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「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなしものは 心なりけり」の意味
おもしろき こともなき世を おもしろく すみなしものは 心なりけり これは高杉晋作の言葉です。名言集を見ていて、 興味がわきました。 「心の持ちようで世界は面白くもつまらなくもなる」 という意味なのでしょうか? もしお分かりの方がいらっしゃいましたらご回答お願いいたします。
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こんにちは。 ちょっとニュアンスは違うかも知れません。 私達の周囲の世界はただの現象世界であり、そこにはどんな意味や価値判断、意図もない。あるのはただの無為自然でしかない。それにひとつひとつ意味付けをしていくのは、私達一人一人の感覚であり、解釈である、ということを詠んでいるのだと私は思います。 彼はだから、自分のしていることもしてきたことも、世の中が変わろうとしていることも全て、所詮はその程度のものなのだ、と達観したのではないでしょうか。 例えば、出かけようとした時に雨が降ったからと言って、それで私達は不幸になるわけではありませんよね。雨は何も考えてもいないで、ただ降っているだけです。それをどう受け止めるかは私達次第です。自分だけに降っているように感じて、こんな時に限って・・と、不運な自分を惨めに思うか(本当は個人に雨が降ることなどあり得ないのですが)、何気なしに今日は家でのんびりせよ、という天の思し召しだなあ~と思って、のんびりするか。 自分の人生を後世の人がどう語ろうと、それは私の心の、私だけがわかっている私の人生ではない・・。 そんな意味が込められているように思いました。
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- Phils
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#3です。私の感想の押し売りをした後ですみませんが、切り文で解釈を述べ合うことの危うさについて補足します。もしご質問のポイントが、当の高杉晋作の真意を問うモノなのでしたら、そのためには、この言葉の前後の文脈や、彼の人生、はたまた、次句を続けたという望東尼の文脈もたどらないとならないですね。なにせ本人の思いは本人(本人の残した生き様や言葉)に聞くしかないですものね。
お礼
ありがとうございます。 そもそも本当にその人の発した言葉の真意を 他人が汲み取ることは不可能であると考えます。 ですので、真意を問うものではなく、 多くの方がする解釈の中から自分がいいなと 思うものを選びたかったので質問した次第でございます。 そもそも私の質問でした解釈が、日本語としてありえない解釈であればその意味で使い続けるのは恥ずかしいです^^; というわけで、私はこの言葉を 「人生楽しくするのも自分の解釈次第」 という意味で使っていこうと思います。 みなさまありがとうございました。
- Phils
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今よく言われるポシティブシンキングが、気持ちを切り替えるために肯定的に考えることだとすれば、それとは違い、「つまらぬ世の中も面白くしてきた、それは腹の決め方しだいだ」と、後世に言い遺したいのだと考えております。 読後感想ですいません。ごめん。でも彼を描いた小説を私は好きです。
お礼
私の予想した解釈とは違いますね。 名言と呼ばれるものも解釈によってまちまち なんだと気付かされました。ありがとうございます。 以前友人に 「面白い仕事があるんじゃない、その仕事を面白くやる人間とつまらなくする人間がいるだけだ」 と言われたのを思い出しましたがそれに近いですね。 自分の気に入った解釈を選べばいいんでしょうね。 ありがとうございました。
- ares
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私もこの辞世の句は好きです。 晋作が病床で 「おもしろき こともなき世を おもしろく」と詠み その次句を 望東尼が 「すみなしものは 心なりけり」 と続けたと 司馬遼太郎の本で読みました。 まさしく激動の波乱の人生 この世を面白く充実させるのは心一つだ との意味だと思います。
お礼
ありがとうございます。
- kenyamanasi
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高杉晋作は、辞世(じせい)(この世に別れを告げる)の句として「おもしろきこともなき世を(に)おもしろく…」とよんだといわれています。晋作を看病(かんびょう)した野村望東尼(のむらもとに)という人が「住みなすものは心なりけり」と続けたともいわれています。この句は亡くなる数ヶ月前によまれたという説もあるようです。おもしろくないことがあった時なども、こころの持ち方次第でおもしろくなるということでしょうか…。 あるHPからひっぱりました。
お礼
ありがとうございます。 私の思った意味で捉えられるということですね。 お気に入りに追加です。
お礼
そもそも出来事に意味はないのだから、解釈次第で面白くもなるという意味ですね。 ありがとうございました。