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同調圧力とは?
- 同調圧力とは、集団や組織において他の人と同じように行動する圧力のことです。
- 同調圧力は、他人の考えや行動に合わせることで、集団内の調和を図ろうとする心理的な現象です。
- 同調圧力が強い場合、個人の意見や価値観が抑圧され、集団の意見や行動に従うことが求められます。
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おひさしぶりです。偽善者のplapotaです。質問文の内容には同意いたします。といふよりも、当然のことと存じます。人それぞれ考へがあるのですから、一致して行動することは、きはめて困難です。それと同時に、きはめて危険です。戦争のために、といふ集団心理ならしばしば生じます。 私の乏しい経験からすれば、「同調」に重要なのは、その組織の目的です。 職場であれば、給料をもらひたいので、会社の利益のために協働します。そして、利益をあげるために顧客を大切にします。この図式が守れない者は、解雇されて当然です。基本的にはさういふことなのですが、正論が通じないのが世の中です。会社の利益に貢献し労働効率を高めて仕事を楽にする案を出しても、受け入れてもらへるとは限りません。むしろ、正論であればあるほど、その正論に反する行動を取つてきた人たち(経営者など)から憎まれます。私としましては、正論を直接訴へるのではなく、さりげなくちらつかせて、相手の脳裏に少しづつ刻み込んでゆくのが効果的だと思つてゐます。いづれは自分のオリジナルの案なのだと錯覚するやうになります。たとへば、数学の公式を学校で学んでもそのうち忘れてしまひますが、教はる前に自分で導き出した場合には、いつまでも記憶に残るものです。自分で考へたのだ、といふのがポイントです。職場の提案の場合も、相手にそのやうに思はせることができれば、すんなりと事が運びます。私は、「お前の案は俺のパクリだ。」と言はれることが、大きな喜びです。 Q&Aサイトであれば、学ぶことが目的です。複雑な世界や人間について、少しでも知るためには、多く人の意見を聴くことが助けになります。私は、このサイトではさうしたいと思つてゐます。逆に、他の人には判らない文章を書くことや、自己の見解の表明のみをおこなつて質問の答にならない回答は、Q&Aの目的に反します。かういふものは、Q&Aサイトに存在すべきではないと考へます。
お礼
>正論であればあるほど、その正論に反する行動を取つてきた人たち(経営者など)から憎まれます。 まったくもっとそのとおりです。 >さりげなくちらつかせて、相手の脳裏に少しづつ刻み込んでゆくのが効果的だと思つてゐます。 ホホホホホ。 >いづれは自分のオリジナルの案なのだと錯覚するやうになります。 ポジティブな洗脳(笑) >自分で導き出した場合には、いつまでも記憶に残るものです。 教育の基本なのですが、今の学校は間逆のことやってますよね。 私もその犠牲者ですが。 >「お前の案は俺のパクリだ。」 そう言わせたら成功ですね(笑)
補足
plapotaさん、お久しぶりです。 ご登場お待ちしておりました。
究極に進歩的に個性化してバラバラになり、収拾するのに全体化するというある公式があるように思えます。 最大公約数で、単色化して圧力をかけるのですから、みんな怖いですし。 近代は合理化の時代で、現代の哲学が生まれます。 はたして進歩に楽観的だと行きつく先がはたして人にそったものかという疑問がありますね。 頭を自由にすれば、最近でいえば、通信技術などですね。 SNSの発達でドーパミンが高いレベルでの浪費癖や疲れなど。検証しないといけない問題ってあります。 そもそも世界大戦にいきついたことなどが近代の疑問になったのです。 独裁者に委任して収拾するのではなく、人にそうというのはどういうことかで、 最近ではイメージ上の進歩主義、さらに反対の枠組みでなく、有機的な集団の意義の見直しなどする意義を再び考えるのが大事かと思ってます。
- Mokuzo100nenn
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社会には二つの側面があります。 一つは、ロールによる分担です。 社会の構成員一人一人に得手不得手があるので、得手を生かして社会貢献し、不得手は社会から支援してもらうことになります。 もう一つは形而上の共同幻想です。 国家や宗教など、ロールによる分担では説明しきれない部分の多くが共同幻想で説明できます。 人間は考える生き物だから幻想を持ちますが、幻想を共有することで安心感を得るのでしょう。 同調圧力は主に共同幻想に対して働きます。 即物的であることによって、過度な同調圧力を発する事もなく、また過度な同調圧力から一定の距離を置くことができます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >同調圧力は主に共同幻想に対して働きます。 なるほど。 たとえば私の嫌いな「絆」という修辞句。 ドラマや映画のうたい文句によく「家族の絆を描いています」という方がいますが、家族愛や夫婦愛も共同幻想のひとつです。 組織も同調圧力の緊張感のなかにあるわけですが、それに直視せず理念ばかりを掲げているわけです。 「~しなければならなない」という思い込みも義務や規範以外に共同幻想に対して働けくことにもなりますし。 またそこに「協調性」「社会性」という大義名分がご登場でしょう(「空気を読め」というナイスなキャッチフレーズもしかり)。 「人生は思い込みの連続性」にすぎません。 幻想かもしれないものに対し、人はどれだけ想いをかけ、欺瞞を通し、判断を誤まらせているか、自分や他人を傷つけているか。 思い込み(思い込まされているもの)をとっぱらったところに本当の自分というものが現れてくるのでは?と最近やっと結論がでたところです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 おお、また本との素晴らしい出会いが。 「ファスト&スロー」ですね。 もちろん読みます! ご紹介感謝します。