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清 少納言

納言といえば、大納言、中納言、および少納言。 でも、少納言は「小」納言ではないのです。 なぜでしょう。

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  • 4017B
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回答No.2

これは訓読み書くと分かり易いと思いますが… ・大納言 : おおいものもうすつかさ ・中納言 : なかのものまうすつかさ ・少納言 : すないものまうすつかさ ~と言う風にそれぞれ読みます。つまり「少」が変なのでは無くて、実は「大」の方が本来の意味からすると "多" じゃないの?と言う訳です(笑)。 奈良平安時代は今から1000年以上も前ですから、当然ながら日本語も今とは全く違う言語と言っても良いくらいに、同じ文字で表記しても意味も発音も異なるモノが数多くあり。「大、小」と「多、少」もその典型です。 平安の頃はそもそも「小」と「少」は全く同じ意味で、ことさらに漢字を使い分けたりする習慣が無く。また逆に「多」と言う漢字はピンポイントで「肉の量が多い」と言う意味で、大きいとか偉大であると言う意味を全く含まない字でした。 ですので官位を表す漢字には「大」と「少」が使われ、それを発音で区別していたのです。それが習慣となり、後世でも伝統的に使われる様になり今に至ると。現代でも軍隊の階級は「大~小」では無く「大~少」で表しますよね。 P.S. ちなみに「清少納言」は名前では無く架空のペンネームで、実際の彼女の本名は伝わっていません。しかしこれは特別にフシギな事では無く、少なくとも明治時代以降になるまで日本では、よほどの良家の出身でも無い限り、女子の名前は公にされない習慣だったのです。 清少納言の場合、お祖父さんの名前が清原深養父(きよはらのふかやぶ)という事は確定しています(当時はそこそこに知られた歌人)。彼女もここから自身の筆名を取って「清少納言」と名乗っていたようですが、一節には彼女の直接の雇用主である藤原定子に名付けられたとも。またweb上では「彼女のお父さんが少納言だった」と記載されたモノがありますが、少なくとも現在までに伝わる確証の取れた歴史資料からは、彼女の周辺の親戚筋に少納言職だった人物は確認されていません。

その他の回答 (2)

回答No.3

大きい小さいではなく 多い少ないと言う意味だからです 少納言は格下 と言う事ではなく 大納言や中納言より与えられた仕事が少なかったのです

  • akiye2
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回答No.1

大きい小さいではなく、大い少ないからきてますので。

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