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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:夢の世に夢見し・・・どういう意味ですか?)

夢の世に夢見しとは?

このQ&Aのポイント
  • 「夢の世に夢見し 夢、夢ならで夢見ぬ 夢は夢とこそあれ」という文の意味は、夢の中で夢を見ることができる世界であり、夢を現実には叶えられないこともあるが、夢は夢として楽しむべきであるということを表しています。
  • 「夢の世に夢見し 夢、夢ならで夢見ぬ 夢は夢とこそあれ」という文は、夢の中で現実とは異なることを思い描くことができる世界であり、夢を追い求めることが大切であるというメッセージを伝えています。
  • 「夢の世に夢見し 夢、夢ならで夢見ぬ 夢は夢とこそあれ」という文は、夢の中では自由に想像することができる世界であり、夢は叶えられない場合でも楽しむことができるという意味を持っています。

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回答No.3

夢の世に 夢みし夢は夢ならで 夢見ぬ夢を 夢とこそ知れ 要約 夢のようにはかないこの世で見る夢は、夢ではないので、はかないこの世で見ない夢こそ夢であることを知りなさい。 逆説的な言い回しで分かり難いかと思います。 夢というものは眠っている間に見ますが、見ている間は実際に起こっている事柄のような印象を与えます。 しかし目が覚めると現実の事柄ではないことに気が付きます。 言い換えれば、夢の中では実際のことと受け取っていても現実のものではありません。 仏教などでは、この世にあるものも起きている事柄も永久にあるものでも変わらないものではなく常に変わっているのだという考え方がされます。 現在権力や富を手にいれて栄耀栄華を誇っている人達であっても時が経てばいずれ落ちぶれてしまうのが世の中の本当の姿だという見方をしますと、日常生活を過ごしているこの世は夢で見ているようにはかないものだと考えることができます。 これを「夢の世」と表現したのが御質問の文章です。 はかないこの世に中でこうであって欲しいと思ってみても真実の理想ではないということを「夢みし夢は夢ならで」と表現してあります。 はかないこの世の中を基にして描いた理想も真実の理想ではないので、むしろ理想としていないことの方が真実の理想だということを知りなさいということを「夢見ぬ夢を夢とこそ知れ」と表現したのが御質問の文章です。 言い換えれば、自分の現在の境遇を基にしてつまらん理想を持たずに真実の理想を求めなさいということになります。 蛇足 この世ははかないものだということを言い表したものは沢山あります。 秀吉の辞世の句 つゆとをち つゆときへにし わかみかな なにわの事も ゆめの又ゆめ 信長が好んだ敦盛 人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり 平家物語 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。 おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。 たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。 世の中はつねに変わっているものだということを表したもの 方丈記 ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。 淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。 世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。

noname#235918
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 丁寧なご説明で、理解できたように思います。 >仏教などでは、この世にあるものも起きている事柄も永久にあるものでも変わらないものではなく常に変わっているのだという考え方がされます。 この歌は布袋さんの袋に書かれていました。 布袋さんは禅宗の黄檗宗で弥勒菩薩として信仰されていますし この歌も仏教的な世界観で鑑賞するべき歌なのでしょう。 ほかにもいろいろな文章を教えてくださってありがとうございました。 和歌を鑑賞するのは楽しいことですね。

その他の回答 (2)

  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10004/12513)
回答No.2

>この文章はどういう意味になりますか? ⇒勝手に、こんな意味かなと思っております。 「夢の世に夢見し 夢、夢ならで夢見ぬ 夢ぞ夢とこそあれ」の意味 ⇒「この夢のような(はかない)世界で見る夢など(本物の)夢じゃない。見果てぬ夢こそ、本当の夢というものだ。そう考えるべきだ。」

noname#235918
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 壮大なイメージがあってすかっとする訳ですね。

  • Nobu-W
  • ベストアンサー率39% (725/1832)
回答No.1

http://mahachohan81.blog133.fc2.com/?mode=m&no=194 こんなサイト(ブログ)がありましたよっ 受け捉え方(解釈の仕方)は・・・人それぞれなので、答えにはならないでし ょうが・・・読んでみて下さい m(_ _)m

参考URL:
http://mahachohan81.blog133.fc2.com/?mode=m&no=194
noname#235918
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 ブログ、たいへん参考になりました。 金剛経の 「一切の有為の法は、夢、幻、泡、影の如し 露の如く、また電の如し  応に是の如きの観を作すべし」 のあとに 「夢の世に 夢見る夢は 夢ならで 夢見ぬ夢を 夢とこそ知れ」 と書いてありますね。 「夢の世に」の歌は金剛教の一節なのか、別のものなのかがちょっと判断しがたいですね。 夢の世に 夢見る夢は 夢ならで 夢見ぬ夢を 夢とこそ知れ 夢の世に夢見し 夢、夢ならで夢見ぬ 夢は夢とこそ知れ (「あれ」と書きましたが、まちがいで「知れ」でした。すいません) の区切りを変えて 夢の世に 夢見し夢、 夢ならで 夢見ぬ夢は 夢とこそ知れ と書くと、意味が理解できたように思います。 うそっぱちの世の中で見る夢はゆめではない。 うそっぱちの世の中で夢を見ないことこそが夢(希望)なのである。 みたいな意味ですかね。 夢にいろんな意味があるのを生かして詠んだ詩、というところでしょうか?