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故郷に入るイエスの理由
『マルコ伝』にはイエスが郷里に帰ったことが記述されているそうです。 質問: 1. イエスはどうして郷里に帰ることを躊躇していたのでしょうか? 2. それにもかかわらず、郷里に足を踏み入れたのはどういう理由なのでしょうか?
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同じくマルコによる福音書第3章にイエスの身内が彼を捕らえにきたという記事が記載されています。これは彼らがイエスの気が狂ったと思ったからで、身内のものはイエスの伝道活動の開始を気が触れたと解釈したのです。 このとき「あなたの母上、兄弟姉妹がここにいます」と言われたイエスは「神の御心を行うものは誰でも私の兄弟、姉妹、また母である」などと言ったというのは有名な話ですね。 このような経緯から郷里を避けていたのかもしれません。がユダヤ全土に伝道を行うためには郷里を避けつづけるわけにいかず、第6章でイエスの帰郷が記載されていますね。ここでもイエスは「力あるわざをひとつもする事ができず」という有様でありました。
お礼
そういう事情があったのですか。 待った甲斐がありました。 ありがとうございました。