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アメリカの一極支配
こんにちは。冷戦中は旧ソ連とアメリカが互角に張り合っていましたが、冷戦締結後はアメリカが唯一の超大国になりましたね。旧ソ連は崩壊していまい、継承国のロシアは大幅に弱体化しましたし、中国もぐんぐん成長しているとは言え、科学技術はアメリカより数段遅れていますし、民度が低いというのがネックになっていると思います。しかし、アメリカの経済力が落ちているとも囁かれています。 そこで質問です。 (1)アメリカのGDPは世界一位ですが、これは人類が滅亡するまで続くでしょうか? (2)世界の基軸通貨はドルですが、ユーロや他の通貨に取って代わられる可能性はないでしょうか? (3)最近ではニカラグアやニカラグアなどの南米の国がアメリカに反旗を翻していますが、このまま反米的な国家が増えてアメリカが孤立化する可能性は考えられるでしょうか? (3)アメリカの軍事力は世界一ですが、遠い将来 中国に一位の座を明け渡す可能性はないでしょうか?
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現在はもう、アメリカの一極支配ではないですよ。 米国は一極支配継続中と見せかけながら、世界から撤退中です。これまでの米国一極支配が不自然すぎたのでその補正が行われています。 (1)TV・新聞を見れば、米国の経済衰退は明らかになってるじゃありませんか。 (2)ドルの基軸通貨制は崩れだしています。アジア地域では中国が人民元支配を目論んでます。 (3)米国が孤立しても、同盟国日本がいるじゃありませんか。なので米国は単独孤立しません。 (4)米国の軍事力は海洋型軍事力であり、米国同盟の主力は押しなべて海洋型国家。それに対し米国の主敵国家は押しなべて大陸国家。米国軍事力が低下しても当分(10年くらい)は持つでしょう。 もう米国単独主義的世界観は通用しなくなっています。 我々日本にとっては、「米国と中国」の2極構造と世界をとらえると理解し易いです。 そしてこの2極、米国と中国は現在は敵対していません。なので米国の同盟国である日本と、中国も敵対していません。しかし米国は日本が中国よりに成る危険性を考慮しています。(韓国の例があるので) 一方、日本は最近随分心配しまくりました。オバマ外交がどのように成るのか、クリントン時代に逆戻りしてしまうのか、日本バッシング・パッシング・ナッシングの時代が再現されるのか、ヒラリーの日本観はどうか、オバマの知日度はいかがか、と。 米国コアラとしての日本は、米国が日本を捨てる危険性に怯えましたが、その日本世論を観察すればどんな馬鹿でも日本は未だ米国重視価値観を国民・国家が有していると断定できます。なので米国は安心して米日同盟の更なる強化を歌い上げました。 実は彼らも心配しているのです。日本に捨てられはしないかと。 だから、これが同盟なのです。一風変わった同盟では有りますが。 日本の取るべき道は、米国と同盟を保ちながら中国と友好関係を結ぶ方向にあります。 米中の協調は、日本外交が大きく作用していました。日本が米中を接近させたのです。日本が戦術的に反中国姿勢を取る事により、中国は日本ではなく米国へと協調を模索し、その為に米中武力衝突の危険は低減され、現在のような安定した米・中・日の関係が生まれました。 ここで日本は米国に基軸を置きながらも、米国の同盟国として中国との協調を進めるべきです。 この枠組みになるべく多くのアジア諸国を参加させていくことが、アジアの安定に繋がり、ひいては中国を拡張主義から協調主義へと変換さえ得ます。 敵対ではなく協調。1極主義ではなく多極主義。そのカナメと成るのが、日米同盟と、その日米同盟と協調する中国です。 だから現在の状況は明るいです。 問題は北朝鮮と台湾。両国とも、中国に飲み込まれる危険を感じながらも、中国との協調を模索しています。そして周辺国にとっても実は現在の分断状態が最も好ましい。 北朝鮮の核は、北朝鮮の中国からの独立維持と言う意味合いもあり、米国に対する恫喝手段としての日本核威圧の意味合いもあります。 北朝鮮の独立を保障しながらも、周辺国への脅威を低下させ、我々の仲間に引き入れる。これが最高ですね。我々は同じ穴のムジナなのです。北朝鮮も。 但し、「中国そのもの」と「中国軍部」は別の物ですから、中国軍部に対する警戒は、日米同盟・中国・全アジア諸国は持っていなければなりません。
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- bismarks05
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(1)人類が滅亡する時期は知らないが、アメリカが人類滅亡するまで存在する保障はないだろう。つまり、質問がまったく要領を得ていない。 仮に経済予測として100年規模の経済規模で論じるならば、アメリカが一位というのは、簡単に覆る。それはEU経済によって言明できるし、将来的に中国・インドの可能性も指摘できる。 (2)基軸通貨はドルだけではない。ユーロ、円も基軸通貨であって、ドルに比べて劣位であるにすぎない。 (3)南米ではニカラグアよりも、キューバー・コロンビア・ベネズエラ・ボリビアをあげるのが妥当であるが、アメリカが孤立化する可能性は当然考えられる。しかし、それはアメリカが自分で孤立するというシナリオの可能性が高い。(自律的に孤立するとは、保護主義に陥るということ) (4)アメリカ経済の産業構造がシフトすれば当然、アメリカの軍事費は落ちるが、軍事力は決してアメリカが一位が続くとは言えない。 なにより、アメリカの国軍は海外諸国が資金供与によって成立しているものであって、アメリカの軍事費は純粋にアメリカ財政のみで維持されているものではない。同時に軍事力とは、軍事環境の変化によって可変的であるから考え方が広い。第一、中国が軍事力で一位という見解は決して不可能ではないのは、人件費などの部分でも指摘できる。
お礼
今の中心国ですね。世界を納める国はあります。それがアメリカです。アメリカはまだ100年そういう状態になっていないので、ミスも多いです。どちらかといえば、地域の中心国も存在している状態で、アメリカが真ん中になってます。GDPは抜かれるでしょう。でも力はまだまだぬかれないような気がします。
- huna-huna
- ベストアンサー率5% (13/241)
(1)GDPで比較するなら今世紀中に抜かれるでしょう。 (2)基軸通貨は代わるでしょうが、ユーロ次第かも。 (3)アメリカが孤立化する可能性は低いでしょう。 アメリカが国連を脱退するなら孤立化もあるでしょうが、今後も移民の流入が多いことを考えると、 その考えは主流にはならないと思います。 (3)軍事力は比較自体が困難なのでなんともいえません。 単純に予算額や人員では計れないと思いますし、正確な数も把握は無理かと。
- tooma37
- ベストアンサー率25% (96/374)
(1)近いうちに核戦争がおきて人類が滅亡するならありえます。 (2)いづれユーロがドルに取って変わるという説はまことしやかに囁かれてきましたが、今回の金融恐慌で、各国がバラバラに金融政策を行い欧州で統一性がとれないという脆弱性を世にさらしてしまいました。基軸通貨の立場を得る事があるにしても、まだまだ時間がかかりそうです。 (3)何を持って孤立と呼称するかですね。イラク戦争でアメリカは国際的に孤立したという主張をする人もいましたが厳密に言えば孤立はしてませんでしたし、戦争に反対していた国とも貿易などはしっかりおこなっていた訳ですしね。 (4?)遠い将来だったら大いにありえますね。
お礼
回答ありがとうございます。
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