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日本の飛行艇テクノロジー

紫電改の川西の後継が、新明和工業で 飛行艇を今も提供しています。 世界の飛行艇に比べ、」日本の飛行艇の 優れたところ、今ものこる卓越、そして現在の テクノロジーを教えてください。 また今後の成長性が分かれば教えてください。

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  • eroero4649
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回答No.2

まずもって、大型飛行艇そのものが世界でほとんど作られていないジャンルです。アメリカやカナダでは、PBYカタリナ飛行艇が今でも消火機として使われています。そう、第二次大戦で米軍が使っていたアレです。 なぜPBYが現在も使われているのかというと、理由は主に二つです。 ・わざわざ新しいものを買うお金がない ・PBYの構造が単純で整備も難しくなく、きちんと整備していれば充分使える カナダでは小型機であるボンバルディア改造の飛行艇が使われ、ロシアはさすがに広い国なので需要もあって生産しているようですが、要するにロシア機以外はほとんど作られていないわけです。そして、なんぼなんでも性能面でいえばロシア機とは比較対象にもならんわけです。ただ、ロシア機のいいところは、ロシア製のもの全般にいえることですが構造が単純でお手入れしやすくて頑丈だということです。田舎の修理工場のおっさんでも整備ができるところがいいところです。 初飛行が80年も前の飛行機がいまだに使われているというのが、現状を表していると思います。 >また今後の成長性が分かれば教えてください 成長分野であれば、エアバス社などの大手メーカーが触手を伸ばすでしょう。海難救助と山火事消火くらいにしか使いどころがないので、成長は見込めません。その海難救助に対しても、もし海が荒れていれば着水することができません。ホバリングで遭難者の真上まで行くことができるヘリコプターに比べると効率が悪いといえます。また、ヘリコプターの場合は病院にヘリポートがあれば直接輸送できますが、飛行艇の場合は車輪がついていても一度飛行場に降りて、そこからヘリか救急車で病院に搬送しなければなりません。 海難救助での飛行艇のメリットは、ヘリコプターより早く、長い時間現場を捜索できることですが、これは飛行艇ではない小型機でも代用は可能です。 山火事消火では、カナダやシベリアのようなあちこちに湖があるところなら、湖に着水して水を補充し、現場に大量の水を撒くことができるというメリットがありますね。しかしオーストラリアのようなそもそも水がない砂漠の国では水の補充先がない(海の近くではあまり山火事は起こらない)ので、運用可能な国は限られてしまうというのはありますね。 ヘリコプターの運用も難しいような南の島では災害救助などで需要はあるかもしれませんが、そういう地域は観光以外に産業がなく、リッチな飛行機をバンバン買えるお金なんかを持っていないのが悩みどころですね。

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  • mpascal
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回答No.1

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