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心理検査で出た性格や知的水準は変えられますか?
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知的能力は向上させられるでしょう? 結局は勉強したかどうかですから。 努力、或は好奇心も無にそんなテストの数値を どうのこうの考えても意味が無いと思います。 ただ、性格は変えられない。 それは、生きてきた過程で蓄積された地層の様な、 育った樹木のような人格構造体だから。 人の人格構造を建物に見立ててみれば、奇妙な形を していたり、地震や台風に弱かったり、使い勝手が 非常に悪かったりと、全く別の建築物という有様だと 思います。 でも、壊れそうな建物なら補強も出来るし、間取りが 使いにくいなら、壁を壊せる範囲でリフォームも出来る。 元々の構造は変えられなくても、くっつけたり被せたり、 部分的に壊して改造することで、全体を変身させてしまう ことは出来るでしょう。 ペルソナ、という概念があります。 必ずしも人の人格と言う物は一枚板ではありません。 殆どの人には、様々な顔が内蔵されています。 ただ、そのほとんどは自分で考えて作った顔では無く、 状況に応じて周囲に対する反射として自動生成された 受動的なものです。 それを、自分の理性でデザインし、自分の意志で 被るペルソナ(仮面・疑似人格)を造ることは出来る。 余りにも良く出来た仮面は、やがて顔から外さなくなり、 時には外せなくなります。 演じる、ということで、様々な仮面を被り分ける訓練が 出来る。 様々な演技を、考えて行い、それらがスムースに、 他人とのリンクが具合よく出来るようになっていけば、 そのペルソナは、あなたの意志で自由に操れるように なるでしょう。 全ては演技なのだと考えて、しばらく観客の反応を フィードバックする研修期間だと思ってみたら いかがでしょうか。 今のあなたは、垂直の崖をクライミングしながら、 足がかりとなる岩の凹凸を見分けられずに、ザイルに しがみ付いて身動きできなくなっているような印象を 受けます。 そして、いつでもそこは、あなたが身をすくませている その場所は、実は崖でもなんでもない、ということに 気付いて、崖だと思っている物が、自分で思い描いた 背景の絵でしかない、と理解できたなら、脱げなくなって あなたから視界を奪っていた「不本意なペルソナ」を、 顔から外すことも出来ると思います。 まあ、あなたがあなたでいることを、少しお休みしたら 手掛かりも見つかると思いますよ。