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仮想世界に住むことが出来るようになればどうなる?
仮想世界(アニメなどの二次元世界や空想のバーチャル世界)に住むことが出来るようになれば人間はどうなるのでしょうか? 仮想世界に行った人間を連れ戻すサイコドリームというゲームがありましたが、実際に現実に返ってこなくなる者が社会問題になるのでしょうか。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A0 手塚治虫の火の鳥ではムーピーゲームというものが登場します。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E3%81%AE%E9%B3%A5_(%E6%BC%AB%E7%94%BB)
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- koosaka
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私は現在でも、仮想世界・バーチャル・リアリティーに生きている、と思っているから、「仮想世界に住むことができるようになればどうする?」と聞かれても困ります。 私だけでなく、みんなそうなんではないですか? なぜか、って? 19世紀までは、私たちの世界は現実・リアリティーの世界でした。 しかし、19世紀以降の産業革命以降の世界・社会は仮想世界・バーチャル・リアリティーの世界になりました。 自然は私たちの世界から遠ざかり、それに代わって人工物があふれ、私たちの身の回りは人工物で囲まれるようになりました。 自然が私たちの視界から「遮断」されてしまいました。 そして人工物は私たちが作ったものです。 私たちが作ったものだから、私たちの「影」のようなものです。 ヘーゲルが言うように、自然とか社会は、私たちの「分身」、つまり私にほかなりません。 そして私たちは私と私の世界が鏡に反射するように循環するものになりました。 19世紀以前は私と私の世界は明確に区別されていましたが、今やその境界線があいまいになり、区別がつかなくなりました。 自然と私が対立している時代は、自分が誰だか、分かりましたが、今では自分が誰だか、分からなくなりました。 三田誠広の「私って誰?」という小説がありましたが、今や誰もが「私って誰?」と首をひねっています。 たとえば、周りを鏡で囲まれている部屋をイメージしてください。 その真ん中に自分がいます。 そして周りの鏡に自分がたくさん映っています。 どれが本当の自分でしょうか、それが分かりません。 今の社会・世界というのはそれと同じです。 他人がいるようだけど、自分だけしかいない。 私たちの世界はその鏡の部屋のようなものです。 だから、現代社会は、もうそのまま、仮想世界・仮想現実・バーチャル・リアリティーです。 何が現実か・リアリティーか、何が仮想現実か・バーチャルか、それが分からなくなりました。 だから、あなたの質問は、私に困惑をもたらすばかりです。 あなたは仮想世界はゲームの世界のことだけで、私たちの住んでいる世界は現実・リアリティーと考えているのかもしれませんが、それは昔の話です。 今や私たちの世界が、そのゲームの世界になっているのです。
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
- ベストアンサー率20% (605/2887)
人は自分の奥の意識のアプリオリカテで現実生活を知覚し経験し、判断しながら紡ぎ出し構成しているという事を考えると、現実生活や異界、或は夢の紡ぎ出しなどとの原理性は共通ですね。 つまり夢も同じ現実。異界も同じ現実。 經驗界から異界へ行ったひとはそこが古里である現実ではないということを時には思い出します。 夢の世界を夢だとは認識判断できません。 現実世界を自分の紡ぎ出しの夢世界だとも認識判断できている人は少ないでしょう。
お礼
ありがとうございます。
- SPROCKETER
- ベストアンサー率26% (2125/7982)
大昔のSF小説ですが、現実世界だと信じていたものが、ある日突然、仮想世界であったのが明らかになるという形式のお話があります。 現在の世界が仮想世界だった場合を考えてみれば、答えは明らかだろうと思います。 たとえば、ある日突然、現在の世界が実は仮想世界だとわかったとします。現実の世界は、現在の世界よりも遥かに過酷で、厳しい世界であり、現在の世界では実現している技術の多くが実現不可能なフィクションだと考えてみましょう。 現在の仮想世界が崩れて、現実世界に戻ります。もちろん、コンピュータは現実世界にもありますが、パソコン、携帯、スマートフォン、インターネットなどは、現実世界では実現不可能で、大型コンピュータを借りて実現出来る程度の高価な玩具でしかないのがわかります。 現実世界に戻ると、情報革命以前の世界と同じで、コンピュータは高値の花で、家庭用など実現不可能と考えられています。大型コンピュータでシミュレーションして、パソコンやインターネットが実現した仮想世界を作り上げていただけだったわけです。 これと同じで、仮想世界は何でも実現出来るように思えて、実は何も実現出来ない世界ということになります。現実世界に戻れば、昔と同じ生活に戻るしかありません。 しかし、現在の世界は仮想世界ではなく、現実の世界です。パソコン、携帯、スマートフォン、インターネットは実在する技術です。 仮想世界であれ、何であれ、実際に使える技術は実在するのと同じです。
お礼
ありがとうございます。
- 雪中庵(@psytex)
- ベストアンサー率21% (1064/5003)
仮想世界を支えているのは、現実世界の生産です。 生産=実際に生きる喜び以外の事にエネルギーを注ぐ社会集団は、自由競争の中で淘汰されるでしょう。
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。