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ビジーとビジネスやオリジンとオリジナリティ
などの語源的関係を英語を母語としている人は成人するまでに日常生活の中で気がつくものでしょうか。
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日常生活の中で、という以前に学校教育の中で学ぶと思います。 学校でラテン語を教えている場合は言わずもがなですが、そうでなくても英語の授業の中で例えば、 【-y】→【-iness】で終わる単語の例(【形容詞】→【名詞】への変換): busy → business bulky → bulkiness bumpy → bumpiness cozy → coziness easy → easiness friendly → friendlines 【-n】→【-nal】→【-nality】で終わる単語の例(【名詞】→【形容詞】→【名詞】): condition → conditional → conditionality emotion → emotional → emotionality function → functional → functionality nation → national → nationality origin → original → originality person → personal → personality こうした例を見ていくことで、ある種の規則性が単語の中に潜んでいる場合があることを学んでいきます。
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- cbm51901
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コメント拝見いたしました。有難うございます。 >生徒たちには、意味の上からも関連が深いことが同時に分かるのでしょうか。 先に挙げたような一連の例を示すことによって、生徒たちは意味の関連性に(改めて)気付きます。 例えば【-n】→【-nal】→【-nality】で終わる単語の例の場合: nation → national → nationality person → personal → personality などは敢えて指摘せずともその関連性は明らかです。既に理解している生徒、何となくわかっている生徒、それまで考えたこともなかった生徒でも、同じような例をたくさん提示してあげることで、「成る程そういう法則みたいなものもあるんだ」と頭の中で思うでしょう。その上で、 origin → original → originality を見せれば、それまで気付かなかった生徒も、成る程これら三つの単語にも意味的(言語的)な関連性があるんだ、と納得する筈です。origin(原点、起源)から派生する固有の特性が original(独創性)であり、この特性を伴った能力が originality (創造力、斬新さ)というわけです。 busy → business の関係にしても、busy(忙しい)の裏には(勉強や仕事)work / business がある、と気付くのにそう時間はかからないと思います。
お礼
再度の御教示ありがとうございます。ご教示を拝見しているうちに、いわゆるカタカナ語の弊害に気がついたような気がいたします。他の単語との関連がわからないままにカタカナ語を使っていると、その言葉の本当の意味もわからないで終わるというようなことがありそうに思います。ご教示のような授業はむしろ英語のカタカナ語が氾濫している日本での英語教育に積極的に導入したほうがよいのではないかと思いました。
お礼
ご教示ありがとうございます。生徒たちには、意味の上からも関連が深いことが同時に分かるのでしょうか。日本語では起源と創造性とはずいぶん離れているように思うのですが・・・
補足
同様に生徒たちは忙しいと仕事にも相当近いものを感じているのでしょうか。