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英語長文について
日本人で英語の文を左から右にスラスラと翻訳できる人をみて 私もこういう人みたいにスラスラ翻訳できるようになりたいと思っているのですが、 塾の授業でso~thatがつく文や2つ以上の意味をもつ使役動詞などは右から訳したほうがうまく訳せると教わりました。 さっき言ったスラスラと左から右にスラスラと訳せる人はどうやってこのような文を理解しているのか知りたいです。 また、理解できるようになるにはどのような勉強が必要かおしえてください。
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英文にかぎらず話し言葉を理解するには左から右に理解する必要があります。つまりリスニングでは必須。聞いた言葉、右に行ったり左に行ったり全体を整理していたら話題がどんどん先に行ってしまい、ついていけるはずが無いです。 英語を左から右に理解していくことと、英語をスラスラと左から右に日本語に訳していくこととは違います。スラスラ訳していくためには、同時通訳のようなトレーニングが必要だし、聞き取りながらポイントをメモしして、全体像を図示しながら日本語にして行く、作業も必要になります。しかも、同時通訳の日本語って意味はとても良くわかるけれど、日本文としては必ずしも自然じゃないですよね。 構文の成り立ちが英語と日本語では違うので、自然な日本文にしながら訳したら”同時”には無理です。 それに対して、英語を左から右に理解していくと言うのは、英語をいちいち訳さないで意味を理解していく説いう事です。わかりますかね?私はむかしこの意味が良くわからず、またすぐにはできもしませんでした。現象で言うと、英語の会話を聞いていて、自分ではちゃんと理解できているのだけど、横の人に、”今なんて言ってたの?”と聞かれると、すぐに日本語にできない状態です。 英文和訳の問題のような場合、次のようなプロセスを取ると思います。 1. 左から右に一通り読んで、全体を把握する。 2. 左右を行ったり来たりして、構文を分析する。 3. まず構成要素ごとに訳し、次に構成要素を構文に従ってつないで意味を把握する。 4. 今度は日本文として、自然表現に仕立てる。 2,3,4 のプロセスで、日本語に訳そうとすると、右から訳したほうがわかりやすいケースが結構あるのは事実です。また、受験じゃなくても文学や修辞的な難しい文書は文章の中だけでなく前後関係など行ったり来たりしながらじゃないと理解できないことが多いです。 いずれにしても、日本人が英語を訳すためのテクニックとして右から左と言うのはありです。 でも本質的に英語ができるようになるには、左から右に聞くだけでわかるようになる訓練が必要です。そのためには、わからない単語があると、そこで引っかかってしまうので、単語力は必要で、後簡単な構文はマスターしないといけません。後、話し言葉に関しては、関係代名詞はマスターしておく必要があります。話し言葉はネイティブスピーカーも簡単な構文でしゃべるので基本構文は簡単なのですが、それだけだと言い足りないので補足的に関係代名詞でどんどん右につなげていきます。 つまり、単語、構文と言う意味では、普通の英語の勉強と大差ありません。ただ、長文読解などで、最初に意識して左から右に、後戻りしないで理解する練習は意識してやってみてください。わからない単語が出てきても止まらず、全体の意味から、否定的な単語なのか肯定的なのか、良い意味か悪い意味かくらいのイメージを持ちながらどんどん先に進んでいって下さい。 わからなくても、単語のせいなのか、構文のせいなのか、いちいち日本語に訳そうとしてしまっているからなのかいろんな要素がミックスされているので、最初はあまり気にせずに。ぼんやりとしていたものがだんだんぼんやりが取れてくれば十分です。 これが出来るようになれば、試験では長文読解で全体像を把握するスピードがグンと上がるはずです。後、最終的には英会話やWebで英語を読んだり実用で必須になります。
お礼
92128bwsdさん回答ありがとうございます 勉強がんばります笑