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[英語]文構造の解釈と意味についてお力添え頂きたい
[英語]文構造の解釈と意味についてお力添え頂きたいです。 下記のサイトで一文が長い文について記載されていたので、どうしてそういう訳になるのか文構造を自分なりに把握してみたのですが、主語と述語動詞は捉えられても、うまく日本語に直せない(日本語でも長い文ですので、私の日本語力不足のためかもしれません)ので、ご教示頂きたいです。長文になります。 http://eigonoyomikata.seesaa.net/article/88368808.html {}副詞句・節 ()名詞句・節 []形容詞句・節 <>動詞 My father and mother【主語】, [who believed (that I <saw>nothing in the world )[which <was not strictly coaxed> ]{into place like a vine on our garden trellis}[to be presented {to my eyes}]], <would have been badly concerned>【述語動詞】{if they <had guessed> (how frequently the weak and inferior and strangely turned examples {of what was to come showed themselves to me})}. これをスラッシュごとに直訳します。 My father and mother , who believed that I saw nothing in the world /私の父と母は私が世界の何も見ていないと信じていた/which was not strictly coaxed /(その世界というのは)厳格になだめられていなかった?/into place like a vine on our garden trellis/庭のぶどうの棚のような場所の中へ/to be presented to my eyes/ 私の目に示されている/ ,would have been badly concerned /ひどく心配しただろう/if they had guessed/もし彼らが推測していたなら/how frequently the weak and inferior and strangely turned examples /どんなに、しばしば貧弱で劣等で変に曲がった実例であるかを/ of what was to come (showed themselves)to me./(そしてもしその実例が)わたしの目の前に現れる運命にあったなら 意味を取りながら、日本語してみます。 My father and mother would have been badly concerned が文の骨子ですので、 「私の両親はひどく心配したであろう」 とまず主語と述語動詞をつなげます。 次に述語動詞の前までが主語を修飾しているので、どんな両親かを付け加えます。 My father and mother , who believed 信じていた両親 that I saw nothing in the world 私が世界の中で何も見ていなかったと信じていた両親 which was not strictly coaxed 私が厳格になだめられていなかった世界で何も見ていなかったと信じていた両親 into place like vine on our garden trellis 私が庭のぶどう棚のような場所のなかで、厳格になだめられていなかった世界で何も見ていなかったと信じていた両親 to be presented to my eyes私の目に示されている庭のぶどう棚のような場所のなかで、厳格になだめられていなかった世界で何も見ていなかったと信じていた両親 私の目に示されている庭のぶどう棚のような場所のなかで、厳格になだめられていなかった世界で何も見ていなかったと信じていた両親は心配したであろう…(1) if they had guessed how frequently he weal and inferior and strangely turned example もし彼らがどんなにしばしば貧弱で劣等で変に曲がった実例であるかを推測していたなら of what was to come showed themselves to me もし彼らが私の目の前に現れる運命がどんなにしばしば貧弱で劣等で変に曲がった実例であるかを推測していたなら…(2) (1),(2)をつなげて 【回答】 もし両親が私の目の前に現れる運命がどんなにしばしば貧弱で劣等で変に曲がった実例であるかを推測していたなら、私の目の示されている庭のぶどう棚のような場所のなかで、厳格になだめられていなかった世界で何も見ていなかったと信じていた彼らは、私をひどく心配したであろう。 【解答】 私の父と母は、私がこの世の中で目にするもので、我が家の庭のぶどう棚のぶどうのつるのように、ちょうどいい場所で枝を曲げて、私の目に見えるようにすることが、出来ないものはないと思っていたので、もし私の目の前に、未来の出来事の、貧弱で劣等で変に歪曲した(枝のような)実例が現れることがいかに多いかを推測できたならば、ひどく心配したであろう。 詳述するとこのような手順を踏んでいたのですが、どうも解答とずれていて、日本語としてもおかしいのでご指導いただけると嬉しいです。直すとしたらスラッシュ読みからだと思うので、個々の単語の概念について、また文法についてご教示よろしくお願いします。 浅学のためにこのような長い文になってしまい、お時間を割いてしまったこと深くお詫びします。どうかよろしくお願いします:)
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- wind-skywind
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coax は人が目的語なら「なだめる」でしょうが、ここではいずれにせよものなので、 「導く、動かす」で、into ~で「~の方へ」、さらに to 原形で「~するように」 最初 place が無冠詞単数なので「あれ」と思いましたが、 「適切な場所」という意味で不可算の場合があります。 into place で「あるべき場所におさまって」くらいの感覚です。 like a vine ~というのは place にかかるのでなく、coax(ed) です。 into place like a vine on our garden trellis to be presented to my eyes 「庭の格子垣のブドウのように、私の目の方に向けられるように、きちんと」 was not strictly coaxed 「(そんなふうに)細かく動かされない」 これが which につながって、nothing ... which was not ~とつながって、 「~動かされないようなものは何もない」 I saw だから「私は~動かされないようなものは何も見ない」 言いたいことは、庭のブドウのように、世の中に見えるものは何でも 自分の思うように動かすことができる、思う通りになる。 両親は私のことをこんなふうに信じているわけです。 でも現実にはそうでない、 the weak and inferior and strangely turned examples こういう例がいくらでも表れる。 という流れで問題ありません。 文法的にも the world で限定しつくされた「この世界」なので、 限定用法で修飾できません。 いろいろな「~界」があるなかで、which 以下の界、業界、世界 ということはあり得ますが。 とにかく、which 以下は nothing にかかるとわからないと話になりません。
- wind-skywind
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#2 でも説明したように >I saw nothing in the world which was not strictly coaxed ~において、 which の先行詞が nothing である、とわからないと話になりません。 こういう、名詞 前置詞+名詞 関係代名詞 ときて、関係代名詞以下が直前の名詞でなく、その前の名詞であることはよくあります。 もちろん、直前の名詞の可能性もあるわけで、どちらかを判断するのが読解力です。 特に、There is A in B. 「B に A がある」とあって、 A を関係代名詞で説明しようと思うとどうするでしょうか? 先行詞の直後において There is A which .... in B. とすると、 in B が浮いてしまって、というかまるで which 節内にかかるように感じます。 だから、There is A in B と言ってしまってから、which ~で説明するのです。 まず、そういう可能性を念頭においておくことが大切です。
SVOCとそれ以外の要素Mで分解してみます。 S(My father and mother, who believed that I saw nothing in the world which was not strictly coaxed into place like a vine on our garden trellis to be presented to my eyes,) まず主語は上記までとなります。いきなり「これが主語だ」と見極められるわけではなく、前から順番に単語が何の要素か見て行くことにより、上記が主語と分かります。それを主語の中をさらに分解してみることでやってみます。 S(My father and mother), ←M(S'(who) V'(believed) O'(that I saw nothing in the world which was not strictly coaxed into place like a vine on our garden trellis to be presented to my eyes,) 最初にあるMy father and motherは、とりあえず主語のようだ、としておきます。それに続いているのがwho belivedで、どうもwhoが主格の関係代名詞らしいと思えますので、とりあえずそうしておきます。 だとすると、whoはMy father and motherを先行詞としているはずです(他にありませんから)。belivedの次にthat I saw nothingと続くことから、どうやら名詞のthat節らしい。そこで、believedの目的語がそのthat節だとしておきます。 that節の中だけ取り出して、SVOCMで分解してみます。 S(I) V(saw) O(nothing) M(in the world which was not strictly coaxed into place like a vine on our garden trellis to be presented to my eyes) inの前置詞句ではthe worldに続いて、which was notがあり、これもどうやら主格の関係代名詞らしい。そこもSVOCMで分解してみます。 the world S(which) V(was not strictly coaxed) M(into place like a vine on our garden trellis to be presented to my eyes) 関係代名詞whichの先行詞はthe world以外には、nothingもあり得ます。とりあえず、thw worldだとしておきます(後で分かることですが、どちらなのかは、意味的に割とどうでもいい)。 into前置詞句の中もまだややこしくて、like a vineの後を見て行くとtrellisがあって、これはa vineを主語とする三単現の動詞かもしれない。もしそうならと辞書を調べると、動詞trellisだけど、三単現ならtrellisesのはず。ということは、garden trellisという名詞でないと解釈できない。そこに、to不定詞to be presented to my eyesがかかっているようだ。 the world S(which) V(was not strictly coaxed) M(into place M'(like a vine on our garden trellis M''(to V'''(be presented) M'''(to my eyes))) ここまで分解してみたものを、主語全部に当てはめてみる。 S(My father and mother), ←M(S'(who) V'(believed) O'(that S''(I) V''(saw) O''(nothing) M''(in the world M''(S'''(which) V'''(was not strictly coaxed) M'''(into place M''''(like a vine M'''''(on our garden trellis) M''''''(to V'''''''(be presented) M'''''''(to my eyes,))))))))) 「私に見える私たちの庭の格子棚のブドウのようにきちんと手入れされている場所でない世界では、私には何も分からないと信じていた私の父母」 主語はなんとかなったので、主語に続く動詞もやってみます。 V(would have been badly concerned) 「酷く心配したかもしれなかった」 受動態もしくは形容詞ですね。これはあまりややこしくない。続いてifがあり、どうやら従属節のif節らしい。ということは、仮定法過去完了なのだろう、と思えます(上記訳例は、そう思って訳しなおした)。 続くif節を、その中だけにして、SVOCMを考えてみます。 S(they) V(had guessed) O(how frequently the weak and inferior and strangely turned examples of what was to come showed themselves to me) Oの中のhowはどうも間接疑問文っぽい。 Oの中を前から読んでいくと、and strangely turned examplesがちょっと「あれ?」という感じがします。その後のto comeは不定詞ですが、続いてshowedがある。とすると、strangely turned examplesのstrangely turnedはexamplesを修飾しているとすれば、解釈できそう。 ということは、Oだけを取り出してSVOCMにしてみると、以下のようになるはず。 how frequently S(the weak and inferior and strangely turned examples of what was to come) V(showed) O(themselves) M(to me) 上記を踏まえ、if節全体で見直してみます。 if S(they) V(had guessed) O(M'(how frequently) S'(the weak and inferior and strangely turned examples M'(of S''(what) V''(was) C''(to come))) V'(showed) O'(themselves) M'(to me)) 「もし彼ら(=私の父母)が、弱々しくて劣っていて奇妙にねじまがった来るべき実例が、どれほど頻繁に私の前に現われるか分かっていたら」 以上は私のほうで独自に試みてみましたが、質問者様の分析と同じになっています。 全体をつなげると、以下のような訳例にできます。 「もし私の父母が、弱々しくて劣っていて奇妙にねじまがった来るべき実例が、どれほど頻繁に私の前に現われるか分かっていたら、 私に見える私たちの庭の格子棚のブドウのようにきちんと手入れされている場所でない世界では、私には何も分からないと信じていた彼ら(=私の父母)は、 酷く心配したかもしれなかった。」 多少、日本語的にこなれるようにするなら、以下のような訳になるかもしれません。 「我が家の手入れが行き届いたしたブドウ畑のような整った世界でなければ、私が混乱すると父母は信じていたので、弱々しく劣悪で歪んだ現実に私が何度出くわすかを思えば、父母は酷く心配したかもしれなかった。」 以上を踏まえまして、質問者様の訳文を拝読してみます。 > 【回答】 > もし両親が私の目の前に現れる運命がどんなにしばしば貧弱で劣等で変に曲がった実例であるかを推測していたなら、私の目の示されている庭のぶどう棚のような場所のなかで、厳格になだめられていなかった世界で何も見ていなかったと信じていた彼らは、私をひどく心配したであろう。 英文の解釈はできていると思いますが、"I saw nothing in the world which was not strictly coaxed into place like ~"の二重否定の訳し方で、誤解を招く恐れもあるように思います。なお、私の訳例ではseeを「分かる」としましたが、「見る」でも何ら問題ありません。 "I saw everything in the world which was strictly coaxed into place like ~"(私に分かるもの全ては厳格に扱われて~のようにされた場所、世界中が~のように厳格に扱われたものばかりの場所)の意だという点を、訳に反映させれば紛れが減らせるかと思います。
お礼
一からのご指導ありがとうございます。 文構造からの丁寧な解説とてもわかりやすかったです。これからもこのような文で質問することが多くあると思いますので、ご指導いただけると嬉しいです:)
- wind-skywind
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問題点は3点です。 1 which の先行詞は world でなく、nothing です。 私が世界で~なものは何も見ない、と信じていた 2 主節 if 節 と並んでいるので、普通は if 節から「もしも、~」と訳します。 しかし、両親が見る「素直な世間」と、現実のゆがんだ部分の対比から、 先に前者を訳すために、まず主節の主語だけ訳して、if 節を訳して、主節の述部 と持っていっています。 これは翻訳レベルのことです。 日本語と英語は基本、語順が逆なので後ろから訳す、ということが多くなってくるのですが、 そうすると流れ的に問題が生じてくることがあります。 この語順の違いで日本人は永遠に悩まないといけません。 3 最後の how 以下は guess の目的語になる間接疑問です。 「どれほど~かを想像する」 how は frequently につながり、how frequently SV 「どれほど頻繁に S は V するか」 その S が the weak and inferior and strangely turned examples of what was to come という長いかたまりで、showed が V でそのまま続きます。 これから来るべきことの、という what was to come が of につながって、 前にかかって、 「これから来るべきことの、弱くて劣っていて変に曲がっている実例」 私は個人的にスラッシュリーディングは好みません。 自分ではそうしないし、人に説明するときも(説明の一手段なのかもしれませんが) 上で申し上げた、英語通りの流れで、という意味では適しています。 私は英語は英語として日本語での訳す順番関係なく、まず、構造を理解し、 それから日本語でどう訳すか、説明するか、を考えます。
- K_Africa
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私は以下のように訳しました。 「両親は、私の目の前に広がる庭のテラスのつるのように物事が簡単には思い通りに運ばない世界を私が見ていないと信じていたので、(もしも、)弱さ(弱い人?)や劣等感(のある人?)そして妙な方向へと結果がつながるようなことがしばしば私の目の前に触れることを想像し(たとすれば)、とても心配していたのではないだろうか。」 ポイントは確かにリンク先にある通り「動詞を探す」です。 後は、係り受け、修飾の関係はどうかに気をつけることだと思います。 To my eyes,までは結構シンプルかと思います。to be presented…もそのまま庭のつるが勝手に伸びる庭のつるが眼前に広がっているというのでよいのではないかと思います。 後は、if文内では、how文の動詞とwhat文の範囲を考えることがポイントになると思います。 ご参考まで。
お礼
動詞と修飾関係はとても大事ですね。今回の件でよくそう思いました。 わからない単語は辞書で調べながら訳していますが、どうもそのまま訳を載せると日本語として意味が成り立たなくなるというか、今回は比喩が含まれているので、そこからも類推して自分で文を補わなければいけないと思いました。 またその場合は英英辞典も活用して合いそうな日本語を考えたりしなけれは間いけませんね。 こう言った文構造把握の実践的な問題をしているのでまたこのような質問をするかもしれないです。その時はまたご指導いただけると嬉しいです:)
お礼
詳しくご教示頂き、感謝でいっぱいです! いただいた説明を頭に入れながら何度も文構造と意味を考えて読んでいたら、少しずつですがスラスラ感が出てきました。 比喩を用いた英語の文を読むのはあまりなかったので、そこから意味を類推する力も必要なのだと痛感しています。 まして英語ですので、前から後ろに一気に読むには本当にたくさん練習しなければいけないと思いました。 先行詞がnothingであること、承知しました。 関係代名詞の直前が先行詞でないこともあるという例は文法書で読んだ気がしましたが、今回の件で経験として記憶できました。 またこのような文解釈は総合力が必要らしいですし、また、英語を読むには文法はもちろん大事ですが、それを踏まえた上で実際の長文にたくさん触れていきたいと思っておりますので、また何かご指導頂けばと思います。 本当にありがとうございました:)