「深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗く」

質問

「深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗く」

皆さんは、
深淵を覗いた、
深淵から覗かれた生の経験はありますか？

皆さんの
貴重な経験を教えて頂ければ幸いです。

哲学、社会カテゴリー皆さんの
ご回答のほど、
お待ちしております。

回答No.3

雪中庵（@psytex） · ベストアンサー

人は、今という瞬間を、悠久の過去から久遠の未来に続く
果てしない流れの、一断面だと考える。
しかしその実、そこに覗く無窮の深淵は、物体としての
自己(肉体)と、精神としての自己(宇宙)という、合わせ鏡
に映る虚映の影に過ぎないのだが。
無＝不確定性無限の、潜在的認識可能性(自我仮説＝時間軸)
に対する相補的環境(空間仮説＝空間軸)、即ち自己存在
成立の必要＝自分の影という無限鏡映。
その「物体としての自己(肉体)＝自我仮説＝記憶＝過去」と、
「精神としての自己(宇宙)＝空間仮説＝予測＝未来」の、
どちらが本当の自分で、どちらが虚像かなどと問うのも虚しい。
時空とは記憶(過去)による予測(未来)としての実体しかなく、
一般に存在の根拠となるべき「現在＝感受表面での量子相互
作用＝光速」とは、そうした時空軸の相補分化に由来する
虚数関係によって生じる、等距離点のゼロの界面＝仮説的
時空に対する、無の射影なのだ。
そして、その「過去による未来(遠くは過去の姿×予測として
の空間的広がり)」としての時空的広がりにおいて、現在たる
感受表面(原点)が有限な大きさを占めている事で、先入的
要因は消失する。

お礼

ご回答のほど、
頂いたのでベストアンサーを差し上げます！

回答No.6

eroero4649

まだ二十歳くらいの若造の頃でしたが、学校の講師に面白いおじさんがいました。話が面白くていつでも生徒に大人気。アメリカで一旗あげて会社を興したが失敗して、イエローキャブで食いつないだこともあったという波乱万丈の方でしたが、いつも元気で気さくな人でした。
ある日、ふと駅前でその講師を見かけました。挨拶しようと思ったところ、いつも明るくニコニコしているおじさんは、まさに苦虫を噛み潰したようとはこういう顔だろうなというような苦悶と、悲しさを抱えた表情をしていて、見たこともない表情に面食らって声をかけずにいました。すると講師が私に気づいてまさにその瞬間にいつもの表情になり「ヨッ！」と気さくに手をあげてくれたのです。
そのときに、いろいろ面白おかしく話にしてはくれるけれども、本当は心の奥底に深い闇を抱えてらっしゃるんだなあと大人の世界を少し覗き見たような気がしました。

あと今のアンタッチャブルの柴田さんと同じような目に遭ったことがあるのですが、あんときゃ深淵に覗かれたようなものだったと思うのですが、どうもあんまり覚えてないんですよね。記憶がとぎれとぎれで。

お礼

ご回答のほど、
ありがとうございます。

回答No.5

ignis2523

自分の経験によって死に向き合うとき、自身も死に近づいている。
何かに直面するとき、その何かに関わることで、対する何かも自身に関わろうとしている。

そのような意味を持った言葉です。
ニーチェの場合は前者の”死”に関連付けています。

私の経験では、医療現場で似たようなことがあります。
人の死ではありませんが、病理の研究や治療を進めることで、誰かを助ける代償として自分の中の”人の痛みに関する何か”が麻痺するような錯覚に陥ることがあります。
これもいわば”深淵を覗き、覗かれている”ということです。

お礼

ご回答のほど、
ありがとうございます。

回答No.4

kaitara1

自分が死んだあとの時間の流れを考えるとそんな気がします。すでに死んでいる自分が永遠の時の流れを見ている・・・・

お礼

ご回答のほど、
ありがとうございます。

回答No.2

nihonsumire

まさに、ゾクッとする言葉ですよね。「怪物と戦う者は、その過程で自分自身も怪物になることのないように気をつけなくてはならない。」という文の後に書かれたニーチェの言葉ですよね。
　やや猥雑ですが、電車で正面に座った女性のスカートが少しめくれていたんですね。思わず見つめたら、女性の方も見つめ返したんですね。下車してトイレに行って気が付いたんですが、社会の窓が開いていたんですね。怪物かどうかは判りませんが、「深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗く」ですよね。

お礼

ご回答のほど、
ありがとうございます。

回答No.1

maiko0333

深淵って生き物ではないでしょ。
なので覗かれることはないです。
もちろん、日本では自然＝神なので深淵にも神はいます。
神に覗かれるならともかく。。。

お礼

ご回答のほど、
ありがとうございます。