- ベストアンサー
英語の和訳が困っている場合の対処法
- 英語の和訳が困難でお困りの方へ、対処法をご紹介します。
- スポーツ健康科学系の論文の統計分析部分の要約文を作成しました。
- 肥満者のリバウンドに関する18ヶ月の調査結果を3つのグループに分けてまとめました。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
基本的に統計学の知識がおありだという前提で訳してみました。個人的にはなじみのある統計学用語が沢山出てきて楽しかったです(笑)。 集めたデータはWindows対応統計解析ソフトSPSSバージョン13を使って分析された(21)。記述統計は平均値プラスマイナス標準偏差(SD)として表した。ベースラインで算定した連続変数におけるグループによる違いはグループ分け変数とし、減量メソッドを用いて分散分析法(ANOVA)を使い評価された。カイ二乗検定はカテゴリカル変数におけるグループ間の違いを調べるために使用された。6ヶ月、12ヶ月、18ヶ月それぞれの時点での体重のリバウンドに関するグループ間の違いは被験者内要因として、減量メソッドを用いて分散分析法(ANOVA)を使い評価された。時間に関係なく全体としての体重減少%(初期の体重減少およびその維持分)におけるグループ間の違いは、被験者内要因およびブロック内要因としての最大体重(6ヶ月、12ヶ月、18ヶ月それぞれのベースライン)からの%体重減少として、減量メソッドを用い反復測定分散分析にて評価された。参加者の消息不明例については従来の研究で用いられたように(10, 22, 23)、1ヶ月あたり30キロ増加と仮定した。各種分析は、まず共変量の調整なしで実施され、それから性別、ベースライン体重、意図的な体重減少(循環)履歴、ベースライン%脂肪摂取量、そしてベースラインでの%体重減少(すなわち初めの減量分)を含む減量メソッド全般にわたって、ベースラインと異なる(P値0.10以下)変数を調整した。各種分析はまた、減量体重の維持期間と「リバウンドストップ治療」グループ(※1)(対面対応、インターネット対応、ニュースレターを使った管理)についての調整を行った。被験者内要因として減量メソッドを用いた反復測定分散分析とブロック内要因としての時間(ベースラインと6ヶ月)は、グループ×食事摂取量、運動、抑鬱症状、摂食行動の時間的兼ね合いを調べるために使われた。有意性検定はα0.05をベースとした(※2)。反復測定分析の為に必要に応じ、球面性(※3)を調整する為にグリーンハウス・ガイザー補正が使われた。ボンフェローニ補正は主効果と単純効果事後対比に用いられた。 ※1:ご質問のオリジナル(PMCの論文)を拝見したところ、STOP Regainというのはそういう名前の治療プログラムであることがわかりましたので、本当はストップリゲインとそのまま訳すのが適切だと思います。がここではわかりやすような日本語に代えてみました。 ※2:ここでのαは、前半で出てきたP値同様、有意性検定で使われる記号ですが、どちらもその意味は同じです。「第1種の誤りをおかす確率」←仮定検定を行う場合「有意水準」「危険率」などです。そのどれが適切かは実験および使う統計メソッドによって違うので、ここで単純に記号の呼び方だけにしました。 ※3:被験者要因と目的要因との相互作用がなく、バランスが取れてることを意味します。
お礼
素早い回答本当にありがとうございます。 また、ここまで丁寧に訳していただき感動しました。 やはり、自分が訳していたところにも間違いがみられ、質問して本当に良かったと感じます。 補足まであり、細やかなお心遣いに本当に感謝です。 ありがとうございました。