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複素数の対数の「無限多価性」が疑問です。
複素数の対数は無限多価性があると言います。 が、 e^(i*θ)= cosθ+i*sinθ ならば、 log[e] {c*(cosθ+i*sinθ)} = log[e]c + i*θ ですので、 c と θ が一意的に定まっている場合、右辺は1価関数ですので、複素数は全て、対数は1価関数になるのでは有りませんか。どこが推論が間違っていますのでしょうか。
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noname#232123
回答No.1
どの教科書にもあることですが・・・、 w=log(z) ⇔ z=e^w. ここで、w=u+i*v とおくと、 z=e^(u+i*v)=e^u*e^(i*v). ∴ |z|=e^u, arg(z)=v. よって、w=log(z)=ln|z|+i*arg(z). したがって、log(z)はz≠0において定義された「無限多価関数」となり、その値の1つをw0とすると他の値は、w0+2kpi*i (kは整数) ということになります。 ------------------------ e^(i*θ)=cosθ+i*sinθ=cos(θ+2pi)+i*sin(θ+2pi)=.... です。
お礼
御丁寧な御回答を誠に有難う御座いました。
補足
最後の式の括弧内の、θ+2pi の i も虚数単位の i ですか。