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哲学と諸葛孔明について
1、三国志と出会って、諸葛孔明を知るようになってから、いろいろと諸葛孔明のことを調べるようになり、そして、最近、なぜか哲学の方にも興味が出て来て、本など読み始めるようになって、もっともっと哲学を勉強したい!!と思い始めているのですが、どういうところから勉強を始めればいいでしょうか?? おおげさな話し哲学者になるためにはどこから一歩踏み出せばいいでしょうか?と解釈してもらっても構いません。 2、それと諸葛孔明は人生哲学やその他モロモロの哲学など、自分自身が生きる上で学んだこともあると思いますが、参考にしてたという点ではどういう人を中心にしていたのでしょうか? 1と2についての良書などあるようでしたら、どうか教えてください。 お願いします。
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とりあえず2について。 諸葛孔明は、後漢から三国時代にかけて生きた人物です。 彼の生きた時代、および人生から二つのことが読み取れます。 A.諸葛孔明は、おそらく法家思想の持ち主である。 史実の孔明は、軍師というより政治家です。 彼の本領は、国家の宰相として政治を整え、北伐して 魏と戦うだけの国力を養成した手腕にあります。 その政治は法律を整えて統治機構を整備するとともに、 屯田制の導入で国力の増産に努めました。 彼が法律を重視したことは、「泣いて馬謖を斬る」と いう言葉にもあるように、私情を廃して法の執行を優先 する極めて厳しいものでした。 B.諸葛孔明は儒教思想の影響も強く受けている これは後漢時代の知識人全般に言えるのですが、後漢では 儒教が国家に全面的に取り入れられたため、それ以前の 時代と比べると、仁義・忠誠・孝行といった儒教の徳目 が重視されるようになりました。 余談ですが、黄巾の乱以後、ほとんど飾り物同然となった 後漢の王室がなかなか滅びなかったのは、うかつに滅ぼ してしまうと、他の知識人から「不忠」というレッテル を張られ、汚名を残す恐れがあったからです。 それで曹操は死ぬまで魏王でしたし、息子の曹丕は禅譲 という形式で、帝位を受け継ぎます。 諸葛孔明は忠義という点でも立派でした。 劉備に死ぬまで仕え、劉備の死後はその子劉禅に忠誠を 尽くします。 彼が北伐の際に書いた出師の表は、後世に名文として名 を残します。
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- Buchikun
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哲学について詳しくは無いですが、全体を広く浅く学んだ後、興味のあるところを掘り下げていくのが良いと思います。まずは先達の教えを理解する事から始めるのが良いのでは。哲学は、いまだに古代ギリシャの時代の考え方が現役だったりしますので(人間の本質は変わっていないって事?)、西洋ならソクラテス/プラトン(古代ギリシャ)、デカルト(近代)など、東洋なら孔子や孟子等、いわゆる「哲学者」たちの考え方を伝記などからざっとなぞると良いですよ。ただ、彼らも、自分より古い人たちの考え方に影響を受けたり反発したりして自分の哲学を完成させておりますので、古い人から順番に呼んでいった方が分かりやすいハズです。孔子の教えは孔明先生も影響を受けているハズですよね。
- tonamoni
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過去に近い内容の回答があるようなのでご参照ください。 また、哲学者というものを職業かのような誤解なきように。哲学は職業でもないし、大学で学ぶようなものでもないでしょう。宗教家になるには宗教学を学ばないのと一緒です。 哲学を持つためには、自ら考えることが第一歩になるでしょう。まずは興味を抱かれた孔明の考えを理解することから始めてはどうでしょう。
- SteveStrawb
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哲学者になるためには、大学の哲学科に入っていろいろな勉強し、自分の哲学を著述するのがよろしいかと思います。但し、「哲学」では食べていけない・・・ってのがその道の方の共通する意見のようで、活動が評論家の方面に偏向する事が多いそうです。