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震災とGDP

これから震災復興にかかると思うもですが、破壊したものを破壊前に戻す活動もGDPを押し上げるわけて、それをもって経済成長したっていうのはおかしいのではないでしょうか。

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  • blackhill
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回答No.4

 経済学では、フローとストックを区別して考えます。フローからストック重視へという選挙公約をご覧になったことはありませんか。  GDPとは、1年間に使った費用の総額だと考えることもできます。細かい話は抜きにすると、生産したということは、誰かが買ったということだから当然ですね。災害復旧のために使ったお金も、食料品のために使ったお金も区別せず、財布からでていったお金は全部が費用です。  ストックというのは、財産の総額です。新しく増えた分を加算し、消耗したり壊れた分を引きます。この総額は、国富統計で公表されています。ただし、地価変動が及ぼす影響が大きすぎるためか、最近は計算していません。  経済成長を計るうえで、GDPは一つの指標に過ぎません。最近は、国民幸福度などを使う考えもあります。しかし、いわば体重測定みたいなもので、GDPはやはり有用な指標です。

nobuchan1942
質問者

お礼

しかし、四半期ごとにいろんな部署で「経済成長」が発表されており、まだまだ右肩上がり神話から自由にはなっていないように思えますね。 ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • goemon00
  • ベストアンサー率0% (0/8)
回答No.5

経済哲学者のシューマッハーやピアースは著者の 「small is beautiful」 「small is stil beautiful」 の中でその矛盾について批判しています。

  • tac48
  • ベストアンサー率36% (339/932)
回答No.3

GDP( Gross Domestic Product)を日本語に直すと、国内総生産です。ご指摘の通り、 国内総資産は、復興で壊した分を作っても増えません。でもGDPは、一定期間の生産量の 総和ですので、前向きに作られたものも、壊れたものを治すために作られたものも、全て 含みますので、これだけ災害によって壊れたもの作ってもさらにマイナスという事態に なれば、すごい不況です。では、プラスになったら経済成長というかというと、別議論 だと思います。GDPは、経済の成長を推し量るひとつの指標にしかすぎません。 確かに経済成長率=実質GDPの変化率で議論する人は多いと思いますが、これだけの大災害 ですので、失業率やその他指標を加味して評価されるべきだと思います。 どなたかまともな人で、復興需要で経済が成長するなんていうバカなことをおっしゃった 人がいるんでしょうか??今の日本は財政状態が非常に悪いので、復興をやみくもに 押し進めると、ハイパーインフレを招き、むしろ名目GDPはプラスだけど、実質はマイナス といったリスクさえあります。

回答No.2

経済は売買で生じた金額の量であることは解りますよね。ビルも家も売買されなければ経済に対する影響はゼロです。それが売買されるのであればGDPは増えることになる。とはいっても、震災により売買量も減少していますから、震災前より増えるかどうかは確かに疑問です。私の考え方はマル経も近経も根底から否定していますが経済事象は合理的に説明できます。極々単純にいえば 全労働量×効率=経済 となます。尊い労働量を失っているので効率が良くならないと成長は難しいでしょうね。

  • root_16
  • ベストアンサー率32% (674/2096)
回答No.1

破壊されたものを破壊前に戻すことは ドラえもんくらいにしか出来ません。 機能を戻したり、建物を新設したり、いろんなものを 修理する活動は普通の経済活動だと思いますよ。

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