砥石について

最近本山の合砥を購入し、早速使用してみました。 この石自体ちょっと硬めなのですが、とくそも滑らかで 刃の下りはよく、また、砥ぎ味、研いだあとの切れ味共に申し分ありません。 ただ、どうしても、切刃部分に傷痕が残ってしまいます。 今までは、青砥、セラミック人造砥石(#6000)を使用して 仕上げをしていて、そうすると鏡面までは行かなくても、 結構顔が映るくらいにはなっていたのですが、合砥を使用しても 切れ味こそいいのですが、見た目はざらざらした感じに なってしまいます。 そこで質問なのですが、合砥というのはそのようなものなのでしょうか? それとも合砥特有の(青砥と違った)研ぎ方があるのでしょうか。 皆様のコメントをお願いいたします。

みんなの回答

  • hh-hh
  • ベストアンサー率63% (7/11)
回答No.4

maysさん、はじめまして 購入された合砥ではザラザラした感じになるとの事ですが、 見た目が鏡面では無く曇りガラスのようになっているという 事で良いでしょうか? そのような前提で書き込みさせて頂きます。 まず、天然砥石で研いだ仕上がりの見た目は、大きく分けて ”雲り系”と”光沢系”に大別されるかと思います。 青砥であっても他の物を買って来た場合、今お持ちの青砥と 同じ光沢系になるとは限りません。 合砥も大きなくくりですので、その中には様々な層から取れた 石が含まれますし、同じ山の同じ層から取れても様々な砥石が 生まれます。 一般的に曇り系の砥石で研ぐと鋼と地金のコントラストがよく 見えるようになる為、それを好まれる方もいらっしゃいます。 光沢系は曇り系に比べると砥石の流通量が少ないかと思います。 また、光沢系は硬く締まった砥石に多い傾向がある気がします。 硬い砥石に名倉を掛け、そっと撫でるように研ぐと鏡面になる 場合が多いですが、これも砥石と研ぐ技術によりますので何とも 言えません。 今お持ちの合砥で、お使いになる刃物と特に相性が悪いのでなけ れば、普通に研いだ後仕上げとして、砥くその上でそっと刃を 滑らせるように研ぐと、今よりは鏡面に近くなる可能性はあり ます。 ただし”鏡面になる=刃の切れ味が良い”とは限らないので、 鏡面にする事にとらわれ過ぎると本末転倒になってしまうのではと 心配です。 どうしてもという事であれば、現在も採掘をなさっている丸尾山の 砥取屋さんへ問い合わせ、使う刃物の詳細と仕上がりの好みを伝え れば、良い物を見繕って下さるかと思います。 多くのお店は既に砥石として形になった物を販売している為、mays さんのご希望に対して対応が出来ない場合も多いのではないでしょうか。

  • akanoya
  • ベストアンサー率14% (1/7)
回答No.3

その合わせ砥で一回に何分くらい研いでいますか? 合わせ砥は最初に削れた砥石の粒子と刃物の粒子そのものが研磨剤となりますから、 砥いだ時間が長ければ長いほど細かい番手になります そしてそれが合わせ砥の本領です ただ、粗い粒子が浮いてますとそれを噛んでしまい今までの苦労が台無しになってしまいますので よくよく気をつけましょう それと研ぎ方を変えてみるのも一つの手です。 水の足し方一つで上に乗っている研磨成分の量がガラリと変わってきます あと刃物の押し付ける力加減でもかなり変わります。 青砥などは砥石の上を滑らすくらいの力加減だと本来の2千番内外から一気に4千番くらいまで上げる事も可能です

  • marukka
  • ベストアンサー率100% (1/1)
回答No.2

天然砥石と人造砥石とでは、砥粒の硬さが全然違います。(天然のほうが軟らかい) ダイヤのような非常に硬い砥粒なら、鋼の組織的な不均一さにかかわらず研磨しますので鏡面に近くなります。 が、天然砥石のような軟らかい砥粒(石英)では鋼中の硬い部分(炭化物など)を研ぎきれないので、それが浮き出た状態に研げます。 それが「ざらざらした感じ」に見える原因です。

  • bhoji
  • ベストアンサー率53% (1514/2852)
回答No.1

合砥は天然の砥石ですから、品質は相当幅があり、それに伴い価格もピンキリです。 どうも「本山」と書いてあっても必ずしも品質が良いとはいえないようです。 参考URLはHP名「鍛冶屋の部屋」ですが、そのまま「鍛冶屋の部屋」のコーナーに進み、 右側の「砥石」をクリックすると各種天然砥石の特徴が書いてあります。 また、ヘッドページから「砥石の部屋」に進むとそれら砥石の写真や説明があります。 他には 河合のこぎり店の天然砥石 販売 http://homepage2.nifty.com/s-kawai/tennen-toisi_hanbai.html 一品逸品亭のシャプトンセラミック砥石(合成砥石) http://www.ippintei.com/page263.html 同 天然本山合砥 http://www.ippintei.com/page011.html#天然本山合砥 検索はGoogle使用、そのままキーワード:本山 合砥 または マルカ 中山 砥石 で行っています。 全体の解説は「堺 味正」の天然砥石が詳細に書いてあります。 http://www.houcho.com/html/tennen.html ずーと昔、道具市で何の職人さんか判りませんが、天然砥石を舐めるの見たことがあります。 味?滑らかさ?を感じるのか判りませんが・・・

参考URL:
http://www2.117.ne.jp/~kajiya/
mays
質問者

補足

回答ありがとうございます。 早速見てみました。 でも、どちらかというと知りたいのは使用後の刃の状態なんです。 触った感じでは人造の#6000よりもだいぶ細かく感じるのに 刃の状態はもやーっとした感じになるんです。 ちなみに自分の使っているものはマルカの本山砥石です。 品質自体は申し分ないものだということで購入しました。 なめるのは、なめた後の唾液の吸い込みで砥石の硬さを判別するためで、 早く吸い込む方がやわらかく研ぎやすいということです。 滑らかさは指で触れれば分かります。 ちなみに自分の使用しているものは中程度よりやや硬めの 長持ちし、研ぎやすいものです。

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