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一部地域を襲う大震災の影響として域内GDPが増大するか?
- 戦争による効果と震災による効果について経済学の視点から考えています。
- 戦争によるGDPの増大と通貨インフレの影響、震災によるGDPの増大と通貨デフレの影響について比較しています。
- 一部地域を襲う大震災の場合、域内のインフラや個人住宅の再建が活発化し域内GDPが増大するが、通貨には影響を与えないため、地域経済の成長は「インフレなき経済成長」と言えるという視点です。
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跡見学園女子大学山澤成康教授が福島県のデータについて細やかな論文を出していらっしゃいます。 その結論として「データを推計した結果、(GDPへの)間接被害は小さく短期で終わったのに対し、復興需要が長期にわたって発生していることがわかった。」(カッコ内私の注釈)と記載がありますのでこちらも質問者様の論説の補強になるように思います。 お時間の有る時にでもご確認の程よろしくお願いします。 被災3県の月次GDPの作成 山澤成康教授 http://www2.mmc.atomi.ac.jp/web13/2014/greatdisaster0704.pdf 以上質問者様の参考になれば幸いです。
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- tknkk7
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戦争と震災は、全くの経済効果に関して、結び付ける根拠も具体的な、経済活性化への促進効果等は、有り得ません。愚直な、事は、考えない事でしょう。・・・一体、どう言う発想と日和見主義なのか。・・・戦争と言う事は、国民様全体への、財産・経済力・自由努力等々の全てを、国家権力で、強制的に規制するものでしょう、これは、GDP等の経済指標を含む経済学でナシ。片や、大震災は、局部的に、突然、否応なく訪づれる、全くの、避けられない、悲しい自然災害でしょう、と言う事は、基本的には、その結果にて、生活困難な状態に、陥った方々への、物資・金銭・生活インフラへの、緊急的・助成活動自身は、全て、第一に、地方自治体更には、国家自身が、行政能力を働かせる事でしょうに。従い、通常、GDP等の経済指標を計算式には、何もパラメータ等の変数を設定していられる訳が、無いでしょう。勘違いをされない事でしょう。
お礼
>愚直な、事は、考えない事でしょう。 愚直な人間でございますものですから、、、。
- taoyuany
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お考えは正しいと思います。 実際の例を参照されると良いように思います。 1.福島県 東日本大震災後から建設業が牽引しGDPがプラス成長。 日本自体では低成長でしたが、2014年のデータによると福島県では経済成長率(名目) プラス4.5%と高成長となっています。 それ以後のデータは見つかりませんでしたが後述の阪神淡路大震災のデータから類推すると2015年以降もプラス成長であろう事がわかります。 https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/158580.pdf 2.兵庫県 阪神淡路大震災は平成7年1月です。 丸二年で経済成長効果が消えていますね。 平成4年度 0.3% 平成5年度 0.5% 平成6年度 -0.4% 平成7年度 4.5% 平成8年度 6.9% 平成9年度-1.0% 平成10年度-5.6% 平成11年度-4.0% https://web.pref.hyogo.lg.jp/ac08/documents/jikeiretu-bunpaih2-h21.xls 3.新潟中越地震 発生は平成16年(2004年)。 当該年度は国のGDPよりは伸びが大きいですが経済効果はさほど無いように思えます。 http://www.pref.niigata.lg.jp/tokei/1356801944534.html 簡単に主に地震についてまとめてみました。大きな台風などでもある種の経済効果があるかもしれませんね。 google検索などで「県名 GDP」で検索されるとGDPを公表している自治体が多いため、質問者様の仮説を補強するデータが得られるように思います。 以上質問者様の参考になれば幸いです。
お礼
具体的な情報に基づく解説ありがとうございました。 大変参考になります。
お礼
学者の研究成果まで共有いただきありがとうございました。 大変勉強になります。