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WISC検査とは?発達障害との関連性について知りたい
- WISC検査は、知能指数を測定するための検査です。
- 発達障害の場合、生まれつきの要素や治療の有無に関わらず、同様な結果が出る可能性があります。
- 環境要因や心理的要因など、さまざまな要素が結果に影響することも考えられます。
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こんにちは。 心理士をしています。 WISCは、5歳から16歳11ヶ月の方たちを対象にした知能検査で、日本ではWISC-IVが最新版です(2010年刊行)。 知能検査を実施するときには、実施マニュアルに示された条件の範囲で、検査を受ける方の能力を最大限引き出すようにします。 WISC-IVの指標得点のパターン(WISC-IIIでは、群指数の得点パターン)は、検査が正しく実施され、受検された方もお持ちの能力を十分発揮できたとすれば、極端に大きく変化することは少ないと思います。 もちろん、発達することや、ご本人の特性に応じた、適切な支援を受けることによって伸びが見られることがありますから、「まったく変化しない」ということではありません。 しかし、2年前にWISC-IIIを受検されたときは、「不登校で鬱病状態」でいらっしゃったようですから、そのためお持ちの能力が十分発揮できなかったのではないかと思われます。 というのも、鬱病のような状態ですと、おそらく、集中力や、思考力などが低下していたと推測されますので。 ただし、これは、ご質問文にある情報だけに基づいた、あくまでも推測ですので、正しいかどうかは分かりません。 発達障害がおありのようですが、発達障害のある方のWISC-IVの結果については、一般的にによく誤解されていることがあります。 すなわち、診断名に応じて、指標得点に一定のパターンがあるということです。 たとえば、自閉症スペクトラムの方は、ある指標得点が高く、別の指標得点は低くなるといったことです。 これは、たくさんの自閉症スペクトラムの方の指標得点を平均したときに、そういうパターンが見られるということで、個々の自閉症スペクトラムの方がすべてそういう一定のパターンを示すということではありません。 まして、WISC-IVの指標得点がある特定のパターンを示したら、自閉症スペクトラムの診断がつくということはあり得ません。 知能検査の結果は、数値だけを拝見しても適切な解釈が難しいものです。 検査場面での様子の他、普段の生活の中での状況、学業、対人関係など、ご本人の状況もあわせて、結果を読み取る必要があるからです。 検査結果や、その解釈などについて、疑問がおありの場合には、検査を実施した心理士の方に直接お聞きになるのがもっともよろしいと思います。
お礼
有難う御座います 前回と今回とでは検査実施病院が別です 前回の検査では 過睡眠で検査直後に待合室で眠っていた状態で子供の状態も話も聞いてもらえず ただ知的障害だから人とコミュニケーションが取れない広汎性発達障害です 学校なんか行かなくてもいい家庭教師でも付けていたらいい 学校なんか行っても仕方ないと言われました 今回受けた病院の先生は娘さんがADDでとても親身に話を聞いてくれる先生なので信頼できます 普段の様子からも友達が多く思いやりもあり 友達を大切にする子が前回の結果のコミュニケーションが取れない広汎性発達障害とは思えず 今回の結果のADDだと思います 忘れ物 半端ないケアレスの多さですし 結果が違うのは前回が寝ぼけてて処理速度が遅くなり 逆に有意差が無くなった可能性も考えられますね 回答有難う御座います