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「お待たせ」と言って良い場面とそうでない場面とは
- 日本語を教えている私が、「お待たせ」という表現の適切な使い方について悩んでいます。
- プライベートな場面では、約束の時間に遅れて友達を待たせてしまった場合などに「お待たせ」と言っても良いですが、公の場では控えるべきです。
- 公の場であれば、「すみません」と謝罪する方が自然であり、適切な表現です。
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おお~中々難しいですね。確かに言われないと疑問に思わないかもしれませんね。 お待たせ!ってこれを言ってる本人が悪びれてないというか、 英語で言うsorryの要素がほとんど入ってないんですよね。 お待たせをプライベートで使う時も、約束の時間には間に合ったんだけど 相手の方が早く着いていて、結果相手を待たせてしまった場合はお待たせ!って 言いますよね。逆に、約束の時間を過ぎて相手を待たせた場合は送れてごめん!になる。 ホテルやレストランでお待たせ致しましたと言われる場合は、大して待たされていない 適切と思われる待ち時間だった場合に言われます。すごく待たされた時はスタッフも 大変お待たせして申し訳ございませんでしたと言いますし。 つまり、お待たせを使っていいのは時間に間に合っているから遅れてないんだけど 他の人の方が早く来ていて、結果相手に待つ時間が生じた場合など、本人に 非はないんだけど相手が待ったことがわかった場合に言う言葉ってことかなと思います。 いかがでしょうか。
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- satouenn
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待つ立場の人が、待っていることに問題の無いとき(例えば待ち合わせの時間前、など)に、待たせた人が相手を待たせたな、と思った時に「お待たせ」が出てくるかな、と思いました。
お礼
こんにちは! ご回答をありがとうございます。 そうですね、やはり「待っていることに問題がないとき」ですよね。 問題があるときは「お待たせ」では軽がるしすぎるというか・・・。 ということは「お待たせ」は謝罪の意味ではなく 「待ってくれてありがとう」といったお礼という位置付けと 言えるのかもしれませんね。 だんだん具体的に解明できてきました(嬉しいです!)。 ありがとうございました! 感謝の気持ち
- ts10kw14
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日本語は難しいですよね。 私はお待たせという言葉は主に相手が 喜ぶこと、楽しみにしているもの、期待していることに対して使います。 たくさんありますが、一部の例をあげます。 ○プレゼントをあげる時にお待たせ! ○料理を作っていて出来上がったときにお待たせ!できたよ! ○一緒に行きたいと思っていた入手困難な人気ライブチケットが取れて渡す時に お待たせ!やっとチケット取りましたよ! ○みんなの分の買い出しに行ってきた時にお待たせしました!買ってきましたよ! こんな感じですかね。
お礼
こんにちは。 ご回答を有難うございます。 確かにそうですね(驚)! 相手の喜ぶ顔を想像しながら、 こちらも笑顔で「お待たせ~(連桁付き16分音符)」と言うこと、結構多いですよね。 「待望のお楽しみ」を、いよいよ披露するときといった感じですね。 と言うとは、やはり皆さんのご意見でこれまで共通している点は 「お待たせ」には、相手への謝罪は含まれないということですね。 興味深いです。 どうも有難うございました!
- cbm51901
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#1さんのコメント、成る程と思いました。 何か付け加えるとしたら、んー、そうですねぇー…。 「待たせる側」と「待つ側」の立場という観点からみても面白いかも知れません。 サービスや業務を提供する側が遅れて来た場合、それを待つ側に対して使う言葉として「お待たせ致しました」は合うような気がします。例えば遅れてきた教師がクラスに対してですとか、給仕が料理を待っているお客に対してですとか…。この場合、"I" がサービス提供者で "You" がサービス享受者です。"I" がいなければ何も始まらない、という若干の上から目線的な意味合いも含め、"I am sorry to have kept you waiting." 勿論、チケット売り場に並んでいる人達にそんな丁寧な声掛けはしないでしょうが。せいぜい「次の人どうぞ」、英語なら "Next!" でしょうか。 逆に、サービスや業務を提供される側が遅れて来た場合、それを提供する側に対し使う場合は「遅れてすみません」ではないしょうか。「お待たせいたしました。」ですと違和感を感じます。例えば授業に遅れてきた生徒が教師に対してですとか、予約時間に遅れてきたお客がレストランスタッフに対してですとか…。この場合、"I" は "You" にとってその他大勢の一人に過ぎず、「"You" は "I" のためだけ」に待っているのではない。だから、"I am sorry to have kept you waiting." ではなく、素直に "I am sorry for being late." になるのでは。 なんだか理屈っぽくなってしまいましたが、"Thank you for waiting." はプロポーズの回答用にとっておきったいですね!
お礼
こんばんは。 ご回答を有難うございます。 なるほど、言う側の立場という視点も大いにうなづけます。 「素直に "I am sorry for being late." になるのでは」 おっしゃる通りですね。 実際、私はその学習者のことを待たずに授業は開始していましたので・・・。 「お待たせ」という一言は、想像以上に奥が深そうですね。 大変勉強になります。 有難うございました。
お礼
こんばんは。 早速のご回答を有難うございます。 確かにおっしゃいます通り、 私たちが「お待たせ」という時は 実は定刻からすれば待たせてはいないけれども 少しでも相手に「間」をもうけさせてしまった場合に 礼儀で言うことが多いと思いました。 この質問を投稿する前に、私なりにインターネット上で調べてみたのですが、 主旨からは少し反れますが、このような記事がありました。 http://rojitranslator.blog.jp/archives/1014595390.html ここで例に上がっていますように 実際に迷惑をかけるほどの待ち時間でない場合は 英語圏では対訳に値するものがないようです。 従いまして、ご回答者様がご推測されました通り 本当は待たせてはいないけれど 相手が待った事実に対して礼儀で言う場合に 「お待たせ」が適切であると言えるのかもしれませんね。 有難うございます。