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俳句に使われている言葉の意味
俳句を見ていたら、『影曳き落ちぬ』という言葉の意味がわからなく困っています。 この言葉の意味のわかる方解説をお願いします。
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>俳句を見ていたら、『影曳き落ちぬ』という言葉の意味がわからなく困っています。 ⇒「影曳き落ちぬ」とは、「自分の影を引っぱって落ちた」の意味でしょう。 「朴一葉 影曳き落ちぬ 靄の中」(野村泊月)に見える語句ですね。 「ほおの木の葉が一枚舞い散る。辺りには靄がかかっている。淡い光に当たって薄い影ができる。その影を、あたかもその影のヌシである葉っぱが引っぱっていくようだ。そして、空中を舞い降りていって、ハラリと地面に落ちた…」 といったようなニュアンスではないでしょうか。静かな、物寂しい、けれども美しい自然詠ですね。場面と状況が彷彿(ほうふつ)としてくる感じがします。
お礼
御回答有難うございます。
補足
影曳き落ちぬとは、飾り気のない美しさを表す言葉なのですね。