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脱税?追徴課税について
知り合いが有限会社を経営しています。 2.5階建ての自宅の1階部が丸々事務所です。 土地、建物の所有権は知り合い自身の母親です。 毎月決まった日に、母親の口座に「事務所家賃」として会社の口座から40万円を振り込んでいます。 振り込まれた40万円は全て母親の所得になっています。 経費などは一切掛かっていないので、40万円を家賃収入所得として確定申告すべきところを長年故意的に未申告です。 恐らくこの40万円葉丸々自宅の住宅ローン(事務所含む)に充てられています。 この場合、追徴課税は(7年分)でいくら位になりますか?
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No.2です >なんらかの別の収入(かなり少額)のみは申告しているようなので、家賃収入480万円は完全に「隠蔽」にあたると考えています。 質問の文章および補足の内容からすると、 収入 480万円 経費 ・建物の減価償却費のうち事務所として使っている部分 ・ローンの利息の内業務割合分 ・固定資産税の内業務割合分 と、なりそうですね。 「隠ぺい」ですが、 そもそも、建物がお母さんの名義でそこに現存し、 会社が、家賃として計上し、 という状況からは、「隠ぺい」には当たらないと思います。 要は「ばれたらしょうがない」というレベルの低い単純無申告であると考えられます。 所得を秘匿するために、事実関係の把握を困難にさせるために行うような行為が、仮装や隠ぺいなので、この事例に重加算税が付加されることは、おそらくないと考えます。 なお、所得税については、他の所得がいくらあるかわからないと正しい計算はできませんが、概算は次のような金額かと思います。 【所得金額の計算】 仮に 固定資産税 30万円 ・・・ 事業分 12万円 減価償却費 150万円 ・・・ 事業分 60万円 とした場合、 所得は 480-(12+60)=408万円 【税額の計算】 住民税は 10%なので 年間 40万円ほど 所得税は 概ね10%程度でしょうから やはり 40万円強 (5%課税部分、10%課税部分、20%課税部分が出てくると思います) 年間で 80万円程度 と推察します。 所得税に対して無申告加算税 6万円(自主申告の場合:2万円) 延滞税 年4%程度
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- hata79
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ご質問文の最後が「追徴課税はいくらか」となってるので、他人様が支払う税金など心配する親切な方だと思いましたが、ちがいますね。 「どうも、不動産収入の確定申告をしてないように感じる。おかしい」というのが趣旨でしょう。 こういうのは、税務署に「情報提供」すればいいです。 法人名、法人所在地(地番はなくても良い)とともに「代表者の母が法人に不動産を貸し付けてるが、どうもその不動産賃料の確定申告書の提出がされてないようだ。確認されたい」と一筆手紙を出せば済みます。 法人税申告書に「賃料の支払い」明細が提出されてますので、母親名での確定申告書が出てるか否か、提出があっても不動産所得が記載されてるか否かなど、税務署ですぐに判明します。 情報提供にあたり、あなたの住所氏名連絡先を記載しておくほうが情報の信ぴょう性が高くなります。「私からの情報であることは絶対に秘密にしてくれ」と一筆いれておけば、もとより情報源は秘密にする税務署ですが、より厳重に「情報源絶対秘」として処理してくれます。 ただし「情報によって追徴課税されたかどうか」などは、情報提供者には教えてくれません。
お礼
はい。 親切心では有りません。 10年程、週に2回ほどアルバイトで経理を手伝っていたので長年不審に感じていました。 先日、税務署へ出向いて情報の提供をして参りました。 有難うございました。
- tamiemon96
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(1) 収入について ご指摘のとおり 40万円×12月=480万円 が、年間の「収入」ですね。 (2) 経費について 「一切かかっていない」とありますが、減価償却費、固定資産税、ローンの利息、火災保険料などは業務割合(たとえば床面積のうち貸付用部分の面積の割合など)の分は経費になります。 また、水道光熱費や固定電話の使用を含んだ家賃であれば、その分も会社が負担すべき金額は経費になります。 (3) その他 40万円全部が家賃なのかということ。例えば、母に対する給料10万円+家賃30万円ということはないか。給料であれば「給与所得控除」という経費相当が引けます。 このあたりは、実際の経理状況を直接確認した方でないと、処理方法はわかりません。 追徴課税の7年は、「仮装、隠ぺい」が行われた場合です。 この事例は、無申告であれば単純な無申告と思われますので、追徴は5年ではないかと思います。 ちなみに「仮装、隠ぺい」とは、 仮名口座などを使った取引、金額を改竄した記帳、など、不正な申告をするために何らかの不正な行為を行った場合です。 鳩Y兄弟の贈与税問題で、課税年分が話題になりましたね。
補足
ご回答有難うございました。 補足です。 (2) 経費について 「一切かかっていない」とありますが、減価償却費、固定資産税、ローンの利息、火災保険料などは業務割合(たとえば床面積のうち貸付用部分の面積の割合など)の分は経費になります。 また、水道光熱費や固定電話の使用を含んだ家賃であれば、その分も会社が負担すべき金額は経費になります。 → 火災保険は、1階事務所は会社で業務用火災保険に加入しています。 水道、光熱費、電話等は、全て会社の支払いでしています。 会社の通帳を見れば一目瞭然です。 つまり、「家賃」からは全く「経費」が掛かっていないのです。 固定資産税は唯一「自宅込み」で40万円程を母親が支払っている気がします。 (3) その他 40万円全部が家賃なのかということ。例えば、母に対する給料10万円+家賃30万円ということはないか。給料であれば「給与所得控除」という経費相当が引けます。 →家賃40万円以外に、母親へは給料25万円が支払われています。 実際には役職はなく、勤務実態も有りません。 この給料自体は、税理士が年末調整などはしております。 つまり、家賃40万円は丸々「ポケット」に入っている状態です。 なんらかの別の収入(かなり少額)のみは申告しているようなので、家賃収入480万円は完全に「隠蔽」にあたると考えています。
- darknes2000
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所得税の時効は五年ですが悪質な場合は 七年になります。 文面では無申告加算税となるかと思われます。 50万以下の部分は15パーセント 超えた部分は20パーセントです。 5年なら477万7500円 7年なら669万5千円かと。 税務署に通報してみてはどうですか? まあ、他に所得があって総所得を少なく申告 してたら過小申告加算税も適用されますが。
お礼
ご回答有難うございました。 確かに、未申告と言うより、誤魔化した何か別の収入は申告しているようなので、過少申告加算税が追加されそうですね。 家賃以外の何かの申告をしている事は税理士との会話で分かりましたが。 税務署へ行って見ます。
お礼
詳しく有難うございました。 大変参考になりました。 会社は法人税逃れの為に、3月分は繰り延べをしたり、社長自身の海外へのプライベート旅行を出張旅費にしたりと、会社の経費の方でも不正が満載なので、家族ぐるみで何をしているのかと不審に感じておりました。 税務署に行ってみます。 本当に有難うございました。