- ベストアンサー
分かりやすい文章を書くコツ
文章を書く際にどのようなことを意識しているでしょうか。 主語や述語、具体例の挿入位置、論理展開など含めて書籍に書かれていることでも構いませんので、実際に効果があった書き方を教えていただきたいです。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>文章を書く際にどのようなことを意識しているでしょうか。 >主語や述語、具体例の挿入位置、論理展開など含めて書籍に書かれていることでも構いませんので、実際に効果があった書き方を教えていただきたいです。 ⇒以下のとおりお答えします。 ★報告書の場合についてはすでによい回答が寄せられていますので、私は「小論文」の書き方を想定して、次のような手順(練習)をお勧めします。 (1)テーマ(題)を決める。 (2)その題について、思いつく単語を紙切れになぐり書きする。 (3)それぞれの単語を短文の形にする。 (4)各短文の配列の順番を考えて、番号をつける。 (5)番号順に続けて、文章の下書となる素稿をつくる。 (6)番号順に並んだ文と文の間に接続詞を補う。 (7)書きあがった文章を通読して段落をつける。 (8)内容のまとまりごとに段落を改め、その冒頭をインデントする(1字分あける)。 (9)できあがった文章に「起承転結」があるかを確認する。 (10)完成した小論文を朗読しながら、吟味し、最終確認する。 ★特に注意を要する部分 (6)について その接続詞は大きく分けて次の2種類です。 順接:前の文を肯定する接続詞=「そして、なぜなら、それゆえ、因みに」など。 逆接:前の文を否定する接続詞=「しかし、とはいえ、それなのに、他方」など。 順接か逆接かを明確に区別することが大事です。ただ、接続詞が多すぎると読みづらい文章になるので、それがなくとも分かるところは省略する。特に、順接は省けるところが多いでしょう。 (9)について 「起承転結」の各部は次のとおりです。 起:話題を提示する(導入)。 承:その話題を受けてさらに内容を補充する(敷衍)。 転:その話題を別の角度から見る(視点の変更)。 結:その話題の提示部と別視点から見たものとを結び合わせる(結合と結論)。 「起承転結」の例(有名な例です) 起:「大阪本町糸屋の娘」。 承:「姉は十八、妹は十五」。 転:「諸国諸大名は弓矢で殺す」。 結:「糸屋の娘は、目で殺す」。 以上、ご回答まで。
その他の回答 (2)
- trytobe
- ベストアンサー率36% (3457/9591)
論文とか報告書を書くようになると、早く結論が知りたい人のために、 最初に、要旨を書いて、そこからこれまでの経緯を説明して、今回こういうことを実行して、結果がこうなって、今後どう対応する、という流れの大筋を最初のページの上のほうに1分もあれば読めるように書くクセがつきました。 あとは、その細かい論点を、その流れに沿って説明したり図示するだけで、必要ならば資料を添付して、文章中のどこに対応する資料か、という注釈を入れる、という「徐々に詳細を記す」という方法です。 重要なのは、最初から大筋が見えないこともあるので、いったん全部書いてから要旨を抜きだして、それに合わせた順に本文も書き直して、自分ですらあやしかった論理展開を自分にも他人にもわかりやすくする、という「推敲」をする時間をさぼらないことです。
お礼
回答ありがとうございました。 推敲するのは重要ですよね。改めて意識するように心がけます。
やり方が合っているかどうかは別にして、私は、まず伝えたい事を明確に一番最初に書きます。そして、その理由をその後に。その方が相手に伝わりやすいかなと勝手に思っています。
お礼
回答ありがとうございます。 進捗報告などはそのように書くのがよさそうですね。
お礼
非常に丁寧な回答ありがとうございました。 長文の文章になってくると句読点や接続詞で文章をつなげるべきか、分けるべきかで悩むことがよくあります。大変参考になりました。