- ベストアンサー
お釈迦さまに戒名はありますか
お釈迦さまも寿命によりなくなったとしたら戒名を誰かが授けたのでしょうか。
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
No.4です わざわざお礼を記入頂きありがとうございます。 お礼のなかにご感想といいますかご質問のようなのがありましたので追加で書かせていただきます。 >輪廻というのも体の中の物質がいつも入れ替わっていることの続きのようにも思います。 このように捉えられても一向に差し支えはありません。 似たような考え方の中に、人が長い人生の中でその時々に応じた人格といいますか心の動きを表したものだという考え方もあります。 例えば、人は時には争い(修羅)ときには物欲、金欲にとらわれ(餓鬼)、性欲に囚われ(畜生)耐えがたい苦痛に見舞われ(地獄)はたまた幸せの絶頂感に浸る(天)ことをグルグル繰り返していることを示唆している、という受け取り方もあります。 >否応なしに我執を忘れるのが死ぬということでしょうか。 難しい問題提起ですね~ 確かに、死ぬこととして使われる涅槃という言葉には我執から脱却した境地という意味があります。 これも、涅槃の境地に達するのは難しくて凡人では死ぬ以外に到達できない、という考えかたからきたものです。 我執をわすれるのも涅槃の境地も難しいから、死ぬということと同じだ、とは考え難いでしょう。 ご提示の問題を頓悟できれば、死生観などに全く拘る必要がなくなるかと思います。
その他の回答 (6)
- kurinal
- ベストアンサー率10% (128/1195)
kaitara1様、感動いたしました。 「釈迦に戒名」 (国語)辞書を調べても、出て来ませんでした。 「後世」なら、戒名付け放題、でしょうか。
お礼
戒名は墓と密接な関係があるように思います。商業仏教という言葉があるかどうかわかりませんが・・・。
- chie65536(@chie65535)
- ベストアンサー率44% (8740/19838)
>戒名はだれが始めたのだろうと思いました。 前の回答の通り、仏教が中国に伝来した際に始まった習慣なので、中国の仏教徒だろうと思われます。 >戒名がなくても成仏は可能なのでしょうか。 「成仏できる/できない(死後に極楽や天国に生まれ変われるかどうか。死後も霊魂が現世をさまよってしまうかどうか)」と言うのは、日本古来の死生観が仏教に入り込みできあがった、日本独自の思想です。 本人の徳が高ければ、戒名なんか無くても死後に極楽や天国に生まれ変わる事は可能だと思います。 本来の「成仏」とは「さとりを開いて仏陀になること」であり、お釈迦様のように「生きてるうちにさとりを開いて仏陀になる事も可能」なのです(生きているうちに成仏に成功したのは、いまだかつて、お釈迦様ただ一人だけですが)
お礼
いろいろな考え方が可能なのでしょうね。ご教示ありがとうございました。
ありません 戒名というものは仏教が中国へ伝わった後に中国で考えられたものです。 お釈迦様はインドの方ですから戒名はありません。 元々仏教というのは輪廻転生ですから亡くなって49日経てば何か他の世界に生まれ変わっています。 例えば畜生道であれば動物や虫に生まれ変わっています。 亡くなった人に名前を付けてもどうにもなりません。 この考え方は現在のインドのヒンズー教でも受け継がれています。 いらなくなった遺体は焼いて残ったお骨はガンジス川に流してオシマイです。 従ってインドにはお墓というものがありません。 当然戒名も位牌もありません。 注)インドでは仏教はヒンズー教の一つの宗派と受け止められています。 蛇足 仏教というのはこの輪廻転生から逃れて永遠の仏になることを願う教えです。 成仏というのはこのことを指しています。 もし成仏してお釈迦様と同じ仏様になっているのであれば、回忌だの供養だのというのは辻褄が合わなくなってしまいます。 この辻褄が合わないこともみ~んな受け入れてしまうのが仏教です。 この為に西欧では仏教は宗教か哲学かという議論が今でもされています。 日本の永平寺などと修行している外国の人もこの哲学の部分に魅せられた人達です。 沢山の外国人が修行して悟りを開いて、中には地方のお寺で活躍している人もおられます。
お礼
いろいろ教えていただきました。輪廻というのも体の中の物質がいつも入れ替わっていることの続きのようにも思います。骨に限定してしかもつぼの中に収めるというのはいかにも輪廻と正反対のように思います。散骨がよいかどうかは別にして否応なしに我執を忘れるのが死ぬということでしょうか。
- あずき なな(@azuki-7)
- ベストアンサー率16% (1963/11745)
はい 釈迦と言うのが実は戒名らしいです 彼はゴータマ・シッダールタと言う名前です 仏陀や釈尊とも呼ばれていますが これも戒名らしいです
お礼
そうですか。大切なのは名前ではなく考え方でしょうね。ご教示ありがとうございました。
- chie65536(@chie65535)
- ベストアンサー率44% (8740/19838)
戒名は仏教が中国に伝わった際、号の風習を取入れて生れたものであるといわれています。 つまり「それ以前には、戒名と言うモノは無かった」のです。 >お釈迦さまも寿命によりなくなったとしたら 日本では、戒名は「亡くなってから付く」のですが、本来は、仏門に入った証、戒律を守るしるしとして、師僧より与えられる物で、生きている時に授かります。 なので、お釈迦様(俗名ゴータマ・シッダッタ、Gotama Siddhattha)には、戒名ってのはありませんし、亡くなったから戒名が付く、と言う事もありません。 亡くなってから戒名が付くのは「日本独特の物」です。日本人ではない仏教徒、海外では通用しません。
お礼
なるほど、そういうものですか。どうもありがとうございました。あの世での名前ではないのですね。
- aokii
- ベストアンサー率23% (5210/22062)
ありません。2,500 年前に インドでお釈迦様が始めた仏教には、戒名の制度や習慣が存在しませんでした。
お礼
戒名はだれが始めたのだろうと思いました。戒名がなくても成仏は可能なのでしょうか。ご回答ありがとうございました。
お礼
大変為になるご教示でした。どうもありがとうございました。