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どういう風にイメージすればいいんでしょうか?
ふと、物とは何だろうと考え疑問が湧いてきました。 式)E=M*V^2 物体が普通の速さで動くときのエネルギーの式です 疑問1) E=M*Vだったらわかりや憂いんですがV^2 としてるのがわからない。もしMVのままだったら どうなるんだろう。 疑問2) MVがわからない。違うものをかけちゃっていいの? って感じなんです。例えば5*6をかけたって同じ数字だから 違和感はないんですが。物体と速さをかけること自体が変です。 単位も違うし、系ってこういう事をいうんでしょうが、系が 違うと思います。 余談) Vは速さで、速さは距離割る時間だから(S:距離,T:時間) E=M*(S/T)^2 a)E=M*(S^2/T^2) Sは距離だから2乗すると面(2次元) b)S^2=(E/M)*T^2 Sは距離だから3乗すると立体(3次元) c)S^3=((E/M)T^2)*((E/M)T^2) =(E^2*T^4)/(M^2) 式a,b,cをイメージしたいんですができません。 イメージできると数学が楽しくなると思うんですが。 数学を面白くしたい。物の本質まで追求できない。 能力不足です。ジレンマです。 どういう風にイメージすればいいんでしょうか?
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なるほどー。 これ、お気持ちわかりますよ。 なんで、こんなのとこんなのを掛け算したり、あるいは2乗してみたりするのだろう? 不思議ですよね。 色々と説明方法の種類はあると思うのですが、こういうのでどうでしょう? 重さ(質量)が100gが、ある場所に静止していたとして、そこに重さ200gのものが時速10kmでぶつかったとしましょう。 100gの物は弾き飛ばされ、200gの物も、最初の速さよりは遅いけれどもある程度の速さで動いています。 そして、あるお方がヒラメいて、試しに、衝突前後の両者の、速さを調べ、さらに、「重さと速さを掛け算したもの」を計算してみたら、衝突前後で、「重さと速さを掛け算したもの」の合計が正確に一致することがわかったのです。 しかも、ぶつかる角度や、はじき飛ばされた方向がどんな場合でも、また、たとえ、弾性が良くても悪くても、測定して計算すると、同じ法則に当てはまります。 ん? なんだ、これは!? すごい発見だ! というわけで、 そういう世の中の法則(物理)を数式で表わすときに、「重さと速さを掛け算したもの」を使うと説明しやすいことから、それを「運動量」と名づけたのです。 そして、その法則をエネルギー保存の法則と言います。 そういう数式は、いわば、人間が勝手に考えたものではありますが、世の中の真理を説明するときに便利だから出来たものなのです。 このように「重さ」と「速さ」のように、全く違う単位のもの同士を掛けたり割ったりすることは、日常でもあることなんですけどね。(むしろ、足したり引いたりすることができません。) 3人の労働者を雇って4日働いてもらうと12人日、 100ワットの電気を50時間つかったら5キロワット時。 さて、次に なぜ2乗が式の中に出てくる場合があるのか? この理由は、基本的には、上の説明と同じで、エネルギーという概念とルールを一つ決めておけば、やはり、たまたま世の中の法則の説明にピッタリ合うし、便利だからです。 しかしながら!!!、なぜ世の中の法則が「2乗」で出来ている場合があるは、たしかに不思議ですよね。 これは、実は、微分積分に関係します。 「1乗の積分が2乗になるから」です。同様に、2乗の積分は3乗になります。 たとえば、二等辺直角三角形の面積を積分で求めましょう。 底辺を左端から右端にいくまで、高さはゼロから最大高さまで一次関数的に増えます、この、刻々と変わる高さをxと定義すると、面積はxの積分で求めることができます。 xの積分はxの2乗÷2。 これは、辺の長さの2乗÷2が面積になることを示します。(底辺×高さ÷2と全く同じことです。) ここに2乗が出てきましたね。 しかも、「÷2」が付いているのが何かに似てませんか? 私も未だに不思議に感じるんですが、物理法則に2乗がよく出てくるのは、微分や積分と関係があるんですね。 微分積分にある程度慣れてくると、微分積分を使わない説明のほうが、かえってわずらわしくなったりします・・・というか、説明できないことが沢山あります。 なお、ご質問の「余談」で、式を色々いじるのを書かれていますが、これ、私も学生時代にやりました。(笑) ですけど、そういう数式いじりというのは決して馬鹿に出来ないことで、例えば、相対性理論は、ただ「光速一定」というヒラメキ一発で、そこからは、まさに数式いじりだけからできた理論と言っても過言ではないかもしれません。
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- sanori
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すみません。 先程間違いに気づきました。 No.4の文中で --- それを「運動量」と名づけたのです。 そして、その法則をエネルギー保存の法則と言います。 --- とありますが、下記に訂正します。 --- それを「運動量」と名づけたのです。 そして、その法則を運動量保存の法則と言います。 --- 失礼しました。 投稿前に文章をあれこれ直しているうちに、かえって肝心のところを間違えてしまったようです。 まあ、ストーリー的には、同じことです。 有名な物理法則のほとんどは、最初に式や物性量の定義ありきではなく、ある式を適当に作ってみたら、たまたま世の中の現象とピッタリ一致することに昔の偉人が気づいたから、その式や定義が今も「法則」として言い伝えられている、という考え方でよいと思います。
お礼
訂正ありがとうございます。 あのあと積分をいろいろ考えてました。 Y=F(x)のとき 面積=((F(b)+F(a))/2)*(b-a) でa=0とおいたら三角形の公式になりました。 しかし、曲線の場合正確ではないような・・・ どうも図を書かないと理解できません。 >昔の偉人が気づいたから、その式や定義が今も「法則」として言い伝えられている、という考え方でよいと思います そうすることにします。いろいろありがとうございました。
- mmky
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疑問2) MVがわからない。違うものをかけちゃっていいの? 参考程度に MとVは同じような単位のものです。違うものではありません。Mは密度ρに体積Vをかけたものです。密度の単位は本来的には無次元ですが物理的には1m^3 の水の質量を基準単位量として1Kg としたので密度の単位が[Kg/S^3 }のようになっているだけですね。 つまり本来の質量Mの次元は体積の次元[S^3]でしかありません。 だから, MV=ρ*S^3*S*T^-1=ρ*S^4*T^-1 これは単位時間での体積の総量を表しているだけですね。立方体ですとS^4になって分りづらいかもしれませんが面密度ρsの平面が動いたと考えると ρsS^3*T^-1となって分りやすいでしょう。 物理学では数学と違ってρS^4*T^-1=Kg*S*T^-1 と表現しているのですね。 また単位時間での体積の総量といわずに運動量といいますね。つまり、どう呼ぼうが長さと時間と密度が全てであるということですね。 ちなみに、エネルギーの単位はρS^5*T^-2 ですね。運動量はS^4, エネルギーはS^5 の単位ですから物理的だと三次元ですむけど、数学的には四次元以上の概念が必要ですね。
お礼
回答ありがとうございます。 >Mは密度ρに体積Vをかけたものです Y座標を密度、X座標を体積にして、積分した結果だということですね。 >MV=ρ*S^3*S*T^-1=ρ*S^4*T^-1 これは単位時間での体積の総量を表しているだけですね そういう風にぱっとひらめくようになりたいです。 >つまり、どう呼ぼうが長さと時間と密度が全てであるということですね。 なんかわかったような気がします。
- nabla
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昔運動の勢いをあらわすものとして、何が適当かという論争がありました。 デカルトは、mvとあらわされた量はどんなに複雑にぶつかっても、外から力を加えない限り不変であるためmvとあらわすべきだと主張しました。 ライプニッツ(だったかな?)はものを投げたときに上がる高さが速度の2乗に比例することからmv^2だと主張しました。 そうしてこれらは現在それぞれ運動量・運動エネルギーという形で受け継がれています。(運動エネルギーは後に1/2が付くことが分かりましたが) これらの物理量は、一見どちらも質量と速度からできていて同じように見えますが、それぞれ少し違った特徴を持っています。 まず一つ大きな違いは、運動量はベクトルで運動エネルギーはスカラーであるという点ですね。 そして、運動量は宇宙全体で見れば必ず保存しますが、運動エネルギーは簡単にその量が変化してしまいます。(ポテンシャルはあたかもエネルギーの総和は不変であるかのようにつじつま合わせで取り込んだものです)そう言う意味で運動量の方が本質的な量かも知れません。 また別に違う単位同士をかけたり割ったりするのは普通ですよ。
お礼
回答ありがとうございます。 >運動量・運動エネルギー >運動量はベクトルで運動エネルギーはスカラー >ポテンシャル これらをよく理解していなかったようです。今、調べなおしてる最中で、基本の基本でこけかかっている状態です。 >運動量の方が本質的な量かも知れません 間違いだらけの質問だったのにフォーローしてくださって申し訳ないです。あと、質問の式cは右辺が4乗になってしまってるので、本当はルートでしなければならなかった。と後悔してます。
- SteveStrawb
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1) E=M*V^2 これは間違えですね。 E=(1/2)*M*V^2 です。 > E=M*Vだったらわかりや憂いんですが この場合のEは「運動量」っていうやつになりますが。 2) 質問の意味がわかりませんのでパス。
お礼
訂正ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。あやしい計算式の質問なのにフォローしてもらって申し訳ないです。 なんかスッキリした感じです。エネルギー保存の法則がどうやってできたのかとてもわかりやすかったです。 >3人の労働者を雇って4日働いてもらうと12人日、 >100ワットの電気を50時間つかったら5キロワット時。 新しい単位(系)はこうやって作ればいいんですね。 積分はもうちょっと調べてみようと思います。 >ですけど、そういう数式いじりというのは決して馬鹿に出来ないことで、例えば、相対性理論は、ただ「光速一>定」というヒラメキ一発で、そこからは、まさに数式いじりだけからできた理論と言っても過言ではないかもしれません。 積分でY軸をMVにしてX軸をTにしたら、エネルギーが MVTになっちゃいました。V=2Tなんて変な式が出てきちゃって、多分、積分と運動エネルギーの考え方がおかしいんでしょうね。 どうもありがとうございました。(^^)