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紫電改の実力
こんにちは。 私は子供の頃から零戦、長嶋、卵焼きが好きで育ちました。 大人になってからにわか勉強ですが、大戦終盤になってやっと零戦の後継機といわれる紫電改 が投入されました。遅すぎました。 ただし、いくらもっと前に紫電改が大量に投入されようとも米国との国力の差には戦局はあまりかわらなかったでしょう。ただ、終戦が伸びただけになったでしょう。 前置きはこれ位にしまして本題ですが、 紫電改は2000馬力級の出力を誇り、零戦の弱かった防弾設備もあったと聞きます。 そこで、当時世界の主な戦闘機との総合的な比較で順位をつけるとしたら、どんな順位になるでしょう。 ○比較戦闘機 紫電改 F6Fヘルキャット P47サンダーボルト P51マスタング スピットファイヤ メッサーシュミット フォッケウルフ ○比較要素 操縦性 スピード 航続距離 旋回性能 武装 生産性 等。 これらの飛行機は海軍あり、陸軍ありで又使用用途も違うと思いますが、客観的にみて総合順位 をつけるとしたらどのような順位になるのでしょうか。 お暇な時で結構ですのでよろしくお願いします。
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あくまでも同時期で並べますね 紫電改 F6Fヘルキャット P47サンダーボルト P51マスタング スピットファイヤ…MK9 メッサーシュミット…Me262 フォッケウルフ…Ta152 全てにおいて紫電改が劣っております 紫電改って戦後の漫画や源田実のおかげで有名になりましたが、そもそも源田実の話が眉唾なんです 敵機を170機ほど撃墜したと豪語(失った機数は約70機)なのですが ・ ・ ・ 実際は13機ほどしか撃墜してはおらず(米軍の未帰還機機数より算出)、敵機撃墜に対する交換比率は敵機1機につき紫電改5機失う勘定でした 米軍が45年に入ってから警告を発していたのはオスカーこと隼です えっ?と思うかもしれません 隼って凄くバランスの良い機体だったために低中速における上昇性能が優れていまして、空中戦に入ると鈍重な米軍機では加速が追いつけず上昇時に引き離され、その後降下してくる隼に機銃掃射を受けてしまうんだそうです 夢を壊してゴメンネ
1.P51マスタング 総合性能で圧倒。ただ、意外と脆弱らしい。 2.P47サンダーボルト 耐久性能が飛びぬけてすごい。 3.スピットファイヤ 後期型のエンジンでメッサーを凌ぐというイメージ 同点 フォッケウルフ 生産性も性能も高い。最終型のTa152がもっと量産されてたらも一個上位に。 5.メッサーシュミット 悪くはないけど、フォッケウルフの方に力をいれるべきだった。 6.紫電改 戦闘機は結局、エンジン性能。欧米に一歩劣る。 7.F6Fヘルキャット 艦上戦闘機故の制約があり、陸上戦闘機には敵わず。
お礼
1945年を断面として比較するとやはり下の方ですか。 元々水上戦闘機(強風)がベースですが、これがあと2、3年かけて熟成されていったら話は変わっていたかもしれませんね。 同じ時期に「疾風」という陸軍機が登場しますが、いずれも時期遅し、性能イマイチってことですね。 解りやすい解説有難うございました。
プラモデルで育った世代には、戦争の良し悪しは別として・・・ プラモデルを組み立てては、仲間と、どれが最強かなんて考えましたね。 戦車はドイツのタイガーで決まりでしたが、戦闘機は意見が分かれましたね。 P51ムスタングが最強でしょう。 ヨーロッパの戦闘機は局地戦仕様なので航続距離が短いので、除外です。 紫電改は次点かな~。 当時の日本の燃料の質が悪かったようで、戦後、米軍の燃料で飛燕を飛ばしたら 時速700Kmを超えたそうです、その事を鑑みると、紫電改が同点かな・・・ P51ムスタングは飛燕のパクリでないかと、子供の頃から思ってます。 第二次大戦の戦闘機のチャンピオンは「零戦」で決まりでしょう。 (日本海軍ではレイセンと呼んでました) ビルマの上空でスピットファイヤーとゼロ戦と一度だけ戦ったとの、搭乗員の 手記を読んだ事があります、戦闘機の数は失念しましたが、ゼロ戦は被弾が3機で スピットファイヤーは5機撃墜されたとの内容でした、子供心に、嬉しくて 記載されていた毎日新聞を保管していたのですが、度重なる引越しで、紛失してしまい、 悔しい想いは未だに・・・ メッサーシュミットがゼロ戦の半分の航続距離が有ったなら、ドイツの爆撃機が あれほどスピットファイアーの餌食にはならなかたのでは? 映画「空軍大戦略」を観て、思ったりしますね。 それにしても、日本の戦闘機はどれも美しいデザインです、機能一点張りの、米国 やヨーロッパの機体とは、一線を画す物が有りますね。 プラモデル世代の夢想でした。
お礼
色んな情報を見てもP-51ムスタングが総合1位のようですね。 私も飛燕のスタイルをパクッたんじゃないかと思いましたよ。 また、後期型では零戦の水滴型キャノピーをパクってますね。 更に、ロールスロイスのマーリンエンジンを積んじゃって、アメリカのエンジンを積めばいいのに。なんちゃって。 紫電改も零戦も良質なオイルと燃料を使用すればかなりの性能アップが図れたでしょうに。 零戦の話ですが、43年2月、オーストラリア ダーウィンにてオーストラリア軍のスピットファイアのレーダー待ち伏せの中に突っ込んで行った零戦隊との空戦でスピットファイヤ42機喪失、ゼロ戦5機喪失という記録があるそうです。この頃はまだ零戦隊のパイロットの技術が優れていたのでしょう。 「バトル・オブ・ブリテン」私も何回も見ていますが、あのスピットファイヤのマーリンエンジンの音、いい 音してますね。あのエンジン音を聞きたくて何回もDVDを見てます。 メッサーシュミットは着陸装置に課題があり、撃墜された数と同じ位離着陸時の事故が多かったと聞いてます。 F6F、アメリカらしい無骨なスタイル。 P47、いかにも頑丈そうですね。どちらかと言うと戦闘爆撃に使われたようです。ベトナムで活躍したA-1スカイレーダーが似てますね。 フォッケウルフ、知名度でメッサーシュミットに隠れているようですが、なかなかの実力。 こうなると知識に素人の私はむつかしいですが、艦載機、海軍局地戦闘機、陸軍護衛戦闘機、空軍戦闘機等 使用目的は区々で開発目的も違うのですが、あえて個人的に順番をつけるとすると、 (1)P51 (2)紫電改 (3)スピッとファイヤ (4)F6F (5)P47 (6)メッサーシュミット、フォッケウルフ という感じかな。 零戦は特別賞です。 ちなみに戦車の1位はT-34(ソ連)です。 なにせ、タイガーをドイツに押し戻しましたからね。 ただ1対1では敵わないですが。 小学生から中学の頃、零戦、隼、P51等のプラモを作り天井から吊るしていました。 机の上にはT-34やシャーマンがあり、来年のお年玉では何を買おうか、なんて想像してました。 R2011Tさん、当質問に時間を割いていただき、ありがとうございました。
お礼
源田実大佐の話は賛否あるみたいですね。 ちばてつやさんの漫画を読んで紫電改はなかなかのものだな、と思っていました。 しかし、終戦までに450機程度しか生産されていなかったことは知りませんでした。 ましてや、元々水上戦闘機の「強風」を改造して零戦の後継としての制空戦闘機に仕立てたあたり、当時の 軍上層部のあせりとか、付け焼き刃に思えます。 1945年当時は日本全体の戦闘機不足、パイロット不足でしたから、空戦になれば日本機1機に対し敵は 2機3機で応戦したことは想像に易いです。 隼も名機ですね。せめて両翼に12.7mmぐらいの機銃を持っていたら敵はもっと脅威だったでしょう。 戦争そのものは絶対反対ですが、飛行機そのもの或いは戦車等の話は酒でも飲みながら一晩じゅう話しても 飽きません。 ありがとうございました。