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手法の和訳 英語が訳せず困っています
- 環境健康学系の論文を読む中で手法の部分を訳すことが困難であり、訳したところも正しいかどうか分からない状態です。
- この論文は市民農園の利用者と非利用者を比較し、疾患数、well-being、身体活動頻度などを調査しています。
- データの解析にはSPSS 17.0を使用し、基礎的な説明統計を計算して比較しました。また、回答者は年齢によってグループ分けされ、年齢と市民農園の影響を調べるための統計分析も行われました。
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データは、SPSS17.0により分析した。ここではカイ二乗法とスチューデントのt検定法が計算及びベースライン記述統計比較のために用いられている。市民農園利用者(及び農園利用者の近隣の利用者)のデータは、階層的に割り当てられたサイトに組み入れられている。しかしながら、モデルを組み合わせた変数分析で計算されたクラス内の相関は、全ての独立評価に対してほとんどゼロもしくは非常に小さく(0.06以下)、サイト内でのクラスタリングを行う必要性がないことを示している。近隣グループ制御に関しては、現時点での研究では市民農園利用者のホームアドレスに対して隣り合わせる利用者が直接的に存在している形態となっておらず、隣り合う利用者間での依存性に対する制御ができない、もしくは、不必要となっている。健康、幸福感、身体活動における修正を行っていない平均値のグループ差は、共分散なしの一般的な直線モデル(ANOVA,分散分析)を使って分析している。若年層や高年齢層における市民農園の影響を調べるために、回答者は高年齢層と若年層のグループに分けられ、オランダにおける平均定年年齢である62歳をカットオフ値としている。62歳というカットオフ値は、偶然であるが年齢データの50パーセンタイル値となっている。健康、幸福感、身体活動の測定における市民農園と年齢の複合影響は、市民農園(市民農園利用者及び近隣の利用者)と年齢(62歳未満、62歳以上)を要因として、性別、学歴、収入、自宅から農園までの移動方法、冬季における身体的活動、生活の中でストレスを生む活動を共分散値として共分散調整された一般線形モデル(ANCOVA、共分散分析)により評価されている。相関分析は、共分散値に対して多重共線性について問題がない結果となっている。市民農園に関する特性、健康、幸福感の間での関係性は捕捉線形回帰分析を使って分析している。一般家庭医の数、慢性病、孤独状況の分布はポジティブな歪度を見せているものの、対数変換データの分析結果は変換していないデータと非常に似通った結果パターンを示してる。したがって、ここでの結果は変換を行わないデータの解析をベースとして報告されている。
お礼
ありがとうございます!なんとか分析の流れが分かりました…!自分の研究手法と類似する所があったため、本当に助かりました。 本当にありがとうございました!