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The Saffron-Flower: Understanding Genji's Poem
- In the excerpt from The Saffron-Flower, Myobu anxiously waits for a letter from Genji, imagining the princess' suffering. When the letter finally arrives, the princess is unable to understand its meaning.
- The poem 'Scarce had the evening mist lifted and revealed the prospect to my sight when the night rain closed gloomily about me' is a reflection of Genji's emotions. It signifies his disappointment and loneliness.
- The phrase 'Genji did not intend ever to come again' implies that Genji has decided not to visit the princess' house anymore. The ladies of the household interpret this as a sign that he has lost interest in the princess.
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1) Scarce had ~ について 辞書を引けば scarce = scarcely は載っていると思います。 したがって、倒置を元に戻して The evening mist scarcely lifted and revealed the prospect of my sight. と同じと考えて訳します。 2) 女房たちの考えについて これについては当時の貴族の習俗を知らないと想像しにくいと思いますが、この場面は光源氏と末摘花との初夜の翌日であり、普通であれば二日目以降しばらくの間は夜になると男が通ってくるのが当然とされていました。 それを「雨が降ってるから今日はごめんね!」みたいな手紙が来たとなると、普通の人は「うわぁ…… ダメだこりゃ……」と思うわけです。車に乗って来るんだから雨なんか関係ないはずですよね。 「二度と来ない」とたしかに英文には書いてありますが、アーサー・ウェイリー訳は今でいう「超訳」なので、ちょっと勇み足の感じがありますね。 このサイトで質問することが悪いとは思いませんが、Google検索をもっとガシガシ使うと、答えには簡単にたどりつけたと思います。青空文庫で与謝野訳も読めますし、Google Booksでウェイリー英訳も参照できます。
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- Nebusoku3
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Scarce had the evening mist lifted and revealed the prospect to my sight when the night rain closed gloomily about me. 「夕霧の晴るるけしきもまだ見ぬに いぶせさそふる宵の雨かな 雲間待ち出でむほど、いかに心もとなう」 I shall watch with impatience for a sign that the clouds are breaking 「かかることを、悔しなどは言ふにやあらむ。さりとていかがはせむ。我は、さりとも、心長く見果ててむ」⇒何度かアプローチをかけたのだが、相手にされていないと感じを源氏が受けたものと思います。 >雲の晴間を待っている(この意味の取り方でよいでしょうか?)=また会いたい、というようにも思ったのですが。 この解釈でOKと思います。 ”雲の晴間”⇒ ”心を開いてくれる” のを待つ にかけた言葉と思います。 参考: http://www.sainet.or.jp/~eshibuya/text06.html 末摘花 項の第六段 あたりを参照ください。
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回答ありがとうございます。 現代訳は参照して"意味"は取れたのですが、ウェイリー訳を正確に訳せたら、と思いました。 解説ありがとうございます。 また、機会がありましたらよろしくお願いします。
お礼
回答ありがとうございます。 scarce = scarcely はわかったのですが、全体的に通る訳にできませんでした。2)についての解説、とてもよくわかりました。 日本語訳で意味は掴みながら読んでいるのですが、ウェイリーの英訳自体についてわからないところが出てきます。(本も持っています) また、機会がありましたらよろしくお願いします。