- ベストアンサー
origin とorijinalityは英語を母語としている人に・・・
普通の日本人にはオリジナリティは独創性で、あまり起源と訳されるoriginを連想することはないと思います。英語を母語とする人は、特に独創性などを問題にしない一般の人でも無意識のうちにoriginとoriginalityは連想されているものなのでしょうか。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
むしろ、「特に独創性などを問題にしない一般の人」にとって、 origin = 起源、 original = 独特の起源の、まねではない、 originality = 独特の起源があること、まねではないこと、 までが一連の連想で、 originality = まねではないことに対するほめ言葉、的な感覚ですね。
その他の回答 (2)
- ucok
- ベストアンサー率37% (4288/11421)
>普通の日本人にはオリジナリティは独創性で、あまり起源と訳されるoriginを連想することはないと思います。 どちらかというと「origin=起源」という訳に無理があるのだと思います。もちろん「起源」という訳し方が適している場合も多々あります。しかし「起源」というと、なんとなく太古の昔にあったもののようなイメージがありますよね。「origin=みなもと」でいいのです。つまり、下記リンクの辞書の一番最初の語義です。 The origin of this pop song was his idea on the intro. =このポップ・ソングの源は、彼が考えたイントロなんだ(イントロをもとに曲が生まれた)。 That's why you can feel a lot of his originality in this intro. =だから、このイントロには彼ならではのものが感じられる。 彼から生まれた、つまり彼が「創」ったものなんだから、彼の独「創」性が感じられて当然ですよね。というわけで、答えは、はい、連想します。
お礼
やはり自分の言葉でないものは身につかないのでしょうね。ご教示ありがとうございました。
面白いご指摘と思います. 日本の英語習得の過程での,辞書の使い方にも関わっています.初学者ほど,辞書の中で,一つの英単語に対応する一つの日本語単語を覚えようとします.これは自然なことです.単語カードが典型ですね. ただ教え方にもよりますが,辞書を引く時に,その単語が印刷されている場所の近くも見て,同じ語幹や語根のある単語がないかもチェックすることを勧める場合もあります. 英語を母語にしている場合は origin とoriginality は同じ仲間です.つまり同じ連想記憶の範囲内です.文脈で語尾が変化したりするだけです.日本語で「独創性」と「起源」のそれぞれの中で同じ漢字が使われていれば同類に感じるのでしょうね.たとえば,辞書を作った時に,「起源」ではなく「独源」などと翻訳していれば,そうなったかもしれませんね.昔,「野球」という単語を発明した人は,「球技」という仲間を意識して,baseball のボールを「球」と翻訳したのかも知れません.「ゴムまり」の「まり」でもよかったはずです.「野まり」?
お礼
分かりやすくご説明いただきありがとうございました。カタカナ語でオリジナリティと言ってみても、さらにオリジンから遠ざかるようにも思います。
お礼
一般的にもほめ言葉に属するというご教示は有益でした。どうもありがとうございました。